くっそどうでもいいですが、この時期は花粉がよく飛ぶのでマスクしたほうがいいぞ! 作者はそれでえらい目に合ってるから! 現在進行形で!
後短いおまけもあるぞ!(チャレンジャー魂)
日本からトラック諸島に戻ってきてから数日たったある日のこと。
「大本営から秋刀魚漁をする漁師たちの安全を確保してほしいとの連絡が来ています」
「秋刀魚か…。そういや秋刀魚の時期だったな、あっちでは」
提督室で書類に印鑑を押す仕事をしていた提督に、長良が大本営から発令された命令書類を提督に渡していた。
「深海棲艦の所為で天然物が滅多に獲れなくなって、世界的に魚介類は物凄く値段が高いんでしたっけ?」
「養殖もあるが、やはり味も違ってくるし値段もまだ高いからなぁ…。今ん所、鮭や川魚が安全かつ値段もそこそこ安く手に入るから、そっちが主流になってきているけどな」
尚、ここの世界の秋刀魚は、天然物は一尾5,000円、養殖物だと2,000円である。
幸いにも秋刀魚や鮪、鯵に鰯等といった魚は、人工的に作り出すことに成功している為、この程度の値段に済んでいる。その代りクジラやイルカが確保できなったが。これには(ピーッ)シェ○ードもニッコリしたとかしなかったとか。
「更に漁師船が来る前なら何しても問題なしだそうです。事実上の漁の許可ですね」
「そんな命令が出ているということは、今回は物凄い群れなんだろうな。下手したら環境に影響出てしまうレベルの」
「かもですねー。…赤城さんたちは物凄い勢いで取りに行きそうです」
「秋刀魚が取れるルートは日本周辺の太平洋側、日本海に北方…。ホッポがまた虐められるのか…」
「ま、まあ今年は舞鶴にいるという噂も聞きますし、もしかしたらアルフォンシーノ方面かもしれないですし」
「…まあ太平洋方面ならば対潜水艦用の武装でいいな。アルフォンシーノは1-5が取れなくなってからだ」
「3-5は?」
「極力行きたくない。というか何故かボスに行く前に中破になるし、烈風の数は全然揃っていない。未だに紫電改二がウチの主流だし」
「艦攻機は充実しているのに、艦爆機と戦闘機は全くでしたね、そういえば」
尚、最近出たのは彗星一二型甲だったりする。艦攻機と大口径主砲は凄まじい開発運を持っているくせに、それ以外になると点でダメになってしまう提督であった。
「っと、そういえばそろそろ潜水艦隊が戻ってくる時間ですね」
「お、そうか。んじゃ、迎えに行きますかね」
そう言って、提督は提督室から出て行った。
因みに、提督業がこの世界では大人気の職業なのだが、実は提督になったら女の子と知り合える他に色々なメリットがある。
一つは社会的地位とお金。二つ目は―――
「提督ー、こんなに貝が獲れたでちー!」
―――このように、貝類を獲ってきてくれることがあるというメリットだ。
現在、シーレーンを維持できるほどの戦力はあっても、流石に深海棲艦が大量にいる太平洋(特に赤道付近)やインド洋方面、オホーツク海にベーリング海の安全確保が出来ていない。その所為で、漁に出ても生きて帰れないことが非常に多い。天然物の値段が異常に高いのは、その希少性と、危険な海から釣ってきてくれた人への手当も含まれているからだ。
しかし、艦娘―――特に、潜水艦ならば、ある程度の危険性は強引に無視できる。海底に眠っている貝や海底資源も手に入れることも可能なのである。
……といっても、海底資源といっても獲れるものは無く、ここにこれがあった、そこら辺にこんな物があった等といったものである。まあそれでも知らないよりは遥かに良いし、もしかしたら新たな資源になるかも知れないので、吉川提督の鎮守府は、時々潜水艦隊には海底資源の調査を命じてたりする。
そしてその帰りに、浅い海の底にある貝類―――サザエや蝦蛄、アサリにカキが採ってきたりしてくれるのだ。
因みに季節の違う貝も入ってないかと思っているだろうが、深海棲艦が発生した所為か、生態系が大きく崩れたのだ。特に貝類はその煽りを喰らってしまい、殆どの海に生息、大量発生してしまったのだ。
まあ味と健康には全く問題は無い為、貝類は比較的安価で売っていたりするが、やはりタダで持ってきてくれたほうがメリットも大きい為、提督は「食費を浮かすためにできる限り採ってきてほしい」とお願いしている。
何せ食欲魔人が凄まじい勢いで食うからこうまでしないとキツイというのも、理由の一つだが。
「おー、こりゃ凄いな。蝦蛄まで採れてるじゃないか」
「ヘッヘッヘー、それに何とシャコガイまで採れたのー!」
「おーこりゃ素晴らしいな。後で鳳翔のトコに持っていこう」
「…? あれ? 他の皆はどうしたの?」
「はっちゃんはタコを採ってきたんだけど、顔に絡みついてきたからイムヤとユーちゃんが助けに入ってるのー」
「しおいは何か大きい獲物を見つけたとか言って隊列から離れたでち」
「オイオイ、大丈夫か?」
「うーん、そろそろ戻ってくると思うんでちよ」
「―――おーい、戻ってきたよー!」
提督が(おっ?)とそこを見てみると―――
「どーお? こんなデカい貝を採ってきたんだよー!?」
―――ゴリゴリと馬鹿でかいオオシャコガイを引きずりながら、こちらに手を振るしおいの姿があった。
※オオシャコガイ:世界最大級の貝。一番大きい貝だと二メートル近く。体重は200㌔オーバ
ーというギネス級のデカすぎる貝。ジックリコトコト醤油で煮込むと美味し
いらしい。手塚治虫の作品「ブラックジャック」で子供がこいつに挟まれる
というストーリーがある。
「何採ってきてんだァァァァァァァァァ!?」
「お、大きい貝でちね」
「むむ、こんだけ大きいと身も大きそうなのね」
「冷静だな!? そしてどうやって持ち上げたそんなモン!?」
「え? 普通にバラスト用の浮き輪を使って持ち上げたんだよ」
どうしてこうもウチの鎮守府は男らしい性格(?)が多いんだ……、と頭を抱えた提督であった。
「ところで、どうして迎えに来たんです?」
「ん、ああ。次から貝類などを採りに行かなくてもいいことを伝えにな」
「え? 何で?」
「もしかして…朗報でちか?」
「ああ。大本営から秋刀魚漁の手伝いが発令された。その後の処置も含めの、な」
「赤城さんが喜んで取りに行きそうなのねー」
「炊飯器と大根おろしとポン酢もって戦場に出そうですよね」
「そこまで意地汚くない…よな?」
アイツならやりかねない、と考えてしまう提督であった。凄く有能なのだが食費がそれに比例して凄まじいのが玉に瑕な赤城であった。
「ま、そういうことだから無理して採らなくても大丈夫だから。後は出撃の編成次第だな」
「別にイヤイヤやった訳じゃないでち。貝を掘り掘りするのも楽しいでち」
「というか喜んでやっているからまったく問題ないのねー」
「……そうか」
「あ、それとユーちゃんが改造可能練度に達したでち」
「OK、ありがと。じゃあこれらを鳳翔さんのところに持って行こうか」
「この馬鹿大きいシャコガイ、どうするー?」
しおいが持ってきたオオシャコガイを見た提督が、
「ジェットエンジンで焼くか?」
「それ黒焦げなるでち!?」
「そうなのー。どうせならガスバーナーで焼いたほうが」
「それもそれでどうなの…。というか私が採ってきたんだから私が焼くに決まってるじゃない。―――七輪で」
「「「「それこそ無理だから(でち)(なのね)!?」」」」
一週間後、
「まっっっったく採れねええええええ!!」
「日本近海でも殆ど狩り尽くされてますね…。アルフォンシーノでもあんまり採れないですし」
秋刀魚がまったく釣れてなかった。
1日目
「ファーwwwww「セリャァ!!」ァァァァァーーー………」
―――画面が大変乱れております。しばらくお待ちください―――
……ちょっとヤバめの魚が釣れてしまい、フリスビーみたいに釣れた魚をブン投げた。
尚、磯風をドロップした模様。
2日目
ようやく秋刀魚が釣れた。しかしこの一匹しか釣れず、日本海近海の秋刀魚漁を断念。
3日目
アルフォンシーノで秋刀魚が3匹釣れた。しかしボーキの消費が激しく、二隻から三隻に変更。……十回やって三匹とか運が無いとしか言えない。
尚、浜風と山雲をドロップという運の良さはあった模様。確かに欲しかったが違う、そうじゃない。
4日目
秋刀魚が2匹…。釣れなさすぎィ!?←今ココ。
「費用対効果が割に合わんレベルだなあ……」
「合計六匹しか取れてないですからね…。ま、まあでも、まだ四日目ですからまだまだ釣れますよ」
「…だといいんだがなぁ……」
提督はこれからのことを考えて深々と、ため息をついた。
~~~おまけ~~~
ユーちゃんが改造可能練度に達したことを知った提督は、後日ユーちゃんを改造したのだが…、
「UボートU-511改め、呂号第500潜水艦です。ユーちゃん改め、ろーちゃんです! 提督、よろしくお願いしまーす!」
「面影無えぇぇぇぇ!?」
「ああ、引っ込み思案だったユーちゃんは何処にでち…」
あまりの変貌っぷりに驚きを禁じ得なかった二人であった。
「ふぇ? どうしたの?」
「ああ、いや…あまりの変化にな…」
「変化とかそういう生易しいレベルじゃ無いでち。○ルナ○フ状態だったでち」
「???」
二人の反応にハテナマークを浮かべまくっているろーちゃんであった…。
秋刀魚出てくれえええええええ!!(慟哭)
はい、今回は秋刀魚回でした。…え?そこまで秋刀魚要素なかったって?ハハハ気のせいですよ、エエ。(冷や汗
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