アカメが斬る!~罪人の正義~   作:祇園

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カムイが斬る~日常編~

ーーーナイトレイド アジト

 

タツミはアカメとのコンビ、マインとのコンビが終え、カムイとコンビを組んでおり、今日は鍛練に励んでいた

 

「ふん!」

 

タツミとカムイは通常の重く巨大な剣を振っている

 

だが、回数をこなしていくうちにタツミの振る速度はどんどん遅くなり、ふらつくことも多くなってきた

 

一方、カムイは全くぶれることなく振り続けている

 

「はぁ、はぁ……ど、どうしてこんなに差が……」

 

「無駄が多いからだ。無駄を少しでも落とすことが出来れば、鉄を斬ることも可能だ」

 

カムイはおもむろに訓練用に刃引きしている剣を持ってくると刀で一刀両断にした

 

その切り口は綺麗で、カムイの技量の高さを実感するタツミであった

 

「おいおいおい、小僧。こんくらいで驚いてねぇで、さっさと振りやがれ」

 

タツミは聞きなれない声を聞き、辺りを見回してみるが訓練所にタツミとカムイ以外には誰もいない

 

それでも「こっちだ」という声が聞こえてくる

 

「タツミ、こいつだ」

 

タツミはカムイが指し示す方向を見てみるとそこには人はいないが、鳥がいた

 

「え?インコ?」

 

「誰がインコだ!我輩はオウムだ!!」

 

「インコが喋った!?……あ、インコは喋るか」

 

「だから、我輩はオウムだ!!」

 

タツミはカムイの腹話術ではないかと疑ったがカムイはそれを否定した

 

「まぁ、折角だ。ありがたい話を聞かせてやろう。このカムイはな、帝都から遥か東にある島国の出身だ」

 

タツミはどこがありがたい話なのかさっぱりだが、東の島国は未開の地であり、帝都としては喉から手が出るほどその島国の情報を欲しているわけである

 

「ていうか、東の島国って何?」

 

このタツミの発言にオウムはずっこけた

 

「オメーさん。かなりの田舎者だなオイー!!」

 

「そこまでにしておけ。ツチナガ」

 

オウムことツチナガはカムイに止められると「アバヨ」と言って飛んでいった

 

タツミはカムイにツチナガについて質問するとツチナガは過去の催された祭りで売られていたのを買い、名前はフィーリングで決めたとのこと

 

だが、ツチナガがあそこまで人間くさい理由は分からないとのこと

 

「まぁ、それはさておき。朝の訓練はここまでだ。汗を流しに行くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風呂に行くと変態(ラバック)が浮いていた

 

「生きて……はいるか」

 

いつものことなのでカムイは無視し、風呂に浸かった

 

「あの……カムイさん。ラバは大丈夫なんですか?」

 

「大方、レオーネの風呂を覗こうとして制裁を受けたのだろう」

 

「姉さんの裸を見るならこの命を擲っても「いっそ、カグラに依頼して殺してもらおうか?」ごめんなさい」

 

復活したラバックだが、カムイの一言で黙った

 

「ラバ、覗きなんてやめろよ……」

 

「うるせぇ!これが俺の生きる道だ!!」

 

ラバックは清々しいほど変態であった

 

「それより、タツミ。お前ウチの女子連中ならぶっちゃけ誰が一番好みだ?」

 

アカメ・・・素直クールの文字通りの肉食系女子

とぼけたところもご愛敬

 

マイン・・・絵に描いたようなツンツン娘

デレは……あるかは不明

 

レオーネ・・・大人の色気あり

サバサバした性格

カグラ曰く、残念美女

 

シェーレ・・・おっとりメガネ

ナイトレイドの中では一番優しいお姉さん

 

「さぁ、誰を選ぶよ!ぶっちゃけろよこの野郎!!」

 

「そんなこと言われてもな……今、俺は強くなる為に夢中だから……選ぶとかそんな身分じゃないよ」

 

「こんだけ女が揃ってる中で誰にも興味を示さない……つまり!隠された選択肢が出てくるわけだな!!」

 

突如、ブラートも風呂へとやってきた

 

入る前だというのに若干頬が赤くなっていたが、カムイは気にしないようにした

 

「俺もさ、はじめは興味なかったんだけど従軍中に色々あってな」

 

「なんだか兄貴の様子が変だな。ラバ……」

 

タツミは振り返るがラバックはいなくなっていた

 

「あ、あのさ……兄貴は本当に…その…男が好きな訳じゃない……よね?」

 

若干、間があったがブラートは否定した

 

「で、話の続きだけどさぁ……」

 

「ブラート、人の恋路を聞くのは野暮だぞ。タツミ、上がるぞ」

 

カムイはタツミに上がるように促し、アジトへ戻った

 

「カムイ、仕事だ」

 

アジトに戻って早々ナジェンダが仕事を持ってきていた

 

標的はトーマという医師

 

表向きは善良な医師で通っているが、裏では麻薬など危険薬物の密造と密売、薬物の人体実験を行っている

 

「私がやるということは……」

 

「あぁ、派手にやれ。加担した屋敷の人間は全て殺せ。依頼人である息子は既にこちらで保護している」

 

「派手にやれって、暗殺者としてそれはどうなんですか?」

 

「タツミ、カムイの仕事を見れば分かる。どういう意味なのかな」

 

タツミは訳も分からないまま、カムイと一緒に仕事に向うこととなった

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