誕生日おめでと―――――!!
………あ、なんか悲しくなってきた……。
「一騎討ち?」
「ああ。FクラスはAクラスに試召戦争として代表同士の一騎討ちを申し込む!」
僕達は今、宣戦布告をするためにAクラスに来ている。
ちなみに今交渉の席に座っているのは木下優子さん。秀吉の双子の姉であり、僕達の『友達』だ。
「一騎討ち、ねぇ……。何が目的なの?」
「当然、Fクラスの勝利だ」
雄二は当たり前とでも言うように、質問に即答した。
「もし嫌ならBクラスとたt「あなた達と戦うわ」そうか」
被せてまで言うなんて……。Bクラスと戦うの、そんなに嫌だったんだ。
まぁ、しょうがないか。僕も同じ気持ちだし……。
(坂本、まるで悪役だな)
(なんかもうしみついてるっていうか、なれてるよね)
(過去にもやってきたのかな? もしそうなら……)
(((納得)))
後ろでは文人と奈乃と澪が小声で何か話しているけど、気にしないでおこう。
「そうね、それなら……代表同士の一騎討ちじゃなくて、お互い9人ずつ選んで一騎討ちして、5回勝った方が勝ち、ってことにしない?」
「科目は俺達が全部もらっていいのか?」
「それじゃあいくらなんでも不利だから……こっちが4、そっちが5じゃダメかしら?」
「……わかった。それで良い」
「それじゃあ、これで良いか代表n「……それでいい」キャッ!?」
すると気配を完全に消した状態でAクラス代表の霧島翔子さんが現れた。
というか、全然気づかなかった……。
「良いのか?」
「……(コクリ)ただし、1つ条件がある」
「条件?」
「……そう。1回戦ごとに負けた方が勝った方のいうことを何でも1つ聞くこと」
「ああ、それで良いぜ。よし、帰るぞ」
あれ? もう終わったの? 案外早かったなぁ。
「それじゃあ亮介君、裕実、また後でね」
「ああ、楽しみにしてる」
2人に挨拶してFクラスに帰ろうとした時、Aクラスに誰か入ってきた。
「んあ? なんかすっげー騒がし……なっ!?」
「明久!? 奈乃達も…! 良かった、やっと会えた……っ!!」
「「「!!」」」
僕達を呼ぶ声。この声を忘れるはずがない。
僕達の幼なじみで、大切な信友。
「謎の転校生って、やっぱり2人のことだったんだ……」
「……みたいだな」
「やっと会えたね!」
「だね。久しぶり!」
「「「信友!」」」
「おい、お前らの知り合いなのか? それに今、あいつらのこと、信友って……。他にもいたのか?」
あ、そっか。雄二達は説明しないとわからないよね。
「それじゃあ、紹介するよ。2人が雄二達の言う、謎の転校生。僕達にとっては幼なじみで数少ない信友、『
「三上麻菜です。これからよろしくね!」
「俺は茎本竜牙だ! よろしくな!」
この時、8人の『信友』が揃った。
Aクラスという、後に彼らの戦場になる場所で―――――。