俺はブライアンと治癒魔法の授業を受けた後、魔法について話していた。いや俺が一方的に質問した。
俺「魔術師の格闘見たけどさ、なんで攻撃魔法より防御魔法の方が出るの早いんだ?」
ブライアン「ついに、闘技場に行ったのか。英国紳士?まあ俺は魔法に詳しいが魔法はほぼ使えない。」ブライアンは笑いながら言った。
ブライアン「一説にはフェアじゃないからだ。いきなり攻撃魔法を宣言された時、後出しで防御魔法を言ってもそれで魔法が出る速さが一緒なら防御魔法なんて使えない。まだ治癒魔法のほうが使える。もう一説は防御魔法はあまり魔力がいらないからだ。だから攻撃魔法より速く出る。後捨のほうが有力だがな。他にもあるが聞きたいか?」
俺「じゃあ、防御魔法は能力にも対応できるのか?」
ブライアン「それは能力大国の英国出身の君の方が詳しいんじゃないのか?」
俺「英国は能力大国なのか?」
ブライアン「おいおい、お前の故郷だろ?何も知らずにオーストラリアに来たのか?」
俺「ああ、本土とはそこそこ遠い小さい島で育ったからな。」また俺は嘘をついた。
ブライアン「俺は生まれも育ちもメルボルンだから知らないが、英国は補助能力者が多くてそれに工夫して魔法を使っている。だがイングランド出身の君は能力も魔法も一切覚えていない。まあ銃があったなら別だが、オーストラリアは基本的に銃は一般に禁止だ。国家機関と指定された会社だけが銃の所持をこの国では許可されている。」
2150年は日本は一般市民も犯罪歴がなければ、銃を所持してよかった。俺は日本に居たころはFSとリボルバーは離さず持ち歩いていた。
俺「案外、オーストラリアって安全だな。公共で攻撃魔法や危険能力を使うのも禁止だろ。」
ブライアン「そうだな、かつてもっとも安全だった日本より今はオーストラリアは安全かもな。でも日本はすげーよな。東アジア連合軍に優勢に持ち込んで休戦にしたんだから。」
東アジア連合軍とは中国や旧朝鮮半島に台湾などの連合国軍のことである。
世界は日本が負けると思っていたが、30年くらい前に中国で内戦が起こり日本が運よく巻き返したのである。
俺「お前日本好きなのか?」ブライアン「いや、日本はもう安全じゃない。だから俺はこの国からは出ないよ。」
俺「そうか、医者になるんだな。」ブライアン「まあな、親父も魔法医師だから。だから治癒魔法専攻なんだ。」
俺「なるほど、一つの魔法を磨いて上級魔術師になるんだな。」
ブライアン「まあな、今から最低五年かかるぜ・・・」ブライアンは習得の長さにため息をついた。
俺「攻撃魔法って自然系しかないのか?」ブライアン「いや、遠隔魔法とかあるが使ってるのは見たことないな。攻撃の上級魔術を取得づるやつはだいたい魔術学校に行くからな。」
俺「じゃあこの魔法学校は一般の仕事に就職できる学校なのか?」
ブライアン「いや、軍人にもなれるし、傭兵にもなれる。下級士官だけどな。まあ当然普通に平和な仕事のも就けるけど。ジャックは兵士になるのか?」
俺「まあな、世界を旅するって前言わなかったっけ?」ブライアン「いや、聞いてないと思うが・・・」
俺「じゃあ、今言ったな♪」笑いながら言った。
ブライアン「アフリカには気を付けろよ。」俺「アフリカなんて住めないだろ?」
地殻変動によって南極大陸を除いて、一つの大陸ワーグナーになったが、アフリカは気候が激変して南極大陸のように氷付いた。
ブライアン「アフリカは死の旧大陸と呼ばれているが、犯罪組織や怪しい新興宗教団体が魔法や能力を使い秘密拠点を作ってアジトにしている。」
俺「そうか。」俺は腹抱えて笑った。そして笑いながら俺は次に言った。
俺「寒いし、異常者が多いし、そんなとこ誰も行きたがらないだろ。」
するとブライアンは真面目に俺に質問した。
ブライアン「もしお前が将来世界を旅してアフリカに答えがあったらどうするんだ?」
俺は今までの人生を走馬灯で振り返り、真剣に答えた。
俺「そうなれば、俺は喜んでアフリカに答えを見に行くよ。それが俺の宿命だ。」
俺はブライアンと別れ、ガブリエラに会った。
ガーラ「はあい、コピーさん。」俺「俺はジャックだ。」
ガーラ「あんた、ジョークも通じないの?」ガーラは笑いながら言った。
俺「どうした?なにか用か。」
ガーラ「ちゃんと話してなかったから。」
俺はまたブライアンと話していたラウンジに戻り、ガーラと会話した。
ガーラ「最初の失礼な態度謝るわ。あなたはなぜ瞬間移動魔法を取ってるの?」
俺「世界を旅するためだ。君は?」
ガーラ「私は交通機関に就職するためよ。結構平和的な使い方でしょ。」
俺「そうか、スペインは確かアメリカと陸続きだよな?」
ガーラ「イギリスもでしょ。」
俺「まあな、でも本土じゃなく小さい島で育ったからね。」俺はイギリスの島出身設定を貫こうと思った。
ガーラ「私はバルセロナ出身よ。」
俺「バルセロナは建築がすごいよな。」
ガーラ「ほとんど核暴発で壊れたけどね。でも地中海の港町は素敵よ。」
俺「機会があればまたスペインに行ってみるよ。その時はガイド頼むよ。交通会社の人間としてね。」
ガーラ「まあ、試験に合格したらね。」
俺とガーラは別れ、寮に帰った。
アラン「ジャック、なんで二回もラウンジに戻ったんだ?」
俺「ああ、立て続けに友達に会ったからだよ。索敵能力で調べたのか。心配してくれてありがとよ、キョウダイ。」