魔法少女リリカルなのはViVid  クロスオーズ   作:うさぎたるもの

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さようなら ベルカ・・・そして イッセーは

あれから四年以上の月日が流れた イッセーもエレミアも二人そろって聖王家にゆかりがある、シュトゥラ王家にクラウス・G・S・イングヴァルト王子と同年代ということもあり。

 

留学生として、またはエレミア・クラウス・オリヴィエの三人の格闘術の師匠としてまた小宇宙の師匠として四年間は平和でゆっくりとした時間が経過していたが・・・

 

 

やはり聖王家に組する諸外国以外の近隣諸国では禁忌の技術を使った戦争などをして・・

 

 

ついにはその諸外国の連中に聖王家に組している【シュトゥラ王家】も標的になっていた。

 

 

事実、シュトゥラ王家が有していた【魔女が住んでいる森】に対しての徹底した焦土作戦の実施など・・・徐々にではある イッセー達が住まわしてもらっているシュトゥラ王家にも戦争という名の影が迫っていた・・・

 

 

そこで聖王家は自ら有している最終兵器である、【聖王のゆりかご】の発動を全ての国に対して告知を出したが・・・やはり・・・それにたいしての周辺各国の答えは・・・

 

 

戦争の継続でしかなった・・・

 

 

 

 

元々は【ゆりかご】そのものが脅しなのだ、確かに強力すぎる兵器ではあったが同時に

いつでも使える札ではなくて、本当に追い詰められた時の用の作られた兵器としての

 

意味合いが圧倒的に高いのが【聖王のゆりかご】なのだ、実際に周辺各国はこの情報は知っており、それゆえに聖王家が何時までたってもその【乗り手】が見つからないのは

 

ゆりかごの機動と条件にその乗り手は確実に物言わぬ人形と貸した上で乗り手の命が一ヶ月も持てばいいと思えるほどの兵器なのだ。

 

 

それゆえか ほとんどの聖王家の連中は自分達が圧倒的に不利にならない限りはだれも乗りたがる人間はいない兵器でしかない。

 

 

そしてついに・・・聖王家はそのゆりかごにのる【乗り手】の発表を行った・・・

 

 

【オリヴィエ・ゼーゲブレヒト聖王様】 

 

元々は彼女自身は聖王家の王位継承権その物が剥奪されていたのだ、そして後ろ盾もほとんどいない彼女の【ゆりかごの適合率】は200%越えである。

 

 

代々のゆりかごの乗り手達の記録を大幅に塗り替えたのだ・・・

 

これは実際には小宇宙も関係している 小宇宙は元々全ての物に宿っているものであり、当然草木にも森羅万象ありとあらゆるものに宿っているのだ。

 

 

故に小宇宙によって強化では飽き足らず進化した【彼女の聖王核】はこの圧倒的適合率を示したのだ。 

 

 

それから三ヶ月後・・・

 

つい最近になってようやくシュトゥラ王家に一度だけいけるようなった彼女は無事にシュトゥラ王家について・・・一週間滞在した後に・・・

 

 

シュトゥラ王家からゼーゲブレヒト王家につながる道のさなか・・・

 

 

二つの黄金に輝く鎧を着て戦うものたちがいた。

 

「なぜですが・・・オリヴィエ・・・あなたはわかっているんでしょう? 聖王のゆりかごがどのようなものかということを!!!!!」

 

 

その黄金に輝く鎧を着た男性は通常の人間には見えない速度で動き・・・

 

 

「わかっています・・・ですが・・・だからこそ・・・私が行かなくてはならないんです」

 

 

同じく黄金の鎧を着てさらにその背中には黄金のツバサを持っている女性が同じく黄金の鎧を着た男性との死闘を演じていた・・・

 

 

周りの物は突然のなにかがくだける音が聴こえたと思うとすでにその建物や森のその物が壊れていたり、破壊されていたり または地面に巨大なクレーターが広がっていたり・・・

 

 

通常ではありえないほどの破壊力がこの二人を中心として被害がどんどんと広がっていた。

 

 

「僕には・・・わかりません・・・なぜ【ゆりかごの力】を使おうとするのかも・・・イッセー師匠は言っていました・・・確かにこのコスモの力はみだりに使ってはいけないけれども・・・大事な者、人を奪おうとする人達には使ってもいいと・・・」

 

 

「だから・・・僕達に対しても 絶対的な防御力をもつクロスを渡してくれたんじゃないですか!!!!」

 

 

確かに男性の言っていることはなにも間違いではない、そもそもここは完全に異世界であり、イッセーも自分の身や命を守る為には必然的にこの力を使って食べ物や着る者、住む場所の確保をしなければ成らないのだ。

 

 

そこに【アテナの掟】をイチイチ出してしまうと・・・色々と面倒になってしまう、またアテナの聖闘士は守る者の為には【仲間を裏切る】なんてことも普通に有ったりする。

 

 

これはその者にたいして愛しているということすらも封じてしまえば、アテナがつかさどる【愛】ということが出来なくなるのだ。 それゆえにイッセーも結構厳しい掟を弟子の三人に課している クロスを着て戦う時は【本当に守りたい者の時】と【自分の命が危険にさらさられた時】限定なのだ。

 

 

ゆえに三人とも普段は自分達が用意した鎧を着て戦場に行き戦っていたりするのだが・・・

 

 

「わかっています・・・確かにイッセー様の言っていることは・・・私は・・・命の危険にさらされています・・・確かにこの力を使えば 諸外国にたいして圧倒的に勝利することができるでしょう・・・でもそれは・・・圧倒的な屍の上に成り立つ一時の平和です・・・それがわかっているのでしょう? クラウス」

 

 

クラウスと呼ばれた男性もそれがわかっているがだが・・・自分が愛した女性がむざむざゆりかごの犠牲になった上での平和なんて望んではいなかった・・・

 

 

 

「僕だって・・・それにエレミアも イッセー師匠もいるんだ・・・なのになぜ君はオリヴィエはいつも・・・いつも一人でなんでも決めてしまうんだ!!!!」

 

 

「・・・・・・それは!!! 貴方には教えられません ですが・・・これ以上をしていても二人とも・・・死んでしまいます・・・ですから私はこの技で・・・貴方を倒して・・・ゆりかごの聖王としての役目を果たしてみせます」

 

 

オリヴィエは直ぐにある構えをすると同時に・・・自らの小宇宙を最大限まで高めると

 

「燃え上がれーーー 私の小宇宙ーーーー!!!!!!!!」

 

 

やはりクラリスの方も同じく 自らの小宇宙を最大限までたけまていた。 

 

「燃え上がれ 僕の小宇宙ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

 

 

「ライトニングプラズマ!!!!」

 

 

「アトミックサンダーボルト!!!」

 

 

二人の技は中央で完全に激突したが・・・徐々にだがオリヴィエが放ったアトミックサンダーボルトの威力がましてきたこともあり。

 

 

「そんな・・・ばかなーーー」

 

 

「はっあ はっあ はっあ・・・すみません・・・クラウス、私はやり遂げねばならないのです・・・ですが・・・もしゆりかごで・・・世界が平和に・・・なったら・・・

 

世界が二度と・・・こんな暗闇にならないように・・・世界中の人達が笑顔で・・・むかえられるようにがんばってください」

 

 

 

「まってくれ・・・オリヴィエ・・・まだ・・・ぼくは・・・君に・・・つた・・・え」

 

 

そこで完全に意識が途絶えた、クラウスを見たオリヴィエはその場にとどまり。

 

「ジャマが入らないようにしてくれてありがとうございます、イッセー師匠そしてエレミア」

 

 

「いいのか? 元々二人とも相思相愛だって思っていたが・・・いや・・・だからこそか」

 

 

突然現れた神々しいほどの鎧を着た男性イッセーと背中には武具が刺さっている黄金の鎧を着て今にもないている黒髪の女性エレミア。

 

 

「わかって・・・いたけど・・・師匠がこれは・・・クッズ 二人のことだから絶対にはいっちゃだめっていうし・・・」

 

 

「わかっています エレミア・・・私も本当ならば 死にたくはありませんけれど・・・大好きな人達めに・・・また好きな人が犠牲になるかもしれないとなると私は・・・私は・・・・」

 

 

エレミアもオリヴィエも二人とも抱きついたまま自分の気持ちを大好きな親友にはっきりといって泣き続けていた。

 

 

そしてイッセーは双子座の最も得意とする空間の技でこの一帯を一時的にではあるが無限ループ上にしてだれも入れないようしていた。 

 

 

これをもし聖王家ゆらいの者達がしればそれだけでクラウスの身もまたシュトゥラ王家そのものが危険にさらされるのだから、なにげにイッセーがやっていることは大きかったりするのだ。

 

 

 

 

そして五分が経過した後にエレミアもオリヴィエも二人も気持ちを、感情も何もかも出し切ったの今はもう涙すらその瞳にはためてはいなかった。

 

 

 

「本当にいいんだね オリヴィエ」

 

「はい・・・私の・・・私の命で皆が平和になってくれるならば・・・喜んでこの命をささげましょう、後の子供達のためにも平和な世が続くことを祈っています エレミアそして さようなら 私が最もと愛した人クラウス」

 

 

こうしてオリヴィエは何事もなくゼーゲブレヒト家に戻り、エレミアもクラウスも双方それぞれの家に戻るように聖王家からの通達が有った。

 

 

それから一ヵ月後・・・【聖王女オリヴィエ】を乗せたゆりかごは静かにその巨体をベルカの空に上がらせた・・・

 

 

そのままゆりかごが地上に降りてくるまでは 役10年の月日が流れることと成る。

 

 

またイッセーの姿もゆりかごの前にはすでにクラウスとエレミアの二人の前からいつの間にか消えていた、二人とも当然のごとく探してはみたのだが。

 

 

 

すでにこの世界そのものからいなくなっているイッセーを探すことはできないようで。

 

ただエレミアはこの時からすでにある特別な魔法の研究と開発に入っていた。

 

 

「イッセー・・・あなたはいつも突然に消えていなくなる、貴方の言っていることがただしければ、何時の日にかはまた会えるかもしれない、だからイッセーと絆は切れないようにまたこの力を後世に残しておければ何時の日にか現れるイッセーと僕の子孫がこの絆をつないでくれると信じて」

 

 

そうしてエレミアは一つの途方もない魔法をついに完成させた、その日は丁度ゆりかごがベルカの地に再び舞い戻った日でも有った。

 

 

 

そして後のベルカ戦争と呼ばれる歴史は本当の意味で幕を閉じた・・・それから五百年以上経過した後・・・

 

 

エレミアの子孫・・・ 覇王と呼ばれた子孫・・・ そしてオリヴィエそのクローンと呼ばれた子供が蘇る・・・・ 時代は進んでいく。

 

 

 

 

 

 

 




これで古代編終了です、 単行本は全巻持っていますが 結構長い上に なにげに全ての歴史がだされたわけではないので。 


エレミアの本でようやく古代の歴史がわかるといった感じなので いろいろと話ははしょりました。 

イッセーはさっさと次の時代へすすんでもらいます 
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