ミュータント兵士   作:永遠の二番煎じ

4 / 4
魔力と不正

俺はレベッカに通信してみた。

俺「レベッカ、よかったら俺の成長見てくれないか?」

レベッカ「久しぶりジャック、いいわよ。」

俺「今オーストラリアか?」

レベッカ「まあ、キャンベラだけど。」

俺「いつなら格闘できる?」

レベッカ「じゃあ基地に来る?」

俺「ああ、だがいいのか?」

レベッカ「私が迎えをよこすから。」

レベッカに指定された日にメルボルン闘技場に行くと兵士がいた。

兵士「あなたがジャックさんですね。」

俺「はい、誰ですか?」兵士「レベッカの使いです。」

兵士はそう言って俺に触れて瞬間移動した。すると砂漠にあるどこかの基地に来た。

レベッカ「カズナリ、ここが私の所属してる基地よ。場所は言えないけどね。」

俺「ああ、敵国の攻撃を防ぐためか。」

レベッカ「まあね、とりあえず食堂に行って話す?」

俺「いや、練習場で俺の魔法がどれくらいか試してくれ。」

俺とレベッカは射的場に行き、魔法格闘をすることになった。

レベッカ「あなたから来てもいいわよ。」

俺「余裕なんだな。ならこっちから行くぜ!」

俺「移動!」俺は瞬間移動魔法を使って後方を取った。

レベッカは俺が瞬間移動に来た瞬間にナイフを手に取り、後ろに振った。

俺「危ねー!!」俺は危機一髪でしゃがんで回避した。するとレベッカがナイフを振り下ろしてきた。

俺は速攻で防御魔法を唱えた。俺「防御!」するとナイフが弾かれ、地面に刺さった。

俺「終わりだ!レベッカ。」俺は隠し持っていた拳銃コルトで両足を撃った。

レベッカ「回復!」両足はみるみる回復していく、俺はこれでは勝てないと思い、突撃した。

するとレベッカが軍支給用拳銃ベレッタで俺に撃ってきたが、とっさに俺はコピー能力で他人の能力を使い瞬間移動した。

そして後ろからハンドガンで殴って気絶させた。その後レベッカは医務室に運ばれた。

レベッカは目を覚まし俺に言った。レベッカ「最後能力とかずるくない。」

俺は最後防御魔法で銃弾を防ぐのが間に合わなかったために、護送された時兵士の能力をコピーしていた。

俺「悪かったよ。最後はお前が勝ってたな。」

レベッカ「いえ、私もあなたを油断してたわ。これが戦場なら私死んでるわね。」

俺「まあ、お互いいい教訓になったんじゃないか。」

レベッカと俺は食堂に行き、俺のもう一つの魔法の話をした。

レベッカ「あんたも治癒魔法使えるんだ。」

俺「ああ、今回使わなかったがな。だがレベッカほど魔力は高くないから、最後撃たれた時能力使ったんだ。」

レベッカ「まあ、入学してまだ一か月わ。瞬間移動と防御の一回で魔力は無くなるわね。」

俺「だから短期決戦型の勝負で俺は勝ちたかったんだ。だが勝ちにこだわり過ぎて俺は他人の能力を使ったけどね。」笑いながら俺は言った。

レベッカ「笑い事じゃないし。」レベッカはイラッとした。

俺「ところでオーストラリア軍は上級能力兵と上級魔術兵がいるのか?」

レベッカ「それは言えないわ。ただ私は日本で情報収集してる通信兵ってことだけなら言えるけど。」

俺「だから日本の格闘場の大会に出てたのか。」

レベッカ「CIAにMI6が関わる日本の諜報機関『世界公安警察』が創設されたからね。」

俺「世界公安警察?」

レベッカ「あの大会の優勝者はそれに入れたの、暗殺されたけどね。」

俺「ソーヤが入る予定だったのか?」

レベッカ「まあ・・・そうね。でも多分他の人が代わりに入ったんでしょうね。」

ファイード「なに話してるんだ?」レベッカ「ファイード、こちらジャックよ。」

俺「よろしく。ファイード。」ファイード「こちらこそ、ジャック。東アジア出身か?」

俺「いや、イングランド出身だ。」ファイード「そうか、悪かったな。ずっと東アジアで情報活動してたから、耳がまだ発音になれてないんだな。」

俺「いや、俺は東アジアなまりなんだ。友達が東アジア出身が多くてね。」

ファイード「そうか、俺は能力兵だ。魔術は一切使えないよ。また機会があれば一戦交えようか。」

俺「ああ、ファイード。」ファイードはそう言って出て行った。

レベッカ「ファイードは中東系だけど生まれも育ちもシドニーだから。」

俺「そうか、まあオーストラリア軍にはいろいろな兵士がいるんだな。」

レベッカ「ところでケイトの謎解けてきた?白骨化の。」

俺「ああ、友達の兄さんがどうやら犯人らしい。だが所在が分からないし、多分勝てないだろう。」

レベッカ「そうだったの・・・まああせらず力磨けばいいわ。」

俺「言われなくてもそうしてるさ。あとコルトを瞬間移動能力の兵士に返しといて。」

レベッカ「これあなたのじゃないの!」俺「少し借りたんだ。能力といっしょにな。」

レベッカ「そっか、まだ兵士じゃないあなたは銃所持禁止だもんね。」

俺はまた、迎えに来てくれた能力兵に寮に送ってもらった。

アラン「おい!ジャック、どこ行ってたんだ?」

俺「ちょっと遠くにな。お前は今日は何してたんだ?」

アラン「ずっとFSで能力映画見てたよ。全部能力や魔法が発生する100年前から制作されてんだぜ。予言だな!」

俺「そうだな。便利な世の中だ。」俺は久々に格闘し魔力消費したために疲れてすぐ寝た。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。