World Only Online【凍結中】 作:燦々(さっちゃん)
燦々と言います。
小説を読んでいたら、小説を書きたくなり投稿いたしました。
頑張ります。
第1話 《新たな世界への旅立ち》
「ハー」
白い息を吐きながら、両手に息を吹きかける。
ふと携帯の時間を見る。
0時13分
携帯には、そう表示されていた。
「早く、時間にならないかなー」
そう呟いた彼女?
「お待たせー、コンビニで夜食買ってきたよー」
「わりぃな一人で待たせてよ。」
後ろから声をかけてきた男女の二人。
うちの幼馴染と、親友だ。
うちの名前は、
見た目は美少女だが、男だよ。俗にいう男の娘ってやつだよ。
「ありがとう
そう二人に返した。
戻ってきた二人の女の子のほうは、
男のほうは、
「しょうがねーだろ、璃璃のやつが中々弁当決めねんだからよ。」
不貞腐れながら白露が答えた。
「しょうがないじゃん、限定か量か迷ったんだから。」
璃璃が文句を言いながら、袋から弁当を出してきた。
「冷めないうちに食べようー」
璃璃がそう言ってきたもんで、三人で行列の中弁当を食べ始めた。
え?なんで行列の中にいるかって?
今日1月11日
ほかの人たちも、同じ理由で昨日から並んでる。
WOOは普通のゲームと違い、ゲーム内の味覚などの五感がリアルで、ゲーム内が世界としていろんな国に行けて広さは地球の2.3倍というんだから。
言葉はすべて、お互いが理解できる言葉に自動翻訳させるから、外人の人も列に並んでたりする。
詳細は、ゲームを買って取扱説明書を読んでくれというのだが、現時点で分かっているのは種族と、クラスというのが存在することだけだ。
このゲームの謳い文句は、『もう一つの現実』意味が少し分からないが、『やれば意味
は必ず分かる。』と開発者は言った。
とにかく、プレイしてみないことには何もわからないのだ。
「そういえば、優と白露はどんなキャラ作るか決めた?」
弁当を食べ終えた璃璃が聞いてきた。
「そうだなー俺は、いつも通り戦士系向けで行くぜ。」
白露は、いつも通りのキャラで行くらしい。
「うちは、また女の子キャラで行ってみようかなー」
「やっぱり?私も、魔理沙みたいなキャラクターを作る。」
璃璃は大の東方好きで、特に魔理沙が好きらしい。
理由を聞くと、『普通の魔法使いで、大妖怪たちに勝ってる姿が素敵だし、何より魔法使いが好き!』とのことらしい。
うちには、よくわからない。
「ふぁ~」
つい眠くて欠伸が出てしまった。
「なんだ、また寝てないのか?」
白露は心配そうに聞いてきた。
「うん。お姉ちゃんの誕生日プレゼント作ってたから」
目をこすりながら答える。
「そっかー凛お姉ちゃんもうすぐ誕生日だもんねー」
璃璃は納得したように言ってきた。
「うん。だから、誕生日までには完成させたくて、あらかた完成したんだけどね。」
「俺がおぶってやるから少し寝てろ。」
白露が背中をこっちに向けながら腰を落としてくれた。
「ごめんね。じゃあお言葉に甘えて。」
白露の背中に乗る。
やっぱり白露の背中は大きいなぁ
安心して寝られるよ。
「スー、スー」
「相当溜まってたな。」
白露は呟く
「そうだねー無理だけはして欲しくないなー」
璃璃が白露の呟きに返事をする。
「しかし、寝てると全くもって女だな。」
白露は背中の優の顔を少し見て呟く。
1月の夜、雪が少し降る中2人は優の寝顔を見て癒されながら、店が開くのを待つ。
「・・・ぅ・・・ゆう。」
白露の声が聞こえる。
「ふぁ~、おはよう」
「ああ、おはよう、もうレジ前だから降りろ。」
白露は後ろに首を回しながら答えた。
「へ?」
レジ前?なんで?
「・・・降りる」
顔をうつむかせながら降りる優。
傍から見れば、兄の背中から降りる妹、もしくはカップルにしか見えない。
「えっとー、ワールドオンリーオンラインと、プレーンを3つずつください。」
璃璃は、レジの店員に目当てのものを伝えた。
「はい、おひとり様1点ですから3人で3つですね。」
店員は、後ろからゲームソフトとゲーム機の箱を取り出した。
ちなみにプレーンとは、WOOをやるのに必要なゲーム機だ。
頭をすっぽり被せるタイプの、ヘルメットみたいな奴なんだが、これが脳とのやり取りをして
ゲーム内でも五感を得られ、アバターを動かせるのだ。
「無事に買えてよかったな。」
帰り道白露が笑顔で話してきた。
「そうだねー」
「うん」
うちと、璃璃が返事をする。
本当に買えてよかった。
行った店は、限定100台しか置いておらず先着順だった。
うちらが買ったときは残り4つになっていた。
「じゃあ、今日稼働開始と同時にログインして、教会前な。」
白露がゲームの集合場所を伝える。
さっきちらっと見たときに、復活ポイントとして最初の町に、教会があることが分かったので、
話し合いそこを集合場所に決めたのだ。
「りょうかーい」
「わかったよ」
璃璃と一緒に返事をし、みんなと別れた。
「ただいまー」
シーン
うちの家には、親はいない。
居るのは、姉一人だけだ。
親は、小さいころに蒸発した。
優しい、親切なおじさんに面倒を見てもらっていたが、去年癌のため帰らぬ人となっ
た。
その時は、うちは泣いたけど、お姉ちゃんだけは泣かずにしっかりとしていたのが印象に残っている。
「さてと、稼働時間まで時間あるし、説明書を読むかなぁ」
部屋に戻ったうちは、時間を確認して余裕があったため、説明書を取り出した。
数分後読み終えたうちは、ゲーム機の準備を始める。
ゲームについては、要約すると
このゲームの、アバターには種族と、クラスが与えられる。
種族は、そのままの意味で人間や半獣人、エルフなどが存在する。
クラスとは、戦士や魔法使い、術士などの一般でいう職業的なのだ。
種族については、1人につき1つだが、クラスに関しては、とある条件で2つまで持つことができる。
しかし、条件は人によって違うらしく、同じ条件はほぼ存在しないらしい。
ゲームにはスキルが存在していて、種族スキルと、クラススキル、フリースキルが存在する。
種族スキルとは、その種族限定のスキルのことだ。
クラススキルは、クラスによって変わるスキルで、同じクラスでもスキルの伸ばし方で違うスキルがでるらしい。
フリースキルは、種族スキルとクラススキルとは違い、誰でも手に入れられるスキルだ。しかし誰でも手に入れられる分
性能は、そこまでじゃないらしい。
スキルは、使用していくごとにそのスキルが属するところのレベルが上がる。
たとえば、種族スキルのスキルを使用していけば、種族レベルが上がり、クラスのスキ
ルならクラスが上がるのだ。
フリースキルについては、この二つのレベルが上がるごとに出てくるスキルポイントで振ることが可能だ。
スキルポイントは、それぞれレベルが1上がるごとに3ポイントからもらえる。
レベルが高くなるにつれて、もらえるポイント数も増えていくのだ。
しかしスキルポイントにもルールがあり、種族なら種族、クラスならそのクラスのスキルにしか振れないのだ。
前に述べたように、フリースキルだけはその限りではないが基本はそのようになっている。
新たにスキルを手に入れるには、クラスレベルや、職業レベルを上げて解放されるスキルにスキルポイントを振らなくてはいけない。
解放されてもスキルポイントを振らなければ未取得になり使用できないのだ。
ちなみにスキルによって消費ポイントも変わってくる。
スキルポイントを上げることにより、少しずつ効果や威力が変わってくる。
大体こんな感じだよ。
まだ、細かいのとかあるけどね。
「って、誰に説明してるんだろうちは?」
ちらっと時計を見れば、開始まで5分を切っていた。
プレーンにソフトディスクを入れて待機を始めた。
「5、4、3、2、1、ワールドオープン!」
時間とともに、起動のキーワードを声に出す。
すると視界が変わり、白い空間に出る。
『ようこそ、この世界に』
女性の声が聞こえた。
『あなたの名前を教えてください』
すると、ウィンドウが目の前に現れた。
表示されているのは、性別と名前、それから種族だった。
うちは、性別に女性を選択し、名前は
種族の欄を見ると、色んなのがあった。
人間から始まり、ドワーフやエルフといったSFでは定番ものから、半獣人や、妖怪といったものまであった。
ちなみに、半獣人や妖怪は選んでも何の半獣人か妖怪かはわからない。アバターの作成が終わって初めてわかるのだ。
うちは、ランダムにしてみた。
ランダムにすると、極小確率でほかの種族よりはるかに優れている種族が当たることがあるのだ。
それは、最初の選択の種族欄には載っておらず、ランダム選択でのみ得ることができるのだ。
そして、決定を押し、身長やスタイルなどのアバターの基本情報を入れていく。
そして完成した。
ロリ巨乳が!
まぁ身長は現実のと同じにしたからロリになってしまったのだが、
間違ってもロリコンではない。
好きな人もいるし。
『では、姫優璃様よい冒険を』
この女性の声とともに視界が暗転した。
始まるんだ、うちの新たな世界が。
いかがですか?
もっと空白を多くしたほうが見やすいかな?
まだ、始めたばかりなので指摘をしていただけると、
それをもとに、直していきます。
では
”まて、次回!”