俺に青春がやってくるはずがない‼︎ 作:ウィルオーザウィスプ
「あなた、私と
ガラガラッ
「龍輝ちゃーん」
白雪の話を遮って入ってきたのは俺の先輩の風波さつきさんだ、髪は黒く艶のいいストレートで、瞳が大きく年齢の割にかなりの童顔だが全体的にバランスが良くかなりのスタイルで、落ち着いた雰囲気の大和撫子といった感じ美少女だ、校内でも、上級生下級生問わずにんきを集めている。そんな先輩だが、なぜか俺のことが気に入ったとか言ってしょっちゅう俺のとこに来ている。
「どうしたんですか、先輩」
「龍輝ちゃんに会いに来ただけだよ、ところで龍輝ちゃんこの子誰?」
「先生に言われて仕方なく、仕方なーく転校生の白雪に校内を案内していたんですよ。」
「なーんだそうだったんだ。てっきり私は龍輝ちゃんが私という者がありながら浮気をしているのかとおもったよ。」
「いつから俺と先輩は付き合ってるんですか、付き合ってませんよね、だから浮気にはならないし俺と白雪をどう見たらそう見えるんですか。まったく、からかうのもいい加減にして下さい。」
「あはは、ごめんごめんだって龍輝ちゃんと話してと面白いんだもん」
「だもん。じゃありません、まったくそんなんだから俺が男子生徒から恨まれるんですよ」
「んっんー、ちょとさっきから無視しないでもらえるかしら、それにあなた私が塩貝君と話していたのに邪魔しないでいただけるかしら、あなたリボンの色から察するに三年生でしょ・・・
ああ、どんどん先輩と白雪の会話が遠くなってゆく。え、なぜ遠くなるかって、それは先輩と白雪が話してる間に俺が荷物を持ってそそくさと退散したからです。だって2人の会話長引きそうだし、俺はやく帰りたいしそれに2人からなんだかすごいオーラが出ていた気がして身の危険を感じたんだよ。それにしてもあの二人はなにを張り合ってたんだろう?それに白雪の言葉の続きも多少はきになる。まあ、そんなにたいした用事じゃないだろうしどうしても必要ならまた言ってくるだろう。そうだ、今日母さんに洗剤買ってくるように命令されたんだ。決してお願いされてはいない。命令である、だから俺に拒否権はない。学校でも家でももっと俺に選択の自由を与えるべきだ。そんなことを考えているとスーパーに着いたので俺の立場について考えるのはまた今度の機会にしよう。
ウィーン ティリンティリンー
さてと洗剤かってさっさと帰るか。夕方のスーパーはそれなりに混んでいて知り合いの1人位になら遭遇しそうだ、そんなことを思っていると幼馴染みの萌を見つけたのでほんの気まぐれに、本当にただの気まぐれにに声をかけた。
「おお、萌、奇遇だな」
この時俺はまだ自分にこの後どんな事態におちいるか予想もしていなかった。
次回龍輝になにが起こってしまうのか、など楽しみにしていただければ光栄です。次回は早目に更新しようと思います。