ティファニアの使い魔   作:ミルディン

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契約 3

ーリオンー

まずはテファの変装からだな。『エルフの御守り』を渡しエルフ特有の耳を隠してもらおう。

 

「テファ、まずはこれを。」

「何?」

「これは『エルフの御守り』という物だ。私の世界でも昔はエルフと問題が有ったらしい、その際にエルフが身を隠す時に着けていた御守りでな、耳を人間に似せる事が出来る。」

「本当?」

「そんな高度なマジックアイテムを持ってたんですね。」

「うん、友人がくれた物だ。」

「エルフの友人、ね。」

 

テファの方を見るとエルフの御守りを首から下げ、耳が変化したのを確認する。

 

「良し、これで多少は行動がしやすいだろう。次は『ダータルネス』に向かう道順だが私は地理に明るくないから頼むよ。」

「解りました。只私も大通りしか知りませんら時間がかかりますよ。」

「ふむ、では急いで出発しましょう。」

「え?契約は?」

「テファ、今はそれどころではないから後にしよう。」

「いや、お願い今すぐにして。」

「はぁ〜、リオン頼みます。」

「仕方ない、まずは説明ですがこのグラスに私の血を注ぎ、その血に魔力を通しテファがそれを飲み干す。これを十日間続け、私の血と魔力がテファの中に宿ったのを確認後魔方陣を描き、誓約の言葉を言う事で終了だ。だから落ち着いた場所が良いんだが「いや、今すぐ」……解ったよ。飲み易いようにワインを入れよう。魔力も入るから酔うかな?」

「大丈夫だよ。」

 

自信満々に テファがグラスを傾け飲み干すが案の定フラフラしだした。酒と魔力の二つが入るからな〜。ま、私が背負って行けば問題無しか。

 

ーティファニアー

リオンから貰った御守りのお陰で私の耳は普通の人間と同じ物に変わった。聞けばリオンの世界でもエルフとの問題は有ったらしいけど今は違い仲良しみたい。身に付けて触っていたら出発しようとしている。え?リオンは私と《従者契約》をするんじゃないの?その事を聞くと落ち着いた場所が良いと言うが私は今すぐリオンと繋がりが欲しい。内容もリオンの血を飲む事だけど全然嫌じゃない。グラスを傾けて飲み干すと身体がポカポカして来た。リオンに包まれている気がしてとても気持ちが良い。あれ?意識が……。

 

ーマチルダー

テファの我儘にも困ったけどテファに取っては最優先なんだね。しかし、フェイスチェンジのアイテムはこちらにもあるけど高価なんだよね。

………あれ?ひょっとしたらフェイスチェンジのマジックアイテムを購入してたらシャジャルさんも普通に出歩けたんじゃ?

 




従者契約の方法が中々思いつかなかった。
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