新年一発、眠気と戦っているお芋です。
今回は休暇編。どんな休暇を過ごすのか。
第二応援隊到着して数日経った。今は敵の攻撃が止み、気味が悪い程、何も無い日が続いた。
恐らく、敵は再編成を行っているのだろう。敵の本拠地が判れば攻撃のしようは有るが、現在、提督たちがいるトラック諸島では新しく建造された鎮守府の改装が行なわれてた。と言っても自分好みの”居場所”を作っているだけなのだが。豊能は間宮さんを
そして、
だったら何で応援に来たんだよ……と思ってる方もいるだろう。その答えも非常に簡単。ジャッカル本人の戦闘力の高さ。そしてーーー吉川艦隊を当てにしているからだ。
前回、戦闘を見た方はお分かりだろうが、ジャッカルの戦闘力の高さは凄まじく、前回の戦果は
重巡が20。
戦艦が10。
駆逐艦が数隻。
途中からメイス貰ったり、雲龍らの援護もあったとは言え、これ程の戦果は中々挙げられない。ジャッカル自身の特異性も有るだろうが、並大抵の実力者では無い。
そして、
だが、彼が
そこで白羽の矢が刺さったのが
彼女を引き抜こうと画作しようとした連中もいたが、後日、ケツにロウソク刺さった状態で公園のトイレにいた話もあった。真実?……知らない方が良い事もある。
彼女らは後日、吉川提督の元に行き、教えを請いに来、吹雪たちと一緒に特訓をしている。
唯、彼女らと吹雪の体力差は凄まじかった。どんぐらいかというと、第六駆逐隊の中で体力のある響が鎮守府一周していると、吹雪は三週半回っている程。尚、この段階で響はグロッキー状態。対する吹雪は軽く肩を息する程度だ。因みに島風だと10週は軽く回っている。速い(確信)。
なので技術面では無く体力面を鍛える事になった。……その後、筋肉痛で悶えてしまい、ジャッカルから心配するような顔を向けられるが、徐々にではあるが体力もついてきているので近いうちに筋肉痛は無くなるだろうが。
神代中佐が駆るパワードスーツにも触れておく。
神代中佐が所有しているパワードスーツ、”天野幅切”(アマノハバキリ)は、”迅雷”と同じ様に従来のパワードスーツから懸け離れたコンセプトの元で作られている。
この天野幅切は、何とパック換装無しで空を飛ぶことが可能なパワードスーツなのである。迅雷も一応アジャイルスラスターで跳ぶ事もできるが、あくまで”跳ぶ”、つまり一時的な飛行なのに対し、天野幅切は鳥の様に飛ぶ事が特徴なのである。
両腰にラムジェットエンジンを積み、その莫大な推力で飛ぶのだが、実は弱点が幾つかある。
一つは装甲が薄い事。
二つは空間認識能力が高くないと乗りこなせない。以上の二つである。
装甲の薄さは、飛ぶ為に装甲が最新の空力カウルを使われているのだが、やはり重さがネックになっている為如何しても厚さが薄くなってしまう。被弾が命取りになってしまう機体になったのだ。
二つ目はやはり空中に飛び続けなければならないので、下にも注意しなければならないのだが、敵艦載機の攻撃や、対空砲撃にも気を配わなければならない。結果、空間認識能力が高くないと乗りこなせないというダブルパンチを喰らった機体なのだ。コンセプトは”
製作会社は三菱重工。元は陸軍の採用コンペティションで作り挙げたのだが、二つの弱点が原因でアメリカのミラージュ社が作り上げたMシリーズで総合評価が高かった最新作のM9”ガーンズバック”が正式採用された。当たり前っちゃ当たり前である。
尚、村上少将が駆るガーンズバック 狙撃仕様もこのシリーズから派生した物のカスタム品である。
倉庫の中で眠っていたコイツを神代中佐が安値で買い取ったのだ。捨てる神あれば拾う神有りである。
本人の適性も高く、問題無く繰り出せたのだが、下手したら高い金出してゴミを買ったかもと思うとゾッとする話である。(尚、後日千歳姉妹から怒られた模様)
基本武装は、斬艦刀 疾風が二本。状況に合わせて30㎝滑空砲、14㎝機関砲がプラスされる。
まあそんな事はさておき。
彼らは短いながらも思い思いの休暇を過ごしていた。
「くっそー。流石に間宮さんや伊良湖ちゃんを引き抜けなかったか……」
「当たり前でしょう。貴方だけに優先する訳には行かないんだから」
「そうだけどさー。俺、甘いのがないと禁断症状が出るんだ……」
「悪いことは言わないから一回断つのをお勧めするわ。このままだと糖尿になるよ?」
「おう考えるわ。……そろそろか?」
「そう言えば吉川中将が来るんでしょう?そろそろアイスを食べ終えたら?」
「んー後もう一個」
そう言ってアイスに手を伸ばす。が、
「お前は食い過ぎだ。自重を覚えろ、ちっとは」
我らが主人公、吉川提督が横からアイスを掻っ攫ったのだった。
「全く、話があるからと聞いてみればどんだけ食っとんだお前は」
「まだ五個ですぜ?」
「食い過ぎだよバカタレ。で、話ってなんだ?」
「あ、そうそう。コイツなんですがね? 直してほしいんですよ」
そう言って出されたのは、変わった形のベルトと、スイッチの形をしたコネクタだった。
「……何ぞ、これ?」
「変身ベルトです(ドヤ顔」
「叩き折んぞ」
「ゴメンなさい。でもマジなんですよ……」
「……あのな? 冗談じゃなかったら頭がパーなんじゃないかと勘違いされてもおかしくないという事は理解してんのか?」
「理解してますよ。彼は」
吉川の問いに金剛さんが答えた。
「本人も今の今まで忘れてたそうでしたが、夢でこのベルトとそっくりなのが深海棲艦と戦っていたとかで、探してみたらベルトが光っていたそうです」
「……だが実際動かしてみてもウンともすんとも言わない、と?」
「そういう事なんすよ」
「………ハァ」
提督は深くため息を吐き、
「分かった。一応調べてやる。と言ってもあまり期待すんなよ?」
「あがしゃっす!」
ドゴオ!
「オベロンッ!?」
「……今まで見過ごしたけど、幾ら何でも失礼」
「別に気にして無い。公の場所でしっかりすりゃいいさ」
「だそうだぜ……?」
ズバァン!
「ティターニアッ!?」
「だからってタメ口で良い理由にはならないでしょう? 親しき仲にも礼儀有り、よ?」
「これはいいんか……!?」
「んじゃ、俺は鎮守府に戻る。あまり店の迷惑を掛けないように」
提督はそう言って間宮の店からでたのだった。
一方、神代中佐はと言うと、
「ホレ、林檎だ」
「ありがと」
甲斐甲斐しく、自前の短刀で林檎をカットして千歳姉妹にアーンしていた。ナイフじゃ無く短刀でカットしているとか最早手足の延長である。
折角の休みを看病に使っている部分、心から彼女たちを愛しているのだろう。お熱いことである。
一方、坂本大尉とジャッカル大尉はと言うと、
「………」
「紅茶のお代わりは如何でしょうか?」
「有難く」
喫茶店”伊良湖”で英国式ティータイムを送っていた。
尚、デートと思う方もいるだろうが、デートでは無い。ただ単に行き着いた店が同じだっただけである。
厳つい強面の男と見た目が榛名そっくりな十代に見える美少女(歳は2(ry))……。完全に男避けです。本当にありがとうございました。
まあ、当の本人は気にしてもいないらしく、紅茶をガブ飲みしていた。
尚、二人がトイレに近くなったのは言うまでも無い。
残った村上少将と有馬少将はと言うと、
「みんなは休暇を満喫しているんだろうなぁ……」
「文句言うなって。俺たちは外に出れないだけじゃないか」
「まあね。吉川君もしっかり楽しんでるといいんだけど」
残り番をしていた。全員が休暇に入る訳にはいかない以上、誰かが貧乏くじを引かなければならなかったのだが、最も階級の高い吉川中将は休み無くトラック諸島を防衛していた為、艦娘の休暇を兼ねて強制的に休ませたのだ。
無論、居残り番でも半舷休息を取っている。ブラック鎮守府とは縁遠い。
尚、まさか提督が珍妙なベルトを持って帰ってきた時は頭がどうにかなったかと思われたのだった。
こうして、彼らの休暇は過ぎてゆく。
前半説明回になってるやないかい!?
今回はスマホ投稿なので少しおかしいところが有るかもしれません。感想欄で教えてくれると嬉しいです。
艦これ出来ねえ……。
誤字脱字、その他ございましたら感想欄にお願いします。
作者は感想文が出るたびに喜びます。
追記:坂本大尉のスタイルが間違っていたので修正致しました。何しとんの俺……_| ̄|○
ガキ使見れんかった……チクショウ……チクショウ……。