イライラをぶつけるためにTwitterで呟いた万琴。
普段滅多に付かないコメントだが、この日は珍しくコメントが付いた。
この出来事が万琴を大きく変えることになる。
台所で朝食(昼食)を済ませた万琴はダラダラと自室への階段を登る。
バスケで鍛えられた筋肉は見る影もなく、180センチの身長のせいもあってモヤシのようだ。
ちなみに今日の朝食(昼食)は冷凍のピラフだ。
レンジでチンするだけの簡単なものだが、無気力な万琴にとってはそれすらもめんどくさくなっていた。
自室に戻った万琴は再びパソコンを開く。
すると先ほどの呟きにコメントがきてることに気づいた。
前の話でコメントが付くことは滅多にないと書いたが、
たまに付くコメントは万琴の呟き方(主にアニメキャラのなりきり)に対する批判なのでまともな会話になることはない。
「どうせまた批判コメか?暴言しか吐けない三下クソニート共!平日の真昼間からTwitterなんてやってねーで働け!」
最近思う。俺性格ゆがんだなぁ…。
「クックック…。漆黒のレクイエムを奏でてやろう。今日も論破してみせようぞ!!」
最近思う。俺厨二病だなぁ…。
万琴は元々なりきり気質はあったのだが、アニメを見るようになってからは厨二化するほどにまでひどくなってしまった。
もちろん自分で気づいてはいるのだが、こうしている時は気が休まるので止める気はない。
言ってることは支離滅裂だが、Twitterでの会話に関しては饒舌なので、批判コメントをねじ伏せるのが生き甲斐と化してる節もみられる。
「さて、今日はどんな風にねじ伏せようかなぁ」
一般人ではありえない期待をもち万琴はTwitterを開く。
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名前 はるる
本文 まこっちゃんさんってアニメよく見るんですかー??
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たった一言だがまともな返信だった。
「なんだなんだァ、なんですかァ!?なんでまともな返信来てやがンですかァ!!??」
あまりの衝撃に一方○行のような口調になってしまった。
「でもこれってまともな会話できそうだよな…」
ボソッとまともな方の万琴が呟いた。
そして返信。
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名前 まこっちゃん
本文 見ます見ます(*^^*)
でも見始めたのは最近なんでメジャーなのしか…
俺○妹とかはが○いとか、あと進撃の○人が好きです!!
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「よし!久々の会話だから緊張するな」
そういう万琴の口元はほころんでいた。
返信はすぐに来た。
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名前 はるる
本文 私もそれ全部みました!!
好きな作品同じで嬉しいです^_^
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それから何通かやりとりをして相手が同級生でこの辺に住んでいること、今日風邪で学校を休んでること、そして学校が進学校でアニメを語れる友人がいないことを知った。
「久々に楽しい話ができたな。なんだか少し気も落ち着いてきた気がする」
ネガティブ万琴の口から珍しく暖かい言葉が生まれた。
そんな時、思わぬ返信が来た。
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名前 はるる
本文 今度実際に会って、映画でも見ませんか?
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「な…んだと」
1年間引きこもってた万琴にはハードルの高いお誘いだった。
こんにちは!
るうとです(*^^*)
今回は第二話です。
いかがでしょうか??
なかなかの駄文、万琴のキャラwww
難しいですが頑張ります!