提督と艦娘の日常(仮)   作:お芋侍

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「うーむ、なぁんかしっくりこないんだよなー。何がいけないんだ?」

 

ある日の3時ごろ、厨房に入ってカレーを作っている提督だったが、納得のいくカレーが出来ず四苦八苦していた。

 

「タマネギはあめ色になるまで炒めているし、ターメリックは炒めすぎてないし、一体何故…?」

「あれ、提督どうしたの?」

「川内か。いや、中々美味いカレーが出来なくてな」

 

タマネギを炒める匂いに釣られた川内が厨房に入ってきた。

 

「んー、ちなみにどんなカレー?」

「インドカレーだ。ちなみに手羽元を使っている」

「その手羽元、ターメリックとか付けてる?」

「…あ”」

「あー…、大丈夫?いつもならこんなヘマうたないのに」

「…あんま大丈夫じゃないかも。徹夜なんぞするもんじゃないね」

「因みに徹夜した理由は?」

「夕張と一緒にモ○○ンしてた」

「同情できる内容じゃないね…」

 

川内の手伝いもあり、あっという間に煮込むだけとなり、出来上がるまで暇になった。

 

「いやー、ありがとうな川内。助かったよ」

「別に気にしてないよー。そ・の・か・わ・り」

「最初の味見ね。オーケーオーケー」

「にしても提督、何でカレーを作ろうと思ったの?」

「食堂にあるカレーは小麦粉を使っているせいかカロリーが高いからねー。最近お腹がでてきたから…」

「そういえば、ご飯も白米の匂いじゃないね。何の米?」

「玄米だよー。圧力鍋があったから作ってみたのさ」

「…体を鍛えたら?」

「真夜中の鎮守府&電気がついてない状態で体を動かせと?」

「…なんかゴメン」

 

※この提督、実は幽霊が苦手だったりする。

 

「一応霊感のある同僚からは『お前の体の周りには霊が寄り付かないんだが』とか言われたけどな。…それでも怖いが」

「ある意味羨ましい体質だと思うけどね。山城さんなら喜びそうだけど」

「あれは何でだろうね?あいつだけピンポイントに不幸が来るとかおかしいだろ」

「提督に近づいたらそれが全く起きないしねぇ…。まるゆを使って運が上がっているのに全く関係ないみたいですし」

「…近いうちにあいつと一緒に日本に行ってお祓いを受けさせた方がいいな」

 

そんな感じに喋っているとカレーの灰汁が出て来たのでそれをせっせと除けていた。

 

「ちょ、やべえ。このままだと溢れそう!」

「火を弱火にしよ!?」

「アツアツアツッ!?ちょ、灰汁が手にかかったがな!?」

「大丈夫、提督!?」

 

ギャーギャー騒いでいる内に灰汁抜きも終わった。

 

「あっつー、よっしゃ、あとは一晩ほっとくだけだな」

「なんか一気に疲れたね…」

「これでも圧力鍋を使っている分、短いんだけどな。普通の鍋だと下手したら半日かかっちまうし」

「米にカレーにスープに豚の角煮になんでもござれだもんね」

「圧力鍋の数も多いしな。使わないと意味ないし」

「…今度の夜戦飯も圧力鍋を使ったモノにしようかな」

「その時は俺も呼んでくれ。味見したい」

「もちろんだよー」

 

カレーが冷めたことを確認した後、そのカレーを鍋ごと業務用冷蔵庫に入れ、従業員に間違って使われないようにメモ帳を破って『この中にカレー有。気を付けよ。特に赤城。食べるなよ?』と書き、冷蔵庫の壁にそれを貼った。

 

「あ”-疲れた。あのまま一人でやってたら倍の時間はかかってたかもしれんな」

 

時間を見てみると5時半過ぎ。えらい時間がかかったようだ。

 

「お疲れ―。とりあえず明日だねー」

「そうだな。ふあああ~、眠い…」

「眠そうだねー。―――あ、そうだ。膝枕してあげる。近くに長椅子あるし」

「ンー…ゴメン、お願いしていいかな」

「もちろん♪」

 

 

 

 

「ふふっ、良く寝てるねー」

 

川内はニコニコしながら太ももの上で爆睡している提督の頭を撫でながら幸せをかみしめていた。

 

「最近、新しく入ってきた娘にばっかり構ってるから寂しかったんだぞー。たまには私にも構ってよねー」

「おや、川内さんに提督さん。どうしたので?」

 

そこに青葉が通りかかってきた。いつも持ち歩いてる一眼レフは持ってないようだ。

 

「いやー、どうやら疲れたみたいでそのまま寝ちゃったのよ」

「…嫌そうな声の割には物凄い満面の笑みですねぇ」

「いや、嫌そうな声をしているのは気のせいだよ?」

「冗談ですよ。でも、すっごい幸せそうな顔ですねー」

「まあねー。最近こんなことなかったし。一緒に料理するのも結構前だったもの」

「およ?料理を作ってたんですか。ちなみに何を作ってたので?」

「インドカレー」

「あちゃー、その光景撮りたかったですねー。残念」

「そういえば、カメラはどうしたの?」

「ああ、今カメラ屋に行ってメンテしてもらってるんですよ。なんか調子が悪かったので」

 

そう言った後、青葉は提督の顔に近づき、提督の顔をぷにぷにしだした。

 

「…結構深く寝てますねー。一体昨日何をしてたんでしょう?」

「夕張と一緒にモ○○ンしてたって言ってたよ?」

「…バカですね」

「全くよねー」

 

呆れ顔の川内と青葉だったが、提督の顔を見てたら自分がいつの間にか笑みを浮かべていることに気が付いた。

 

「…ねえ、青葉?」

「なんでしょう?」

「ここにスマホがあるんだけど、写真撮らない?」

「良いですね。撮りましょ撮りましょ」

 

 

 

後日、提督の寝顔が鎮守府内の全艦娘に配信され、提督は暫くネタにされたそうな。




どうも、おはこんばんちわ。お芋侍です。
うん、また連日投稿なんだ。亀更新とはいったい…ウゴゴゴ
今回もクオリティはかなり低いです。
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