Angel Beats! ~木村…いや、関根しおん物語~   作: ふーみん

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この小説一話短いからタイトルがムズい。

そろそろ春休みが終わる。受験が近づく。


Ep10 Study meeting

 常時眠そうにするようになってから少し経ち、あんまり変化ないな~とか思いながら学生の本分が俺達に牙をむく時期が来た。

 

 定期考査である。

 

「しおえも~ん!助けてくれ!」

 

 いつも通り休み時間にあやめが近づいてくるな~とか思っているとあや太君がやってきた。

 

「どうしたの、あや太君」

 

「なんとか勉強せずに良い点とれるようにして~」

 

「まずは病院に行って検査を受けてみようよ」

 

「あれ!?このどらえもん声ちょー似てるけど意外ときつい!」

 

「二人で何やってるのよ」

 

 アホな会話をしていたらゆりとさくらがやってきた。

 

「否、ゆりアンとさく夫がやってきた」

 

「誰がガキ大将よ!」

 

「ぴったりやと思うで」

 

「どこがよ!後あんたもバカにされてるわよ!」

 

「この前の体育祭とか皆を従えて高らかに笑ってたやん。後うちはあんま気にしてへん」

 

「悪役みたいだったな」

 

「悪そのものだったな」

 

「三人とも言いたい放題言ってんじゃねーぞ!後木村ァ!悪そのものって一番ひどいな!」

 

「まあまあちょっとここらで甘い物でも食べていこうぜ」

 

「そのネタ使うのまだ早いから!」

 

 ひとしきり皆でゆりをいじった後(もちろん皆殴られた)話は始めに戻る。

 

「テスト勉強会しようぜ?」

 

「そうなんだよ、しおん。俺ぜんっぜん授業聞いてなくて」

 

「そういやずっと寝てるな」

 

「ダメダメやな」

 

「クズね」

 

「あれ?授業中寝てるだけできつくね?いやそんなことよりしおん、勉強会やろうぜ」

 

「なんで俺なんだよ。もっと頭良いやつとやれよ」

 

「バカやろう!頭良いやつとやって何が楽しい!同じレベルのやつとやってこそ互いに競い合い、成長し、切磋琢磨できるんだろ!」

 

 切磋琢磨で自分を磨くとか友人と競い合って互いを高めるとかって意味あるから成長とか同じこと言ってんだけど。こいつ大丈夫か?あ、大丈夫じゃなかったんだ。

 

「あやめの言い方やとしおん君があんたと同レベに聞こえんねんけど」

 

「え?だってそうだろ?」

 

 イラッ。

 

「そうかそうか。なら勉強する必要はないな」

 

「は?何で?」

 

「あなたこいつの去年の成績とか聞いてないの?学年10位には入るわよ」

 

「……なん…だと」

 

「そういうことだ。一人で頑張るんだな」

 

 トイレにでも行くか。

 

「……って服引っ張んな!」

 

「お願いします!勉強教えてください!」

 

「お前さっき何て言ってたか覚えてる!?」

 

「ふっ…過去は振り返らない主義でね」

 

「あっそ」

 

「ちょ、行かないで!」

 

「だから服引っ張んな!」

 

「さっきの取り消し!取り消すから勉強教えてください!頼みます~!」

 

「……はぁ。どこでやんだよ」

 

「お~、さっすがしおん君。やっさし~」

 

 いらっ。

 

「な、なんか誉めたのにしおんのやつ怒ってんだけど」

 

「さっきので怒らんやつは普通おらんで」

 

「で、どこでやんだよ」

 

「ああ。俺ん家は無理だから……お前ん家は?」

 

「無理」

 

「マジか~。さくらん家は?」

 

「あれ?うち勉強会参加決定事項!?」

 

「ん?来ないのか?」

 

「いや、参加するわ。でも家は無理やな」

 

「二度目のマジか~。はぁ、どうしよう」

 

「万策尽きたな」

 

「打つ手なしやな」

 

「「「う~ん」」」

 

「いや『う~ん』じゃねーよ!あたしがいるだろ!あたしん家あいてますよ!」

 

「「「あっ」」」

 

「今日三人ともあたしに恨みでもあるの!?」

 

「だってしおんがたまには仲村をいじろうぜって」

 

「だってしおん君がゆりちゃんをいじろうぜって」

 

「だって仲村をいじりたかったんだもん」

 

「だもんとか可愛くないんだよ!」

 

「ぐはっ。顔面と見せかけてボディとは……やるな。がくっ」

 

 こうしてゆりの家で勉強会をすることに決まった。




とくになし。

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