深海の都の話   作:林屋まつり

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十話

 

//.曙

 

 面倒事は終わって、夜間警備の面々はそのまま警備続行。追加で何があるかわからないから、予定通り一晩警備。不幸を嘆く山城は皆で無視。

 そして、あたしは馬鹿提督の執務室へ。

「それで、罰は何? あたしを解体する?」

 命令違反だしね。あたしの言葉に眠そうな表情の馬鹿提督は小さく欠伸。

「いえ、貴女に命令です。

 翌日の出撃、貴女を旗艦から外します。訓練の指導をしている妙高と交代しなさい。今夜中に引き継ぎに必要な書類や装備の一式をまとめて、朝一に引き継ぎ。

 その後、午前中は休憩にあてなさい。午後から羽黒と一緒に訓練です。明後日には通常のコンディションを維持できるようにしなさい。その前提で明日の訓練時間は一任します。

 出撃の戦果、期待値は10%減、代わりに作戦遂行時間の変更はなしです。その前提で引き継ぎ資料は作成しなさい。訓練の内容については昼食中に羽黒から確認を取る事」

「…………お咎めなしって事? なにそれ、随分と甘いわね?」

「十七回」

「うん?」

「私の命令にあなたが逆らった回数です。

 うち、十二回は私の失敗です。曙、貴女の行動が正しかった。以後の参考にしました。

 残り五回、それは不明ですが問題になる事はありませんでした。せいぜい、今回のようにスケジュールの組み換え程度で済んでいます」

「それが問題なんじゃないの?」

 一応、スケジュール狂わせたわけだし、……いや、別に明日出撃しても構わないけどね。

 その程度の事は出来る。けど、この馬鹿提督は許さないだろうな。

「いえ、誤作動の発生は当然のこと、だからこそ、誤作動に対する対応は常に意識しています。

 確かに、貴女と妙高が交代する事で戦果は落ちるでしょうが、許容範囲です。問題はありません。

 何より、貴女が来てすでに、何年経ちましたか、…………まあ、今回含めて誤作動は五回のみ、対して戦果では常に私の期待値と同等か、それ以上。曙、貴女は非常に優秀な兵器です。手放すつもりはありません」

「誤作動率が上がっても同じ事言えるの?」

 問いに、否定。

「まさか、誤作動を繰り返す兵器はただの欠陥品。

 そんなものをいつまでも置いておく必要はありません」

「ま、そんなところよね。

 了解、んじゃ、あたしは書類の作成に移るわ。馬鹿提督はもう寝るの?」

「今回の件について、事後処理の書類を作成してから就寝します。

 新田中将が保釈金の代わりに資材を提供しました。受け取りの手配をしなければなりません」

「……あの糞野郎に、そこまでの価値があるとは思えないけどね」

「同感です。が、新田中将とのつながりはあるに越した事はありません。

 それに、少し疑問が出ました。………………曙、仮定の話をします」

「うん?」

「この国を害するのが海軍であった場合、貴女は海軍に牙をむきますか?」

 とんでもない事を言いだしたなうちの馬鹿提督は、……けど、

 馬鹿だしね。仕方ない。

「はっ、当然でしょ。

 あたしたちは護国のためにある。それを汚すなら艦娘だろうが海軍だろうが、なんだって叩きつぶすわ。馬鹿提督、そんな海軍につくなら、あたしがあの世に送ってあげる」

「その時は、痛くしないように頭を一撃で消し飛ばしてください。そして死体は海に捨てるように、艦娘なら死体遺棄で咎められる事もありません。

 もっとも、曙、貴女に同意見です。妙高四姉妹、扶桑、山城には、極秘でこの話を通しなさい。海軍から独立する方法を模索します」

「了解。……場合によっては海軍に喧嘩売るかあ」

「護るべき国を害するのなら、深海棲艦も海軍も変わりません。

 敵が深海棲艦から艦娘に変わる、ただそれだけです。私達軍人には護国の使命があり、貴女達艦娘には護国のための役割がある。なら、やる事は変わらないでしょう」

「了解、時間は確約できないけど、考えてみるわ。

 無茶振りしやがって、本気で死ね。馬鹿提督」

「国が平穏になったら殺して構いません。

 そんな事より、あの少年の言っていた事を確かめます。曙、これから忙しくなります。覚悟してください」

 

//.曙

 

//.天龍

 

『到着した』

 アナウンス、……ってか、これ、なんだ?

「なあ、そういえばこれ、何なんだ?」

 落ちてきた縄梯子に無我夢中で手を伸ばしたから、あんまり意識してなかったぜ。

「新田中将だ。大型ヘリのコンテナ、らしい」

 提督も少し信じられなさそうに応じる。ま、なんでもいいか。

 また、皆で暮らせればそれでいい。……島風が外に出るわけにはいかねぇから俺が前線か。

 遠征ばっかだったけど、とうとう俺の時代って事だな、秘書は島風が続けてやるだろうから、面倒な書類もないだろうし。

「まずはー、泊地の皆になんて言うかね~」

「おうっ、……うん、大丈夫、かな」

 困ったような表情の島風、けど、提督は優しく彼女を撫でて「大丈夫だ」

「ったりめぇだろ、皆を信じろよ」

 ずっと、ここで一緒にいた仲間だ。状況が状況じゃなきゃあ信じられねぇのかって殴ってやるところだぜ。

「うんっ」

 島風は笑顔で応じる。よし。

 いろいろ面倒な事になりそうだが、……やってやるか。

 コンテナが開く。夜明け、随分と懐かしい感じがする泊地と、夜明け、暁に染まる水平線。夜の終わりと、

 

「さあ、幸せな夢は終わりだよ。

 死者は死者があるべきところに、帰る時間だ」

 

 夜の夢を終わらせる、なにか、がいた。

 

「…………言、……仁」

 絞り出すような、島風の言葉。その言葉を無視し彼、言仁とか言われたガキは提督に視線を向ける。

「秋月代将、今回の件は新田中将が資材の提供を保釈金にして終わる事になったよ。

 またここで提督としてがんばるといい」

「あ、……ああ」

「さて、島風。

 約束だ。深海棲艦、死者は死者として帰る時間だよ。幸せな夢、逢魔ヶ刻は終わりだ。言ったね。いやなら、力尽くで連れ戻す。死者と生者がともにあろうとするなんて、そんな事を考えてはだめだよ」

 帰る、その言葉を聞いて、反射的に、声。

「ざ、けんじゃねぇぇえっ!」

 走る。剣は無事だ。だから、

 やっと、会えたんだ。大切なダチを、手放せるわけがあるかぁあっ!

「天龍っ!」

 声、けど、無視して剣を振り上げる。振り下ろす、……直前。

「ごあっ?」

「天龍ちゃんっ?」

「つ、……てー」

 なんだよ、今の。

「なにか用かな?」

「わた、さねぇよ。絶対になっ!」

 立ち上がる。「援護するわ~」

「龍田っ!」

 砲撃の音。さすがに直撃コースじゃないが、それでも、あれの至近に砲撃が撃ち込まれる。けど、

「え?」

 砲撃が、黒い、壁みたいなものに弾き飛ばされた。

「存在の違いを知るといいよ艦娘。……まあ、好きにすればいい。

 島風、帰るよ」

 その言葉に、島風は怯えたように提督にしがみつく。

「や、……やだ、よ。……やだよお。

 てーとくに、みんなに、会えたのに、……また、お別れなんて、…………やだよお」

 その泣き声を聞いて、彼は困ったような表情。

「我が侭な娘だね。……うん、いいと思うよ。

 大切な人なら、お別れなんてやだよね。だから、僕を恨んでいいよ。けど、それでもね。死者が生者とともにある事はよくないんだよ」

「なんで、……だ?」

 なぜ、そんな事にこだわる。問いに、彼は苦笑。

「じゃあさ、天龍、だったね。

 死ぬといいよ」

「はっ、俺を殺すってか?」

「違うよ。友達の島風と一緒にいたいんだよね?

 そして、僕は告げたよ。生者と死者はともにいてはいけない、ってね。だから、君も死者になればいい」

「…………あ?」

 いや、確かに、そうだけどよ。理屈は、……って、ちょっと待てっ!

「ふざけんなっ!」

「なぜ? 死者と生者がともにある事を許容できる。なら、生きている必要はなにもないよ。

 死んだって、同じように生者とともにあるのなら、なんで生きようとするの?」

「いや、……それは、」

「秋月代将、それと、龍田、だったね。君たちも同じだ。死者とともにありたいのなら、死ぬといい。

 死者と生者の間に断絶がないのなら、死者と生者が常にともにあるのなら、生きる事に意味はない。生きるために必要な事はすべて無価値になる」

 さびしそうな、微笑。

「島風と一緒にいたいと、そんな思いにも意味はないよ。

 生死の境が無くなるのなら、個が完全な存在になるのなら、すべては個で完結する。喜びも、悲しみも、不要になり、全部無価値になる。だから、生者と死者がともにある事は許されない。

 生きあがく必要がない世界なんて、速やかに滅びればいい」

 

 悲しみは無価値になって、喜びは無意味になって、

 …………ただ、個体としてそこにあるだけ。

 

 彼の言葉に、彼の表情に、……そんな、吐き気がするような未来が見えた。

「だから、君たちに選択肢を与えよう。

 どうしても島風と一緒にいたいのなら、速やかに死ぬといい。

 それが嫌なら、お別れだ。生きる事に価値があると思えるのなら、死者を送る悲しみを捨ててはいけないよ。…………どちらも選べないなら」

 彼は、指を鳴らす。…………「うそ、だろ?」

 眼を見開く。そう、海が立ち上がった。

 そうとしか思えねぇ光景。泊地を粉砕する、巨大な水の壁。

「僕が全部、滅ぼしてあげる。

 生きる事も、死ぬ事も選べないのなら、滅びて消えるといい」

「…………教えて欲しい事がある」

「うん?」

 提督は、島風を抱きしめたまま、彼を見据える。

「君は何者だ? 島風を連れていこうとしてる場所は、どんなところなんだ?」

「そうだね。僕は、深海棲艦の長、の一人。その認識でいいよ。

 そして、島風は僕の都に戻ってもらう。彼女みたいな、艦娘の面影を強く残した娘たちがいる場所だよ。……そうだね。それ以上は、島風から直接聞くといい」

 指を鳴らす、壁のように立ちあがった海が、しぶきとなって消えた。彼は振り返る。

「暁の刻、夜明けを迎える、……か。

 朝が来れば死者の時間は終わりだ。それまで、好きなだけ話をするといい」

 

//.天龍

 

 全部、無価値になる。

 言仁の言葉が私の頭の中をぐるぐる回る。……けど、

 

 天龍と喧嘩したりしながらこなしていた任務も、全部不要になる。無価値だから。

 龍田に怒られたり褒められたりしながらしていた勉強も、全部不要になる。無価値だから。

 てーとくの作ってくれたカレー、食べる必要もなくなる。無価値だから。

 みんなとかけっこする必要もなくなる。無価値だから。嬉しいも、悲しいも、楽しいも、全部、全部、無価値になる。

 

 大切な、宝物みたいな思い出。…………それは、全部、全部、無価値でした。

 

 そんな、……怖くて、寂しい、思い。

 

「島風」

 穏やかな声が聞こえた。……ううん、解るよ。

 てーとくのこと、一番近くで見てたから。だから、その声に、深い悲しみがあるのが解る。

「その、都ってどんなところだ?」

 

 ひどいところだよ。

 みんな、みんな無理やり働かされてね。すっごくいやなところだよ。

 

「あ、あのねっ」

 言おうとした嘘。ひどいところだっていえば、きっとてーとくは私を引き止めてくれる。私のために、きっと、言仁とだって、戦ってくれる。

「あそこね。雪風がいたんだ。

 幸運艦っとか言われてたのに、なんかすっごい不運になってて、御散歩するだけで面倒な事呼びよせて、陽炎がそれで楽しかったって、それ聞いて雪風怒ってた」

 こんな事、言わなければいいのに、

「羽黒もいたよ。優しかったの。……いろいろ、教えてくれた。ご飯奢ってくれたんだ。

 ご飯食べに行ったところね、北上と大井がいて、愛の巣ならお客さん呼ぶような仕事するなよって、ね。……それにね、言仁の家で、大鳳がね。ごはん、作ってくれて、…………」

 だめなのに、こんな事、言ったら。…………けど、だめなの。

 涙が止まらないの、お別れだって、解ってるから。

 言仁の言う事、解っちゃったから。……死者である私がここにいるのは、だめだから。

「辛くない、か?」

「…………辛いよお」

 抱きしめる。変な事聞かないでよ。

 てーとく、いないんだよ。辛くないわけ、ない。

「けど、……けどお」

 だめなの、それが、解っちゃったの。

「そうだな。俺も辛い」

 抱きしめられた。

「ごめんな、……あのとき、ちゃんと止められなくて」

「ううん、私も、我が侭言って、飛び出しちゃって、ごめん、……ごめん、ね」

 きつく、強く抱きしめられる。もう、終わり。

 幸せな夢は終わり、夜は明けて、死者は死者のところに帰らないといけない。

 だから、ね。……てーとくと、……最後の、お別れの、キス。

 抱きしめていた手を離す。朝日が昇る。逢魔ヶ刻は夜と一緒に終わりを告げる。……一息。てーとくはまっすぐに私を見て、

「……だ、第一、…………第一艦隊、旗艦っ、島風っ!」

 声が震えてる。天龍と、龍田も同じ、てーとくの言葉、その意味を理解して、拳を握る。泣きそうな表情で、まっすぐ私を見る。

「現、時刻を、持って、旗艦を、……解任、する」

 

 さようなら。

 

「今まで、この泊地を、支えてくれ、た島風に、…………敬礼っ!」

 

//.秋月健也

 

 深海に帰った島風を見送って、言仁は呟く。

「見事だったね。力尽くで連れ戻すかなって思ってたけど、よかったよ。

 さて、」

 告げる。

「話をしようか。秋月健也君」

「あ、ああ」

 話?

「島風の、事か?」

「うん、違うよ。……まあ、一応言っておく。

 僕の都にいる限りは彼女の平穏は約束するよ。もちろん、他者との付き合いがあるから幸せな暮らしかは解らない。それは彼女がやっていく事だけど、少なくとも戦わせるつもりはない。

 例え何が来ても、僕の都は僕が護るからね。島風を戦わせるつもりはない。あ、そうだ。君も、僕たちとあった事は秘密にしておいてね」

「ああ、それがいいな」

 なにせ、深海棲艦が暮らしている都、なんてそんなのが知れ渡ったら大変な事になる。

 頷くと、言仁は一息。

「よかったよ。知り合いに聞いてね。……ええと、大本営、だっけ?

 そこに所属している艦娘が大勢攻めてくるかもしれない。って聞いてるんだ。僕も面倒くさいし、何より艦娘が大勢死ぬのは、出来れば避けた方がいいよね」

 艦娘が大勢死ぬ、彼が、殺すって事、か。

 冗談みたいな言葉だけど、さっきの、津波、どころか海が壁として立ちあがったようにしか見えない、あの光景を見せられたら、的外れとも思えない。

「……なあ、君は、何者なんだ?」

「死者だよ。災厄の象徴。……けどまあ、僕の事はいいんだ。

 海軍の事でね。さっき話をした通り、僕の都には島風と同じ、艦娘の記憶を残した深海棲艦がたくさんいるんだ。だから、いろいろな話を聞いたよ。

 人に憎悪し、絶望した娘たちのね」

「……そういう話もある、か」

「誰が不幸かなんて言うつもりはないけどね。

 ただ、そういう扱いを受けてる艦娘はたくさんいる。君たちが敵対している深海棲艦はね、そのなれ果て、人に対する敵意や憎悪で、心まで壊れちゃった艦娘なんだ」

「そう、なのか?」

 深海棲艦が、艦娘、だった? ってことか。

 疑う事は、出来ない。島風も、深海棲艦のような形があったし。

「それで、少し話を変えるね。

 深海棲艦は未知の存在、……なんでだと思う?」

「なんで、って?」

「撃破できる。艦娘が集まれば捕獲も簡単だろうね。

 それなのにどうしてそういう事はしていないの? なぜ、研究が全然進んでないんだと思う?

 敵対しているなら、敵の情報を得るのは基本中の基本なのにね」

「……なにか、理由があるのか?」

 問いに、言仁は首を横に振る。

「深海棲艦の存在で困るのは国。

 けど、深海棲艦が存在しなくなったら困る者たちもいる。それは、誰だと思う?」

「いや、そんなやつはいないだろ?」

 深海棲艦は俺達の敵だ。シーレーンを閉ざし、多くの犠牲者を出した。

 確かに、島風みたいな深海棲艦がいるというのなら、一概にそうはいえないかもしれない。けど、それでも、多くの犠牲者が出ているのは事実だ。

 その存在が、なくなって困るやつがいる? そんなの、あり得ない。

 言仁は笑って、告げる。

「南天北闕天皇弥栄」

 は?

「もし、僕が告げた問いに疑問があるのなら、新田義興中将にその言葉を告げてみるといいよ。

 彼からいろいろと話が聞けるだろうからね。もちろん、戯言だって聞き流すのが一番だけどね」

「なんて「言うな」」

 告げられた言葉、口から洩れたらいきなり止められた。言仁は楽しそうに笑う。

「言っちゃだめ。その言葉を口にしたら、間違いなく君は海軍、……いや、軍部すべてを敵に回す。

 冗談だと思うなら適当な中将にでも言ってみるといいよ。すぐに君は捕らえられ、よくて尋問、悪ければ処刑。そういう意味がある言葉もあるんだ。

 けど、義興は別かな。彼がその言葉を聞けば、話を聞いてはもらえる。もし君が認められれば、いろいろと教えてくれるだろうね」

「どういう、意味だ?」

「敵、の話。

 じゃあ、僕も死者らしく帰るね。……さようなら、てーとくさん」

 

//.秋月健也

 





//.本文抜粋

「あたしたちは護国のためにある。それを汚すなら艦娘だろうが海軍だろうが、なんだって叩きつぶすわ。馬鹿提督、そんな海軍につくなら、あたしがあの世に送ってあげる」

//.本文抜粋

 本文中に登場した曙の言葉です。
 覚書にある艦娘の、《純粋な信仰の形であり、格としては英霊》という設定を構築した理由の一つはこの曙の言葉のためにあります。
 艦娘が最も優先するのは海軍や提督、同じ艦娘ではなく、かつての軍船に期待されていた、敵を撃破し民の《平穏を護る》事です。
 そのため、その信仰を汚すのならば誰であれ叩きつぶそうとします。深海棲艦を破壊して回っているのは単純に、深海棲艦が民を害するから、というだけです。有害と判断すれば曙は何一つ躊躇なく己の提督の頭を撃ち抜くでしょう。
 人からなった存在ではないため、例え相手が人であっても艦娘であっても、一切の情が入る事なく戦います。
 兵器として作られた存在ではないため、例え相手が海軍であっても提督であっても、何一つ制限なく戦います。
 このあり方に一番ふさわしいと考えたのが、英霊、という存在なのでそのように設定を構築しました。
 もちろん、人格はあるため、環境によって大きく考え方は変わります。特に精神面が幼い駆逐艦はその振り幅が激しいです。

 このあり方は後のキーにもなりますので、気に入らない人は残念ですが、適当なところで閲覧を中止する事をお勧めします。
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