ティファニアの使い魔   作:ミルディン

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話が中々進まずスミマセン。


ダータルネスにて

ーリオンー

紆余曲折を経てダータルネスに着いた。途中の町や村と違い街の入り口に検問が有ったが私の魔法で姿を消しているマチルダを見咎められる事もなく入場出来た。まぁ、検問所で多少の質問が有ったが問題は無かった。

 

「ふぅ、漸く目的地に着いたな。後は港に行き、船を手配だね。」

「そうですね。しかし貴方は嘘も上手いのね。」

「サウスゴータから来たのは本当だ。屋敷が焼け落ちたのもね。違うのは領主の屋敷から飛び火して我が家が焼けたので親戚を頼る為にダータルネスに来た、と言った事位だよ。誰かが言ってた、真実の中に嘘も含めれば上手く行くものだ、と。」

「はぁ〜、テファに良く言って聞かせないと簡単に騙されそうだ。」

 

検問所での一幕でマチルダの信用度は下がったが上手くいったのだ、大目に見て欲しいものだ。大体今の私とテファの恰好が神から貰った《賢者のローブ》《才女のマント》と、それなりに上等な物だからすんなりと通してくれたのではないかと思う。……ん?そういえばテファは?

 

ーマチルダー

ダータルネスに着いた時の検問所の一幕についてリオンを問い詰めると平然とした顔して宣いやがる。溜息を吐きつつテファにどう説明し、警戒をさせるか悩んでいると「テファがいない?」とリオンが呟いたのを聞き、慌てて周囲を確認する。あの娘はまた迷子になったのか。まぁ、今まで外に出られる機会が無かったからとはいえ、此処に来るまでにも他の町でも迷子になったのに反省が出来ないのかね。こんな大きな街には犯罪者の溜まり場が其処彼処にある筈。テファの様な可愛いくてぽややんな娘は攫われてもおかしく無い。ま、リオンに任せれば直ぐに見つけてくれるでしょうし、そんな奴らをこのリオンが許す筈が無い。犯罪者達の自業自得とはいえ冥福位は祈りましょうか。

………私、保護者失格になってきたな〜。

 

ーティファニアー

新しい街に到着し今まで見た中で一番大きな所です。彼方此方から美味しそうな匂いや楽しげな笑い声、大きな声で物を売ってる商人さんもいれば目の前にゴザを敷いてアクセサリーを売ってる人もいる。港街だから色々な人が居るとマチルダ姉さんが言ってたけど想像以上に凄い。

私はフラフラとアクセサリーを見に行った。リオンからのプレゼント、私の一生の宝物である御守り以上の物は絶対に無いけれどお揃いの指輪が欲しい。綺麗な女神様が彫られた指輪だから無いかもしれないが探す事は諦めないよ。それに無いなら無いで他に素敵な物を二人で付ければ良いよね?

そんな考えをしていたらリオンとマチルダ姉さんがいなくなった。

………あれ?私、又迷子になりましたか?




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