特に要望のないケッコンカッコカリ第二弾です。
後、今回もキャラ崩壊がヤバいです。後二番煎じのネタ多し。
「うえっ、口の中がまだ血の味が…」
ある日の昼過ぎ、提督はティッシュで口の周りをゴシゴシ拭いていた。そのティッシュには血がこびり付いている。
理由は、迅雷の空戦パック”韋駄天”にあった。
韋駄天は迅雷の後ろのバーニアを撤去、そこに前進翼型のパックを装着することで大空へ飛ぶことができる。エンジンは、マクロスF(劇場版)で出てくる”デュランダル”のような、翼にエンジンを載せるタイプになった。しかし、どうやらこれが拙かったのか、試験中に翼がボッキリ折れてしまったのだ。
パージに成功したとはいえ、5000mからの落下を流石のアジャイルスラスターでも殺し切れず、海に真っ逆さま。着水の衝撃で内臓にダメージ。更に海に落ちた所為で機体の一部が壊れるという事態に。
工廠妖精は翼が折れた原因を探る為、明石と夕張と共に壊れた部分を回収中、近藤は翼が折れた瞬間あまりの出来事にぶっ倒れたりしていた。しっかりしろ有沢重工・武器開発局。
尚、後日妖精さんの調査で分かったことは、
・ただ単に前進翼の剛性が全く足りてなかったこと。
・エンジンも重い。何故軽量化しなかったのかと小一時間(ry
・ちょっとこの計画かませろオラァ!
ということであった。…最後以外は近藤に手渡し、これらを改良するように伝えた。
閑話休題。
「幸い軽い吐血で済んだのは良かったが、これ結構キくなぁ…」
「えっとぉ…、大丈夫ですか提督?」
「大丈夫大丈夫。体のあちこちが痛いだけだし、余裕だぜ」
(5000mから落下してそれだけで済むってかなり頑丈…という言葉じゃ済まないよね)
提督の横に古鷹が寄り添うように歩いていた。
「良し、ここまでで大丈夫だから」
「でも、あんなところから落ちたんですし、まさかの事態も…」
「だから大丈夫だってば。大和&長門の裏拳のほうが痛かったしな」
「でもですね…」
心配してくれてるのか、古鷹が言ってくるが、
「嘘言ってもしょうがなかろうに。この話はとりあえず終了な」
「ちょ、まだ終わって―――」
「今日の夜、提督室に来てくれないか?」
「―――え?」
提督の発言に思わずフリーズ。かと思いきや、
「えええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」
トマトみたいに真っ赤っ赤になったりしていた。
「どっどどどどどうしてでっすか!?」
「落ち着け落ち着け、ちょっと渡したいものがあるからさ」
「今じゃ駄目なんですか!?」
「駄目です」
「そっそうですか…」
(これは…あれかしら? あれよね?)
「……あー、大丈夫か?」
「ひゃ、ひゃい!? 大丈夫でふ!? ひょれでは、しちゅれいしまふ!」
顔を真っ赤っ赤にしてピューッと逃げた古鷹を見た提督は、
「……可愛い反応だなぁ」
こんなことを言っていた。
因みに、重巡寮では。
「おー古鷹ー。おかえ…え? どしたの? 熱でもあんの?」
「加古」ガッシ
「お、おう?」
「提督に夜に来てくれと言われたわ」
「……ふぁっ!?」
こんなこともあったそうな。
「さて、古鷹はOK。あとは…」
「あ、提督。さっきの事故大丈夫なの?」
「飛龍か。ちょうどいいな」
「へ?」
「こっちの話。そういや蒼龍はどうした?」
「何か江草隊の彗星が調子悪いそうだから妖精さんに頼んでいるんだってー」
~妖精さんサイド~
「なんかあらたにもんだいがでたそうです」
「なんのそうびなのです?」
「えくさたいのすいせいなのです。きたいすうはすくないのでできればさんめいほどひきぬきたいのです」
「わかったのです。いちぶそっちによこさせるのです」
「やまとほうのほうとうにひびがみつかったのですー」
「こっちもー」
「…きょうはですまーちなのです」
ちょっとしたカオスなことになっていた。
「そうか。ウチの鎮守府では君らの航空隊は非常に頼りになるしな」
「ふふふ、褒めても出ないぞー」
「事実を言ってるだけなんだがなぁ。…後、今日の夜」
「提督室に来てくれ、でしょ? さっき古鷹が悶えながら走り去っていってたし」
「…ちょっとやり過ぎたか……?」
「まあいいんじゃない? それと、それは私だけ?」
「いや、蒼龍もだ」
「…世界中の男たちが聞いたらぶち殺されるよね、絶対」
「知らんがな。というかこの流れどっかでみたぞ」
「気のせいじゃない?」
それからしばらく飛龍としゃべった後、羽黒と基礎を探しに出かけたのであった。
「姉さん、そろそろ働こうか?」
「嫌クマー。せめてこのサ○ラ○ト○○スを潰してから」
「昨日も真竜ヒュ○ノスを潰すまでと言ってサボったよな? 多摩ねえも働いてるんだから球磨ねえも」
「輸送任務三日間やったんだクマよ。その分ゲームしても問題ないクマよね?」
「無い訳ないだろアホねえ。最悪コンセント抜くぞ?」
「それはやめろクマ!? 血も涙もないクマか!? それがなくなったらただの箱になってしまうクマ!」
「だったら働けばいいだろ!」
「……お前ら何してんの?」
「あっ」
「おいこら球磨。”あっ”てなんだ、”あっ”て」
「気のせいクマ」
「で? 俺ん所にまだこの前の書類が来てないんだ―――」
「アッハッハーすぐに出してくるクマー!」
言うやいなや残像を起こすようにあっという間に逃げた。
「…スマン提督。アホねえが迷惑かけたみたいで」
「あいつも有能なのにこういう悪癖があるのがなぁ…」
どのぐらい有能かというと夕立と一対一で渡り合えるほど。有能な怠け者というべきなのか…。
「そういや、提督はどうしてここに来たんだ?」
「ああ、一応夜の誘いをばと」
「……ドレス着て来たほうがいいのか?」
「そっちの方じゃない」
少しズレているのを苦笑いしながら約束を取り付けることに成功。最後の羽黒を探しに出かけたのだった。
「フッフッフー、いいこと聞いたクマよ~」
「ハア…北上さん」
「あいよー。じゃ、球磨ねえは私たちとO☆HA☆NA☆SHIしようねー」
「んげえッ!? 捕まってたまるかクマァーッ!!」
「残像だ」
「クマァー………」
尚、隣の北上&大井の部屋に避難していた球磨はデバ亀ろうとしたが、二人に速攻止められていたのだった。
「さて、この部屋だったよな」
提督は、羽黒&摩耶の部屋についた。
「この部屋にいるといいんだが…」
そう言って、部屋を開けた。―――ドアノックもせずに。
「カーニバルだよっ♪」
「……………」
「……………」
摩耶がゴスロリ擬きのような服を着て、別世界のモノマネをしているところを目撃してしまった。こんなところを見てしまったらそりゃ硬直してしまう。
「………見たのか?」
「……疲れてたんだな」
次の瞬間、目覚まし時計を思いっきり提督にぶつけたのだった。プロ野球選手レベルの投げっぷりである。
「ドアノックぐらいしろぉぉぉぉぉぉぉッ!!! バカァァァァァァァッ!!!」
凄まじい正論である。
「んで、なんでここに来たのさ。このボケ提督」
「いやまあ確かにドアノックしなかった俺が悪いんだが、ボケはやめて」
「あ”?」
「何でもない。今回ここに来たのは、羽黒にちょっと伝えたいことがあってな」
「羽黒か? 羽黒は今風呂に行っているぞ」
「ん? 出撃はさせてないはずなんだが……?」
「アイツ結構綺麗好きだからなぁ…。そろそろ帰ってくんじゃねえか?」
そんなことを言っていると、ノック音がした。
「噂をすれば帰ってきたな」
「ただいま…て、提督!? どうしてここに!?」
お風呂上がりの所為か、色っぽい雰囲気を身に纏った羽黒がいた。
しかし、
「おう、ちょっと夜に提督室に来てほしいんだ」
「提督室にですか? 誰かの誕生日ですか?」
「いや、君に…いや、君以外にもいるんだが、渡したい物があってな」
「その言葉だけ聞くと史上最悪のセリフだよなぁ…」
「言うな。頼むからそれを言うな」
「え、えっと…そんな提督が好きです、よ?」
「………伝えたいことは伝えたから、戻っておくわ。あと一つ言っておく」
「「?」」
「摩耶、ゴシック似合ってるぜ」
「ひゃっ!? う、うるせーーッ! とっとと部屋に戻って休憩しやがれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
「ちょっと、摩耶ちゃん…叫びすぎだよ…?」
ツンデレな言葉をバックに提督は提督室に戻ったのだった。
尚、提督が戻って机を見ると、
「……始末書と報告書の山が出来ているなぁ…。夜までに終わらせにゃならん…」
今回の事故の始末書等の山・山・山であった。
やれやれと思いながら判子とペンを持って書類をガリガリガリッ!!と凄まじい勢いで処理をしたのだった…。
次は告白編です。
というか毎日艦これやっているのにキャラ把握出来てないってやばいよなぁ…。
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