武装神姫 蒼い月と紅い太陽   作:オーバーマスター

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アニカが家にやってきて、キリアと打ち解けると、

アニカは、キリアに突然、「バトルする?」と話を持ちかけてきた。

武装神姫外伝シリーズ第4話!!


戦い

「へえ~、これがあなたの神姫なの。」

 

アニカはキリアのことを不思議そうに見る。

 

隣に引っ越してきたアニカ。

 

そんな自分は外で話すのもなんなので家に招き、家にいたキリアが気になったのかキリアといろいろな話をしていた。

 

「じゃあ、前のマスターのこともわからないの。」

 

「ええ、今はマスターの家でお世話になっているので今のところは不自由はありません。」

 

「そう・・・。大変だったのね。」

 

「あっ、そうだうちの神姫も紹介するね。たぶん今引っ越しの後片づけ終わったころだと思うから。」

 

アニカは席を立ち、外に出る。

 

数分後、アニカは再び家に戻ってくる。

 

「紹介するね、ストラーフ型のスレア。」

 

「スレアです。よろしく。」

 

カタログなどでは何度もストラーフ型を見たが直に見るのは初めてだった。

 

「アニカも神姫もっていたんだ。」

 

「もちろん、もう今は、誰もが神姫を持っている時代なのだから。」

 

なぜかアニカとは気が合い今ではいろんなことを話せる仲にまでなった。

 

「ねぇねぇ、恭一はもう神姫バトルはやったの?」

 

神姫バトルとは、自分の持つ神姫をバトルフィールドで神姫同士戦わせるとういうゲームようなものだ。

 

「いやまだ・・・。」

 

「それじゃ今度、キリアといっしょに神姫バトルしようよ。」

 

「いやでも、やったことないし。」

 

「大丈夫、私が教えてあげるから。」

 

というわけで、

 

街中にあるゲームセンター。

 

ゲームセンターの中では様々の神姫が戦っていた。

 

初めてきたのでそこでの光景がすべて新鮮だった。

 

「それじゃ、まず神姫に持たせる武器を選びましょうか。」

 

ゲームセンターの中には神姫関連の武器やコスチュームなどが販売していた。

 

ショップのは外見からは小さいが中に入ると意外に広かった。

 

たぶん正面の出ている部分が小さいので外見的に小さいという第一印象がのせいだろう。

 

「いらっしゃい。」

 

店の奥から出てきたのは、肌が黒く、金髪、そしてサングラスという、いかにも悪そうに見える外見だった。

 

「紹介するね。彼は恭一。私のクラスメイト。」

 

「そして一見悪そうに見える彼はジェス・アンダーソン」

 

「ジェスって呼んでくれ。」

 

「恭一は今日初めて神姫バトルするからお勧めの武器とか教えてあげて。」

 

「あいよ。」

 

「じゃあ、私は買いたい物があるからいろいろ見ていて。」

 

そういって、アニカは店を後にした。

 

「それじゃ、初心者ならまずバトルの簡単な説明するぜ。」

 

それから、ジェスとバトルや神姫の特性などの話をした。

 

ジェスと話したことを大まかに話すと。

 

神姫バトルでは、自分の好きな武装、いわゆる武器や装備など好きにできるというシステムらしい。

 

近距離を優先にするか遠距離を優先かそれを決めるのはマスターである自分でもある。

 

「・・というわけで、神姫に関するお話は以上。」

 

ジェスによる神姫の説明は終わり、

 

そして、本題である武器をどれにするのか、

 

武器は大きく分けて25種類ある。

 

ナックル、ダブルナイフ、ドリル、パイルバンカー、小剣、ロッド、槍、ダブルブレード、大剣、斧、ハンマー、楽器、

 

ハンドガン、機関銃、ライフル、ガトリング、ショットガン、ランチャー、バズーカ、浮遊機雷、粒子ブラスター、投擲、爆弾、

 

ミサイル、ビット、という25種類の武器が存在する。

 

さらに細かく分けるとかなりのものになる。

 

「初心者ならこの武器はどうかな?」

 

ジェスから渡されたのは、小剣、ダブルナイフ、ハンドガンという標準装備。

 

「あと、武器があっても、防具がないとあっという間にハチの巣になりかねないから、余っているこの装備をプレゼントしよう。」

 

渡してくれたのは、黒いボディーの軽装な防具、

 

ジェスが作ったらしく、この世に一つしかない防具らしい。

 

「そんな、こんな大事なものもらえません。」

 

「気にするな。それにきっとその神姫ならきっとお似合いさ。それにうちの神姫はあまり気に入っていらないらしい。」

 

「あたりまえですよ。」

 

突然、テーブルの上にいたエウクランテ型の神姫に気づく。

 

「ああ、びっくりした。クラン帰っていたのか。」

 

「はい、買い物から今帰ってきたところです。」

 

「それにマスターあんな装備、私に似合いませんから。」

 

「あのマスターどうですか。」

 

ジェスとがクランの喧嘩している間に装備が終わったキリアの装備を見る。

 

キリアの装備は、なぜか似合っていた。

 

かわいいとかではなく、かっこいい姿であった。

 

黒いからあまり見栄えは良くないが、しっかりとした装備であった。

 

「ほぉ~。我ながら言い装備だな」

 

ジェスは自ら作った装備を自分で褒める。

 

「おまたせー。」

 

そんな中、アニカが買い物から帰ってくる。

 

「装備のほうはどうなった?」

 

アニカはキリアのほうに向く。

 

「キリア! ずいぶんかっこいいじゃない。」

 

「ありがとうございます。」

 

キリアは頬を赤くする。

 

「それじゃあさっそく神姫バトルはじめましょうか。」

 

「がんばれよ。」

 

ジェスの応援をもらい店を後にする。

 

ゲームセンターでは年齢様々で小学生がいれば、お年寄りもいる。

 

すると、突然声をかけられる。

 

「やぁ、君! 変わった神姫を持っているね。よかったら僕とバトルしないか?」

 

「あっ! そっそれじゃお願いします。」

 

「よかったね。」

 

アニカが声をかける。

 

「えっ! なっなにが?」

 

「あの人、F1のメンバーの1人よ。」

 

F1とは、神姫のバトルでは公式バトルなどがあるが、神姫の頂点に立てるのが、Fバトルだ。

 

下から、F3、F2とあり、その頂点でもあるF1がある。

 

F1に優勝した者こそが最強の神姫マスターである証である。

 

「そっそんなF1の人と相手だなんてボコボコにされるだけじゃないか。」

 

「大丈夫よ。運が良かったら、勝てるかもしれないじゃないの。」

 

「運で勝てるなんて。」

 

渋々だが仕方がなくバトルの準備をした。

 

「大丈夫です。マスター。」

 

キリアが言う。

 

「わかりませんが、頑張ってみます。」

 

「頼んだよキリア。」

 

「了解。」

 

「それだは、本日のメインイベント。F1屈指の1人、高村浩介~。」

 

「そして、対戦者は、まったくのド新人、藤岡恭一~。」

 

試合の解説者がマイクを持って叫ぶ。

 

「それでは、神姫~~~~バト~~~~ル。」

 

最後の部分だけ解説者と観客が声をそろえて言う。

 

「ライド・オン」

 

試合のコングが鳴る。

 

手始めにキリアがハンドガンで相手のアーンヴァルに銃弾を放つ。

 

しかし、さすがF1屈指の1人簡単にはあったてくれない。

 

お返しのように相手も銃口をこちらに向ける。

 

相手が向けたのは、光学式レーザーであるランチャーであった。

 

威力は強いが隙が大きいという武器だが、使い方によっては厄介な武器だ。

 

すぐさまその場を離れ次の攻撃態勢をとる。

 

ハンドガンで撃ちながら近づき一気に小剣で片を付けるが。

 

そう簡単には近づけさせてくれない。

 

すると相手は一気にこちらに急接近してくる。

 

キリアはすぐさま小剣でガードする。

 

小剣を振るとよけられ、相手も攻撃するとこちらも攻撃をよける。

 

一進一退の攻防が続く。

 

「おい、みろよ。スンげー戦いしてるぞ。」

 

「ほんとだ。しかも、相手はF1の高村じゃねーか。」

 

「相手誰だよ。初めて見るぞ。」

 

「新人らしいぜ。」

 

「マジか! こんなに激しいのF1同士じゃないと見れねーぞ。」

 

観客のほうが騒がしくなってきた。

 

しかし、互角に見えるが、やはりキリアのほうが押されていた。

 

それにしても、キリアの動きまるで初心者とは思えない。

 

まるで戦闘慣れした動きだった。

 

すると、アーンヴァル型が空高く跳びあがり、ランチャーを向ける

 

ギリギリ避けられたが、地面に当たった爆風で煙が舞い散り、周りが見えくなる。

 

もしかしたら、相手はこれをねらっていたのかもしれない。

 

気を研ぎ澄ませて、周りを見るキリア。

 

静かな空気、

 

煙の中から光が見えた。

 

目の前に現れたのは、アーンヴァル・・・ではなく、武装であるビットであった。

 

キリアはぎりぎりでそれを防ぐ。

 

しかし、ビットを防いだ後、後ろからアーンヴァルが剣を構えて、出てきた。

 

間に合わない。

 

そう思うと、キリアの体の中で、何かのシステムが起動する感じがした。

 

恭一はそんな煙の中にいるキリアのことを心配していた。

 

解説者が言う。

 

「おお~~~と、煙がはれてきました。」

 

うっすらと見える陰、煙が完全に晴れるとそこにあったのは、

 

お互いが首筋に剣を当てている状態だった。

 

一瞬でも気を抜けば、やられるような状況だった。

 

「おお~~と、これはすごい、新人がここまでできるとは思いもよりませんでした。」

 

すると、タイマーが鳴り響く。

 

「タイムアップ!! この試合はドロー!!」

 

引き分け? 正直ここまでできるとは思わなかった。

 

「それでは大会を盛り上げてくれた2人に大きな拍手を。」

 

会場は大きく拍手で盛り上がった。

 

アニカが大きく喜んでいた。

 

「キリアすごいじゃない。ここまでF1と相手できるなんて。」

 

バトルからキリアが帰ってきた。

 

「勝てなくて申し訳ありませんでした、マスター。」

 

帰ってきたキリアが、突然お辞儀をしたのに対して自分は戸惑う。

 

「あっ謝らなくてもいいよキリア。」

 

「ですが、」

 

「こんなに頑張ってくれたんだから。むしろ感謝したいよ。」

 

「マスター・・・。」

 

そんな会話の中一人の男が近づいてくる。

 

先ほどまで戦っていた男、高村浩介だった。

 

「やあ、凄かったね君。バトルの経験ありそうだね。」

 

「いえいえ、自分じゃなくて、このキリアが頑張ってくれたので。」

 

「そうか、よかったらまたバトルしてくれないか。」

 

「あっ、はい、またよろしければ。」

 

二人はその場で握手を交わす。

 

こうして恭一の物語はさらに進む。

 

そして、会場の外で一人、電話をしている影があった。

 

「ええ、やはり予想どおり、あの神姫のシステムはまだ起動しています。」

 

「はい、引き続き調査を進めます。」




武装神姫第4話です。

今回、ようやくバトルシーンありです。

これからもよろしくお願いします。
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