提督と艦娘の日常(仮)   作:お芋侍

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どうも、おはこんばんにちは。E-4、Mマス掘りをしているお芋です。バケツ足りねえ……。50個は足りなさ過ぎたか……orz。

今回は久しぶりの戦闘回。


42.コロネハイカラ沖海戦(ショートランド? あいつは消した!)

「急いで! そろそろ敵本隊が来る!」

「ドラム缶を洞穴の奥にパンパンになるまで突っ込め! 水雷戦隊の底力、陸軍に見せつけるぞー!!」

「「「「ヒャッハー!! 弾薬ボーキ燃料鋼鉄何でもござれじゃー!」」」」

 

 …現在、提督率いる川内・吹雪・深雪・涼風・漣・清霜は、コロネハイカラ島にて陸軍の資源輸送作戦を展開していた。

 大本営から発表されたのはショートランド沖・コロネハイカラ沖・ステビア海・バニラ沖にある島に資源を輸送、及びその周辺の敵基地の破壊活動。…ぶっちゃけいえば「陸軍の援助、ついでに敵もフルボッコ」という作戦であった。

 今回の作戦の特徴は、水雷戦隊による攻略、つまり戦艦や空母は使う機会があまりないのである。

 この発表を聞いた軽巡・駆逐艦組は狂喜乱舞。今まで大規模作戦(今回は中規模)で活躍できるステージはあまり無く、精々鎮守府周辺の潜水艦(ネズミ)狩り、北方のキス島ぐらいなものである。そりゃ主役だと言われたら喜びますな。

 

 ショートランド沖海戦では、第一艦隊は戦艦を一隻のみにし、重巡と軽空母をメインに、第二艦隊は川内を旗艦に吹雪・清霜・深雪・江風・木曽という組み合わせで攻略。全力でフルボッコにした結果、たった半日で陥落してしまったが。

 

 現在攻略中はコロネバンカラ沖の輸送任務である。といってももう少しで終了するぐらいに資源はパンパンになっており、今回も直ぐに終わる任務であった。

 少し違う点を言うならば―――敵がすごい勢いで接敵していることぐらいである。

 

「敵、確認! 敵さんお顔真っ赤になってる!」

「そりゃ自分らのテリトリー好き勝手したら怒りますって! 吹雪! 交戦します!」

「援護するよ! 清霜、吹雪に続きます!」

「オイオイ、アタイを置いて行かないでくれー!?」

「…やれやれ、ホントは私が行きたかったんだけどね。

 漣、深雪。付いて来て。援護するよ!」

「了解ktkr!!」

「了解だぜ!」

 

 川内が敵の位置を確認、吹雪・清霜・涼風が突貫。川内は残った漣・深雪を指揮。本来ならば火力の高い川内が行くべきなのだが、その前の重巡の攻撃に当たり、小破していた。

 大して影響ないのだが、万全な状態でやらないと一発でやられる。それが軽巡棲姫、いや、姫クラスの攻撃なのである。

 

「敵艦、視認しました! 清霜ちゃん、涼風ちゃん! 援護お願い!」

「あいよー! とりあえず魚雷でも喰らっとけー!!」

「吹雪ちゃん! 二時の方向、魚雷痕!」

 

 吹雪が敵艦隊に突貫、それを援護する為、涼風・清霜が酸素魚雷を発射。これでイ級二体が爆沈した。しかし、その前に軽巡へ級、ホ級が魚雷を発射。しかし、清霜が目視で魚雷痕を確認。吹雪に伝達し回避に成功。

 …たった三行でここまでの戦いが発生しているのである。これぞまさしくハイスピードバトルである。

 

「吹雪ちゃん! こちら川内! 横から援護するよ!」

『こちら不知火。ただ今より支援を始めます』

 

 川内が横からへ級に喰らい付き、更に不知火の魚雷支援が軽巡棲姫に直撃、中破に持ち込んだ。

 

「漣の本気、見せつけてあげるっ!」

「深雪様の本気、見せつけてやんぜー!」

 

 漣、深雪はホ級に攻撃を仕掛け、先制攻撃で中破に持ち込んだ後、

 

「見逃すと思った? 残念! 漣はしつこいのです!!」

 

 酸素魚雷で撃沈、敵の戦力を減らしていた。

 

「エエイ、何度モ何度モ行ッタリ来タリシオッテ! イイ加減シツコイゾ!」

「こっちゃ主役張ってるんだ! この溢れ出す熱い炎、簡単に消せると思うなー!」

「何ノコトカサッパリ分カランゾ!?」

 

 ※ 水雷戦隊主体の作戦でテンションがハイになっているだけです。

 

「訳分カランコトヲ言ウナ! 私達はコノ作戦ガ失敗シタラ殺サレテシマウ!」

 

 顔を恐怖に歪ませた軽巡棲姫は、活を入れるように大声で、

 

「―――貴様ダケデモ、水底ニ沈メェ!!」

「ッ!?」

 

 川内に砲撃を開始した。

 やはり軽巡とはいえ、棲姫の名は伊達では無く、艤装が削られるように被弾した。

 本当なら一発二発直撃しても可笑しくない攻撃のラッシュだったが、流石はケッコンカッコカリしただけあって、ギリギリの回避&パリイで直撃だけは避けていた。

 

「ハハハ! 流石ダナ! シカシ、何時マデ持チ越エラレルカナ!?」

「くっ……!?」

 

 しかし、そう何度も受け流せるものでも無く、ジリ貧なのは変わりなかった。―――川内一人なら。

 

「こっちを―――」

 

 

 そう。

 

 

「忘れないで―――」

 

 

 軽巡棲姫は忘れていたのだ。

 

 

「欲しいんだけどねぇー!!」

 

 

 駆逐艦の三人の存在を。

 

 

「酸素魚雷、一斉射ァッ!!」

 

 吹雪の号令に合わせ、三人の左右の太ももにある五連装酸素魚雷が同時に発射。軽巡棲姫が気付く頃には既に回避できる距離は通り過ぎていた。本来ならここで終わっていた筈だった。

 

「コノ軽巡棲姫ヲ―――」

 

 敵が姫でなければ、の話だったが。

 

「侮ルナァァァァッ!!」

 

 軽巡棲姫は左手にある魚雷発射管をパージ、吹雪たちが放った魚雷めがけてそれをブン投げた。

 ズドォォォォォォォンッッ!!、という腹に響く音と共に、三人が放った魚雷が誘爆、視界が一時的に遮られた。

 

(オノレェ…! コノママ終ワラセテタマルカ…!)

 

 軽巡棲姫は心の中で悪態をついていた。それはそうだろう。駆逐艦相手にここまでズタボロにされたら誰だってこうなる。

 しかし、

 

「(作戦通り……!)川内さん!!」

「分かってる!」

 

 一瞬でも川内の存在を認識の外に追いやること。

 

「ナッ!?」

「喰らえ―――」

 

 それが吹雪たちの作戦であり、

 

「―――ツイン魚雷バンカーッッ!!」

 

 奇襲を得意とする川内への絶大な信頼である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「作戦完了! コロネハイカラ島沖の安全、及び資源の輸送が完了しました!」

「ご苦労! よくやってくれた! …ところでだ」

 

 鎮守府に帰投した川内達は、そのまま風呂に直行せず、提督の元に向かい報告した。―――余計なお土産付きで。

 

「何で軽巡棲姫《ソイツ》を連れ帰ってきたのか説明してくれ」

「いや、敵の情報を知るには丁度いいと思ったから」

「…………………………」

 

 川内の言っていることは分かるし、確かにその通りではあるのだが、

 

「……それなら大本営の報告を待ってでも良かったんじゃないのか?」

「…………あっ」

「忘れてたんかい!?」

 

 どうやらハイになりすぎて、そこまで頭が回らなかったようであった。

 

「ヌッ、グゥゥゥ……ッ」

 

 すると、軽巡棲姫が目を覚ました。

 

「………」

 

 あたりを見回した後、

 

「……ココハドコダ?」

「ここはトラック諸島にある鎮守府だが?」

「ファッ!?」

 

 素っ頓狂な声を上げて驚いていた。死んだと思って目を開けたら敵の拠点の一つだったのだ。ポルナレフ状態にもなろう。

 

「ワ、私ヲドウスルツモリダ! エロ同人ミタイニスルノカ!?」

「ブフッ!?」

 

 軽巡棲姫のセリフに思わず噴き出した提督だったが、どうにか持ち直して、

 

「如何こうするつもりはない。精々情報を聞き出す程度だ」

「……私ガ怖クナイノカ、人間」

「まったく? 陸に上がった深海棲艦なんぞ、脅威じゃないからな」

 

 ※ 但し泊地水鬼等の陸を得意としたのは除く。

 

「……私ガオ前ヲ人質ニスルカモシレンゾ?」

「ほーう…。―――試してみるか?」

 

 次の瞬間、軽巡棲姫は自分の首に死神の鎌が掛けられているイメージがでた。

 

「―――ッ!?」

 

 冷や汗がまったく止まらず、体がガタガタ震えだす。

 それを見た提督は、

 

「なんてな。安心しろ、実験台や拷問はしない主義なんだ」

 

 殺気を緩めると同時に、先ほどのイメージは無くなっていた。手のひらには汗がジンワリとしている。

 

「……貴様、”鬼武者”ノ中ノ者カ?」

「何だその厨二病くさいのは!?」

「トラック諸島周辺ニ、鬼神ノ如ク強イ敵ガイルトイウ話ガアッタカラナ」

「だからと言って”鬼武者”は無えよ……」

 

 厨二くさいネームドを付けられていたことに嘆く提督であった。すると、

 

「…フ、フフフフフ……」

 

 軽巡棲姫の口から笑い声が漏れだした。

 

「フハハハ……! 貴様ハ面白イナ!」

「面白くないんだがなぁ、俺は…」

 

 どうやら肩をガックシ落としているのが面白かったらしい。ひとしきり笑った後、

 

「―――分カッタ、敗者ハ勝者ニ従ウノミ。好キニスルトイイ」

「あっバカそれを言ったら」

「ん? 今好きにしてもいいって言いましたね?」

「ホレ言わんこっちゃない!」

 

 香取がドアをバーンッ!!と開けながら、そう聞き出した。どうやらドアの前でスタンバっていたようである。

 

「敵の構成は!? 今回の深海棲艦のリーダーは!? 提督に惚れた!?」

「最後ォ!? お前何言ってんだ香取ィ!?」

「スマナイガ、私ガ知ッテイルノハ私ガ担当シテイタノシカシラナイノダ。 リーダーハ駆逐棲姫。ソレ以上ハ知ラン。 貴様ノ提督ハ……変ワリ者トシカ言エンナ」

「全部言いやがった!?」

「それじゃあ―――」

 

 香取は軽巡棲姫にガンガン質問を飛ばしていた。学者としての血が騒いだらしい。

 

「……とりあえず川内達は風呂に行きなさい。明日、新たな作戦がある」

「了解です」

「後君たちには特別に間宮のアイスクリームを取っているからな」

「mjd!?」

「マジです」

「イィヤッホー! 直ぐに風呂に行くぞぉー!」

 

 言うや否や、あっという間に吹雪、川内を除くメンバーは走って風呂に向かった。

 

「…廊下を走るなよー」

「多分言っても意味ないと思います…」

「だね」

 

 吹雪が提督の言葉にそう返し、川内が吹雪の言葉に賛同したのであった。




今回短くなりましたね……。
2300文字ちょっとでやっちまった今回。次のE-3は3000文字越えなきゃ…(使命感)

PT子鬼群倒しやすくて草。木曜日の時は当たらなかったくせに修正入った瞬間攻撃が入る入るw。
 後は泊地水鬼がなぁ……。これ決戦支援じゃだめだろうし。でも道中支援で出てくるとは思えないし…。
 早くプリンツ出て来てくれー! このままだとバケツが空になるー!?

誤字脱字、その他ございましたら感想欄にお願いします。
作者は感想文が出るたびに喜びます。










 (軽巡棲姫ハーレム入りは多分)ありますあります。
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