多分、これからも投稿が遅れると思います。
「総員、点呼開始せよ」
『こちら、吉川艦隊第一艦隊旗艦長門。準備完了』
『第二艦隊旗艦、金剛。準備完了デース』
『第三艦隊旗艦、比叡。いつでも大丈夫ですよ』
『第四艦隊旗艦、川内。皆、こっちは空母の警備しなければいけないから私の分まで思いっきりやっちゃってねー』
『ハハハ、任せておけ』
「よし、後は作戦開始まで待機」
『『『『了解』』』』
作戦決行の当日、吉川達アメリカ・日本大規模混合艦隊は、ハワイ諸島から20キロ離れた海域に待機していた。
今回の作戦は、簡単に言うなら19で書いた機動部隊を囮とした一点突破である。但し、規模としては史上稀にみる大規模であるが。
沖田大将が働きかけてくれたおかげで、ハワイに向かう途中のミッドウェーでイージス艦が十隻から十五隻、日本のも含め計20隻のイージス艦。そして双胴空母も新たに「エンタープライズ」が合流してくれた。
しかし、肝心の艦娘達の増援はなかった。どうやら、インド洋方面でも深海棲艦の大規模な艦隊が発見されたようで、そっちに向かったとのこと。
恐らく、敵の陽動作戦だろう。敵がこちらのことが分かっている可能性は低くない。---何せ、ハワイにはアメリカ軍の大規模な海軍基地があるのだから。
姫以上になると知能も下手すると人間と染色ない。もしかしたら基地の通信機能を利用して聞いている可能性だってある。深海棲艦にしか分からない通信コードがあったらそれで連絡し合っているだろう。
「こちら吉川艦隊、準備完了」
『こちら村上艦隊、準備が終わった。作戦開始時間が楽しみだ』
『こちら有馬艦隊、同じく終わったよー。後はしゃぎ過ぎないようにねー?』
『十河艦隊、いつでも。それにしても、作戦前だというのに、ピリピリしてないのね?』
『ピリピリしても良いことないですから。リラックスしてやったほうがいい結果が出ますよ』
『それができない奴が多いんじゃがのぅ…。沖田艦隊、終わったぞい』
日本艦隊は準備完了していたが、アメリカ艦隊は未だに準備が出来てなかった。…正確にはジョシュアの艦隊が所定の位置についておらず、補佐官のアンドリューたちがサポートしていた。
「…あいつはミッドウェーで下したほうがよかったんじゃねえの?」
『儂もそういったんじゃがなぁ。本人が『私に相応しい武勲を奪われてたまるか!』といって首を横に振ったんじゃ』
「…害悪以外のなんでもないな」
『むしろ自覚してない分、好き勝手やる可能性が非常に高いな』
『勝手な行動したら”誤射”でもする?』
『問題になるからやめなさい。どうせやるなら敵にやらせたほうが心が痛まないわ』
『お主等、もうチョイ過激なこと言うのやめんか…』
割と苦労性な沖田大将であった。
『申し訳ありません。準備に手こずってしまいましてね』
『いえ、お気になさらず。―――では、十河中将、有馬少将。頼みます」
『任されました』
『んじゃ、二人も沖田大将の足を引っ張らないようにね』
「『お前もな』」
『ハモられた!?』
十河中将率いる機動艦隊と有馬少将率いる護衛艦隊が離れ、アメリカ軍の一部のイージス艦も護衛の為、離れていった。
『では、私たちは彼女たちが暴れまわったのを確認した後、第一陣の壁を吹き飛ばしましょう』
「了解」(お前が指示すんじゃねえよ…)
今回の作戦指揮官であるジョシュアの命令だったが、心の中では沖田大将の命令のほうがマシだと思っていたが、顔に出さずに命令をこなしていた。最早ジョシュアの信頼度はゼロを通り越してマイナスである。
「トマホーク、ハープーン、装填」
「アイ。トマホーク、ハープーン、装填!」
「ジャミングは?」
「効いています。…それにしても、昼に攻めるとは…」
「本来なら、夜戦で攻撃すると思っているんだろうがな。相手が「有り得ない」と思わせるのが、奇襲の常識だ」
「それでも、戦艦相手にするなら夜のほうがいいんですけどね」
「そこは第一艦隊と第二艦隊が相手する。俺たちはレーダーと第一陣・第二陣の相手さえすれば問題ない」
因みに、第一陣はノーマル、第二陣はエリート、第三陣は姫と姫が率いる親衛隊(全てフラッグシップ。レ級フラ付き)、最終陣には鬼(湾港)三隻&フラレ級やフラル級、フラヲ級改等、強敵揃いである。
「十二分に危険ですけどね、それだけ聞くと」
「だからアメリカの双胴空母二隻来てくれたじゃねえか。一隻だけだったらキャパオーバーしてただろうし」
そんなこんなで副官と喋っていると、十河艦隊の連絡が入った。敵と交戦を始めたとのこと。
「良し。では、始めるとしますかね?」
『うむ』
『全艦、ハープーン、トマホーク、発射開始!』
「了解!」
「ハープーン、トマホーク、発射! サルヴォー!」
日本のイージス艦3隻とアメリカのイージス艦12隻、計十五隻から放たれた矢が、敵に向かって飛んで行った。
「…ヌ?ナンダアレハ?」
「ナニカコッチニ来テイナイカ?」
「ア、コレミサ―――」
知能が低いのか、飛んできたものがミサイルと判断される前に、敵をガンガン沈めていく。もしここで手こずったら後のフェーズに支障をきたす可能性があるからだ。
『”穴”が出来るまで、打ち続けてください。その後、突っ込みますよ』
「ちょ、ちょっと待て!?作戦では突っ込まずにアウトレンジで攻撃するだけのはず!」
『わざわざ突撃する必要はない。死にたいのかお主は!?」
『君たちの言うことを聞いておけば消極的な意見ばっかりのくせに、偉そうなことを言うな!』
「『『はぁ!?』』」
『私には武勲が必要なのだ!武勲を立てなければ、私の理想とする国は作れない!』
『それと何が関係あるんだ!? 命あっての物種なんだぞ!』
『私は英雄になりたいのだよ! 私の曽祖父がそうであったように! 英雄は私にふさわしいのだ!』
「ビンセンス、通信カットしました!連絡できません!」
「ビンセンス、アトランタ、ニューオリンズ、先行しました! レーダーに穴が!?」
「レーダーの出力を上げろ! 後方の「エンタープライス」に哨戒機を出させろ!」
最悪とまではいかないが、非常に厳しい状態に陥った。
「あんの野郎…!土壇場で何やっている!?」
『提督! イージス艦が三隻先行している! 作戦と違うぞ!?』
『テイトクー! ちょっとこれどういうコトー!?』
「その三隻は無視して構わん! そいつらを無視して進撃しろ!」
『し、しかし…』
「こちらで対処する! お前らは本陣に真っ直ぐ行ってこい!!」
『…了解ッ!』
『了解ネー!』
そういうと、二人は提督を信じ、本陣に突撃していった。
『吉川! 今そちらにビス子を援軍に送った! そちらに戦艦姫が接近している!」
「そっちは!?」
『沖田大将が戦艦姫と空母姫を相手にしている! てか何であの強敵相手に普通に渡り合っているんだ!?』
「でなきゃミッドウェーで生き残ってねえよ! そんなことよりあと二体は!?」
『確認できてない! 多分だが一番後ろにいる!』
「くそっ、副長! 第三艦隊は近くにいるか!?」
「確認します! …いました! 繋げます!」
『提督、どうしました!?』
「戦艦姫がこちらに来ている! すまないが、こっちに来れないか!?」
『そうしたいのは山々なんですが…!?クッ!?』
「おい、どうした!?」
『…戦艦姫がこっちにもいたみたいです。速攻潰すので待ってください!』
「無理すんなよ!?」
『こちら第四艦隊! 提督の援護に向かいます!』
「空母の警備は!?」
『沖田大将の第四艦隊が任に就いてくれたよ! なので今から向かうから!』
通信を切るや否や、レーダーの情報から第四艦隊が此方にすごい勢いで向かってきていた。
「…沖田大将には頭が上がらんなぁ!」
『もっと褒めてもいいんじゃよ!?』
「それがなかったらもっと良かったんだけどなぁ!!」
「糞ッ、多すぎるぞ!?」
「だあああもう!邪魔ですッ!」
霧島がル級の首をつかんでその首をもいだ後、全力で敵に投げていた。
「千切っては投げ千切っては投げ! 何回やったか覚えてないですよ!」
「霧島ッ、後ろだ!」
「え―――キャアッ!?」
武蔵が霧島をド突き、戦艦姫の馬鹿でかい艤装を独立させ、深海化させたような化け物のような敵が、その場所目掛けてグーパンを放った。そう、たったそれだけのことだった。
「うおおおおあああああ!?」
―――グーパンを放ったその場所が、爆ぜたのだ。まるで爆発物を使ったように。
「しまった!?」
「武蔵!?」
そこで体勢を崩した武蔵を化け物が、武蔵を沈めんと頭を握りつぶそうとしたが、
「―――かかったなアホが!!」
武蔵が化け物の口に砲身を突っ込み、トリガーを引いた。
轟音と共に、化け物の頭上半分が消し飛んだ。
「よし、これで敵は戦闘能力が格段に下がっただろう」
「無茶しないで! もしあなたが沈んだら!」
「姉さん…」
「私も大和に賛成だ。―――間違っても命と引き換えにしようとするなよ。あの戦い方はそう見える」
「…そのつもりはなかったんだが、分かった。気を付ける」
「三人ともー!? いい加減こっちに来てくれへんかなー!? ウチだけではちょっと厳しいわー!?」
龍驤が艦載機を放って敵を抑えていたが、艦載数の少なさが仇となったのか、敵が強すぎるのか、そろそろ限界を迎えていた。
「つか敵多すぎやない!? ちょっちこれ突破すんの難しいで!」
無理ではなく難しいと言っているところを見ると、突破すること事態は可能らしい。
「今提督から連絡があった。村上提督のビスマルクがこっちに来ている! 合流次第鬼退治に向かうぞ!」
『了解ッ!』
まだ勝機はある…そう思っていた矢先であった。
ッッッパァァァァン!!と、突如海面が爆発したのだ。
「なぁっ!?」
「きゃあ!?」
彼女たちが悲鳴を上げ、海水の雨が止んで前を見たら―――戦艦水鬼が、三隻いた。
「チィッ!」
長門たちは即座に対応したが、分の悪い戦いであることが分かっていた。
(クッ、ヤバイ。ヤバすぎる! 相手は戦艦水鬼! 大和達が相手でも分は悪すぎる! ビスマルクが来るまでに耐えきれるか!?)
絶望の戦いは、まだ、始まったばかりである。
Q,武蔵さん出るの多くね?
A,一番好きなキャラだもんね、仕方ないね。
Q,口調おかしくね?
A,デフォです。それがこの小説のクオリティ(オイ
こんな駄文ですが生暖かい目で見守ってくださるとうれしいです。
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