「それじゃ、この前の続きからいくぞ」
「確かどのような方法でAクラスと戦うのか、じゃったな」
そっか。この前は亮介君と裕実がいたからできなかったんだっけ。
「ああ。だがその話はまた後でだ。今はこれから戦うBクラス戦の話をする」
「だけど坂本、どうしてBクラスなの? Aクラスでもいいんじゃない?」
「とりあえず、最初に言っておく。最終目標はAクラスだ」
こうに言うってことは、話が矛盾する、っていうこと? じゃあ……
「……つまり今から話すことは、試召戦争で戦うことを
「逆に言えば、Aクラスとは
「そうだ。お前達は理解が早くて助かる」
そう言って雄二はニヤリと笑った。正直、キモイ……。
「まず全員わかっていることだが、FクラスとAクラスの元々の地力が違いすぎる」
「なるほど……。それから?」
「沢村亮介と近藤裕実、木下優子。それから、謎の転校生だ」
「「「謎の転校生?」」」
どうして謎なのかな? 何か理由があるとか?
というか、よく知ってるね。
そんな僕の疑問をよそに、雄二は頷いた。
「そうだ。ムッツリーニ」
「…………(コクリ)情報が少なすぎるが、わかっていることがある。まずは外国からAクラスに2人転校してくること。それから、学力が吉井達と同じくらいということ」
「外国からきて……」
「あたし達と同じくらいの学力の人が2人……?」
「ふぅん……そっかぁ……」
「そう考えると、Aクラス戦が楽しみになってきたぜ」
それを聞いて、僕達はつい口元が緩んでしまった。
だって、頭の中に『あの2人』が思い浮かんだからだ。
「もしかして、知り合いか?」
僕達の様子からして気になったのか、雄二が聞いてきた。
「さあ? そこまではわからないけど……」
「もし予想が当たっていたら……」
「「「この戦争、おもしろくなりそうだよ」」」
チャイムが鳴ったので、僕達は何も言わず、教室へと帰っていった。
早くAクラス戦になってくれないかなぁ。
あ、そのためにはBクラス戦を1日で終わらせなきゃだな。
ああもう、その日が楽しみだよ♪
~雄二SIDE~
何だったんだ、今のは……。というか、Bクラス戦の話が全然話できなかったじゃねーか!
まあいいか。とりあえず、秀吉に聞いてみるか。
「秀吉、あいつらの知り合いで、外国に転校したやつを知ってるか?」
「知らんのじゃ。もしかしたら、小学校の時かもしれぬのぅ。あの6人が出合ったのは小学校の時じゃからな」
「そうか……」
まあ、今気にしても仕方がない。今はBクラス戦に集中だ!
「とりあえず、Bクラス戦に勝つぞ!」
「「「おう!」」」
そう言って、俺達も教室へと帰った。
これから私立入試、行ってきます!