111話です。
ぞろ目の話数です。
「悪いな、ことり。お前を含めた九人で最後のライブを開くッてのは、どうも実現できそうにない」
「うぅん、いいの。元はと言えば今の状況を招いたのは、ことり自身だから……」
通話の声はお互いの携帯電話から聞こえる友人のものだ。
あれからどれだけの日数が経ったかお互いによく覚えてもいないのだが、こうして部員とマネージャーの二人で会話を交わすことすら相当久しいような気がしていた。
「あまり自分を責めるなよ。お前は自分の夢に向かッて走り出そうとした――立派な決断だ」
「……でも、」
「『でも』とか『自分のせいで』とか、もう言うな。お前の決断はお前自身の覚悟で、決して他人に左右されていいものじゃなかッた。決めたのなら貫き通せよ、ことり」
夜伽ノ美雪としては、南ことりとは長年の付き合いであった訳でもないが、彼女を仲間だとは認めていた。
自分を受け入れてくれた友人だとも思っていることだって確かだ。
その友人の覚悟だ。
尊重しない訳にはいかないし、そこに自分や他人の自儘が干渉していいはずもないと思っている。
「ただ俺達として心残りなのはやッぱり、お前の門出を全員揃ッてで祝えないッてことだけだな」
「……穂乃果ちゃんは、最近どうなの? もう、あまり連絡も取ってなくて――」
「まァ、まだ吹ッ切れてない感じだ」
その後、高坂穂乃果はどうしたのだろう。
最近ではクラスメイト達と放課後に遊びに出掛けたり、家では看板娘として店番の手伝いにも復帰しているとか話には聞くが。
しかしあれから夜伽ノ美雪も南ことりも、彼女の家にはおろか電話で声さえも聞けていない。
「あいつも、いい加減にウジウジすンのはやめてほしい訳だがな。そのせいでクラスの雰囲気が少し重いだとか文句を言われるわ、μ'sの活動休止でにこがふて腐れるわで……あァ、面倒くせェ」
「ううん、違うよ……。悪いのは穂乃果ちゃんじゃなくて、ことりだよ。わたしが穂乃果ちゃんに相談しなかったから……勝手に行くって、決めちゃったから」
やはり南ことりも、まだ責任感を感じているようだ。
彼女の性格ならば無理もないだろう――今まで可愛がってきた親友を傷つけてしまったことからくる精神へのダメージは日に日に大きくなっていっている。
園田海未が高坂穂乃果に手を上げたと聞いてから。
μ'sがやむを得なく活動を休止させると聞いてから。
別れの日が近づく度に、どんどんと――。
「μ'sがこんなことになっちゃったのも、全部ことりのせい……。穂乃果ちゃんにも、ちゃんと謝りたいんだけど……」
「……電話とかしてねェの」
「できないよ、今更……」
「……ふゥン」
そういえば……と夜伽ノ美雪は思い出す。
「明日だッたよな、『ラブライブ!』地区予選の決勝」
「え? ――あ、そうだったね」
南ことりも予定日を思い出したようだ。
自分達、μ'sもその日付に迎える決戦のために、今まで猛暑日の中練習を積み重ねてきた。
「A-RISEとSexy・Charm、あと覚えてねェが繰り上げされた一チーム――なァ、ことり」
夜伽ノ美雪は良い機会だと訊いてみることにした。
彼女も何だかんだ、ずっと気にしていた。
「μ'sが明日の地区予選決勝に進めていたら、俺達は優勝できていたと思うか?」
仮の話などしたってしょうがない。
妄想に過ぎない未来設定を話し合っても、それを実現できるかどうかなんて分からないが可能性は低すぎる。
真実は目の前に広がる景色だけ。
夜伽ノ美雪の心情は常にそうだった。
他人はどう思っている……?
彼女は単にそれが気になっていただけだ。
だが、模範解答を知りたいのではない。
すでに夜伽ノ美雪は答えを知っていたのだから。
故に、彼女は思う。
――きっと、無理な話だった。
南ことりに留学の話なんか訪れず、μ'sの踊り子達が九人揃えられて地区予選決勝のステージに進んでいたとしても。
きっと、予選突破なんてできなかった。
高坂穂乃果が言い出さずとも、きっとμ'sは解散の危機に陥ることになっていた。
そういう『未来設定』だった。
端から団結も結託も何もしないで、互いの間に友情も絆もないに等しかったあのグループでは……。
例え廃校は阻止できても。
『ラブライブ!』出場を叶えることは絶対にできなかっただろう――。
「なァ、お前はどう思う?」
夜伽ノ美雪はその時、九人全体にそう尋ねていた。
原因は、何だと思う――?
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幽寂な空気と奥ゆかしい魅力さえ感じられる漆黒の場所だった。
照明を消してベッドに潜り、目を瞑った途端に支配を迫られる無の暗闇とはまた違う。
全天を覆う分厚い雲は星々の輝きを上空で遮り、しかし狭間からは三日月の妖しい斜光が放たれている。
昼間には無邪気な笑顔を見せる子供達に乗られていた数々の遊具も、今では暗黒の中で孤独や陰気を感じさせる荒涼とした雰囲気を見せていた。
いつもなら街路灯に照明が灯され羽虫が集るのだが、故障か何かは知らないが、なぜか今日はそれがない。
午後九時――この時間帯ならまだ稼働しているのだが、公園のシンボルである巨大な西洋風の噴水も水の芸術に覇気がない。
一つだけ。
ジョギングコースとして敷かれた石畳の道を照らすように、街路灯に明かりが灯っていた。
上空から見れば、ちょうど公園のど真ん中の街路灯であると分かる。
羽虫の羽音もない明るい照明に当てられながら、そこでは二人存在する少女達の影が映されていた。
だがどうも様子が異常なのだが――なぜ、一人の少女は跨るように、もう一人の少女を組み敷いて馬乗りに状態になっているのか。
「答えなさい……あいつは、どこにいるの」
「だ、だから知らないって言って――ムグッ!?」
仰向けに倒れる茶髪の少女の口元を右手で圧迫するように押さえ込み、柔らかい頬をギュウッと指で掴みにかかる。
長い黒髪をストレートに降ろした少女は冷徹な眼差しで見下ろしながら、今一度チャンスを与えるように再び言葉を口にした。
「あいつは、どこにいるの」
「っ――! んっ、……っ!!」
もう抵抗はしなかった。
数分前のように両脚をばたつかせることも、両の拳で弱々しく相手に立ち向かおうとする姿勢もない。
髪を引っ張られ、石畳の硬い地面に背中から倒されて、強姦されるように組み敷かれると口元を押さえつけられて――。
答えたくても答えられない。
それは絶対の隠し事であり、また同時に諦めようにも口元を塞がれている、二重の意味で。
滲み浮かび上がってきた涙は両目からポロポロと零れ、懇願するように唸りながら首を振る。
野生動物が相手に降参を示すように、両手を広げて腹を見せながら。
「泣くんじゃないわよ。私だって人を泣かせたり悲しむような顔にさせるのは本望じゃないんだから……。あんたがずっと黙ってるから悪いのよ?」
サインを察し、少女は手を離す。
茶髪の少女は激しく噎せながら器官を確保し、垂れる涎を腕で拭いた。
「で、灯愛の居場所はどこなの? もうここまできたんなら吐いちゃった方が楽よ」
矢澤にこ。
迷える子羊の捜索の任を与えられた彼女はまさに今、その道中で渋滞にぶつかった状態を味わっていた。
「ほんと、何としても隠し通そうとするその意地は凄いと思うわ。あんたがどれだけ灯愛のことを想っているのか、それだけで十分に分かる。姉の私としては弟にそんな人がいてくれるなんて嬉しいことだけど、今は状況が状況だけにこっちにも余裕がないのよ」
一方的に進められる展開。
いや、追う側と逃げる側が初めから定着されていた彼女達の関係性上、そんな展開すらも端から定められていたのかもしれない。
矢澤にこは、矢澤灯愛を捜している。
茶髪の少女は、彼の居所を隠そうとしている。
まずこの場で、はっきりしているのはその情報だけだろう。
「家出した不良少年が預けられる場所と言ったらどこかしら? まずあんたの家はありえないわよね、親がそういうのを嫌っている様子だし。警察のお世話になっているとしたら身内に連絡がきているはず、でも連絡がないということはその可能性も消える」
傍から見れば奇怪な状況だろう。
私服姿の少女二人が夜の野外でどんなプレイを強いられているのか――周囲が暗闇に侵され、散歩をする人すら寄せつけない雰囲気に助けられた。
矢澤にこは茶髪の少女の腹に跨りながら続ける。
「なら、あんたが言った『音ノ木愚音隊』って所が一番怪しいわね。噂じゃ暴力団とのパイプがある極悪グループだって? いつから、どうして灯愛はそんな奴らと関係を持っちゃったのよ」
矢澤にこも彼女で、事情をそれとなく掴んでいた。
網に彷徨い込んだ情報源の顔はやはり、地面に組み敷かれる茶髪の少女――自称だが、矢澤灯愛の恋人だとかいう女だ。
ようやく、怯えるように青い息を吐く少女は震えた唇を動かす。
「と、灯愛には、……お姉さんには言うなって――」
「だーからどうでも良いのよそんなことは。あんたは私に、私の弟がどこにいるのかを言えばいいだけなの、分かる?」
矢澤にこにとっても、今は良い機会なのだ。
彼女の事情でしかないが、『μ's』というスクールアイドルグループがとある大会出場を断念したと同時、活動休止まで迫られた。
矢澤にこは、本気でアイドルを目指している。
だがスクールアイドルの活動が停滞している今、タイミング良く掴んだ弟の情報を必死に追いかけられるチャンスが舞い込んできた。
「でも……い、行かない方がいいと、思います……」
「は?」
歯向かう姿勢を見せる部下を威嚇する嫌味の上司のような睨み方に、茶髪の少女はまたも身体を震わせた。
しかし彼女としても、それは精一杯の助言でもあった。
「愚音隊は、本当に危険な奴らばっかりなんです……な、何でも銃やナイフだけじゃなくって、その、よく分からない科学兵器を持っているような集団だって灯愛が話してたから……」
多分だが、その科学兵器とやらは『観測者の見解』から指令を受信して稼働する次世代型メンタルウェポンのことだろう。
……だが、おかしいな。
音ノ木愚音隊では、その集団の上層部――例えばリーダーの梶ヶ谷燐桐とかいう男や側近の結城雅人とかいう少年だけが、メンタルウェポンとやらの存在を知っているはずだ。
部下にはその存在を隠蔽している。
信用に足らない奴らがその存在を知り、無闇に使い放題にされて世間に流されるのは好都合ではないからだ。
ならば、なぜ矢澤灯愛は次世代型メンタルウェポンの存在を茶髪の少女に暴露することができた?
彼だって、上層部の指示に従うだけの一つの駒に過ぎないというのに――。
そんな疑問も浮かばず、聞き慣れない単語に頭を捻らせることもしない矢澤にこは鼻で笑ってやった。
「それが何だってのよ?」
また同時に、彼女は理解していなかったのかもしれない。
アイドルといった輝かしい存在にばかり目を向けていて、世界の裏事情についてなんか知識が乏しすぎたのかもしれない。
「別に私はそいつらと喧嘩する訳じゃない。真正面からドア開けて、私の弟がお世話になりましたって言い放って灯愛を引き連れてくる。ただそれだけの話よ」
無知は罪だと。
よく言われたものだ。
しかし、矢澤にこは自覚すらしていない。
自分の片足がすでに、決して踏み込んではならない無法地帯のジャングルに突っ込んでいることに。
たった片足。
ほんの指先。
それだけで影に彷徨う獣は敏感に食いつき、血生臭い自分の巣へとそれを持ち去ろうとする。
知らずに。
彼女は言うのだ。
「灯愛の奴には、いっかい姉としてきつ~くお説教してやんないといけないんだから。さあ、もう一度訊くわ――あいつは、どこなの?」
この姉にして、あの弟。
そういえばそんな事実も、絶対に忘れてはいけなかったのかもしれない。
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「まあ結局僕としては、美雪ちゃんが可愛らしいフリルのミニスカートを穿いた姿でステージで踊っている姿も見てみたい訳だよね」
「いや、美雪は駄目だろうお前。何が駄目って美雪が駄目だろ。想像した上でそう言ってられんならお前の頭はマジで狂ってるわ」
「好きな人ならそんな意外性を秘めた一面を晒されても全然許せちゃうってことさ。アイドルの形として第一印象は『可愛い』――その偶像たる絶対条件を覆すんだよ」
「ある意味じゃ、全国のスクールアイドルの中じゃ断トツして注目を浴びそうだな」
「まあ多分、3チャンネルで叩かれるのがオチ」
「……だろ?」
そんな緊張感も何もない会話が筒抜けに聞こえてくるリビングの扉を開けると、竜三と柊の二人は並んでソファに腰掛けながら振り向いた。
「あ、美雪ちゃんお帰り~。ところでさっき水浦くんが美雪ちゃんのアイドル衣装が見てみたいとか言ってたよ?」
「なっ、はあっっ!? いや意味わかんねえ! なに頓珍漢な戯言抜かしてやがんだ!!」
お笑い番組のチャンネルが点けられたテレビからは二人組の芸能人がステージに上がり、客席から盛大な拍手と笑いを獲っている。
対面型キッチンからは夕食後の鍋やら皿やらが水浸しで放置されているせいで多少の臭いが漂っていた。
「お前ら、少しは家事を手伝おうとか――」
そこまで言ってから気づき、口を閉ざす。
そうだ、この二人に家事なんてものをやらせれば後に余計面倒臭いことになるのは実証済みだった。
「ん? どうした美雪」
「……いや、やッぱ何でもねェ」
「そういえば美雪ちゃん、誰に電話してたの?」
何気なくといった風に柊は尋ねる。
しかし他人の異変やいつもとは違う行動には敏感に反応する柊のことだ……珍しく俺自らが誰かに電話をかけるなどと目聡く察し、確認の意味を含めた質問だろう。
「友人だ、学校のな」
「あぁ、スクールアイドルの子かな?」
「そうだ」
「父さんから聞いたよ。音ノ木坂学院、廃校はなくなったんだってね」
その情報は柊や竜三はもちろん、すでに秋葉原地区一帯を中心に都心全域や関東他県の一角にも広まっているのだろう。
だから入学志願者が増えた。
だから廃校の案件は撤廃された。
万事解決。
……と、以前までの俺ならそう決めつけていただろうが。
「……どうした、美雪」
「あ?」
対面型のキッチンについて流し台に積み重ねられる食器類に水道の水を浴びせた所で、怪訝に眉を潜めた竜三が俺に尋ねる。
すると柊の奴も俺を見るなりピタリと動きを止めたかと思うと、リモコンを手に取ってはテレビの画面を落とす。
思わず俺も水道の勢いを止めた。
わずかだがリビングに静止が訪れた。
「どうしたッて、何がだ」
「いや、なんつうか……その様子じゃお前、気づいてないのかもしれないが――」
二人とも真剣な表情だった。
真っ直ぐの視線が一閃の矢のように俺の瞳に突き刺さってくる。
そして――。
「お前、すげえ怖い顔してんぞ……?」
ようやく、俺も自覚した。
鼻上に寄る皺の感覚や顔の筋肉を固めた痛み――鏡を見なくても分かるくらい、俺は二人を、長年の仇を見つけたような恨み辛みのある表情で睨み付けていた。
ハッとしてすぐに右手で顔を覆う。
滑らすように顔全体を撫で下ろし、通常の感覚を思い出しながら表情を戻していく。
顔の筋肉が解放を知った時、柊からも声がかかった。
「電話の相手と、何かあったのかい?」
「ッ……」
否定はしたいと思った。
だが、もはやそれしかない。
最近、悩むことが多くなってきた。
「電話の相手と口論でも? 何か嫌なことあった?」
それは心配するような口調ではなく、警察が何かアリバイでも調査するように尋ねる風なものだった。
「いや、……最近どうも、うまくいかないことが多くてな」
疲れているのかもしれない。
誰かの面倒を見る――そんな慣れないことを長く役割として担っていたから、脳が休息を必要としているのかもしれない。
μ'sのことが常に頭にあった。
今だってそうだ。
自分が下した決断の癖にいつまでも未練がましい態度を取り続けている南ことりにも。
偽物の表情を取り繕った仮面を被り続けていた絢瀬絵里にも。
自分の気持ちを押し殺してまでそれを自覚せず、ただ創造されたものに過ぎない責任を一人背負い込むだけの高坂穂乃果にも。
ここ最近、ウンザリしていた。
後味の悪さからくる諦めの悪い俺の態度にだって、自分自身が厄介だと憂鬱になっていた。
μ'sのことが頭を支配している。
その癖、南ことりの留学騒動が発覚した時には音ノ木愚音隊の件にしか目がいっていなかった。
だから俺はマネージャーとしての責務を果たせなかった。
東條希ではなく、南ことりに声をかけてやるべきだったのは俺だった。
そんな後悔も頭の片隅に、踏んづけて靴の裏に付着したガムみたいにしつこく粘り付いている。
「そのお悩みは、僕達が力を貸せば解決できるようなものなのかな?」
「いやそれは違うな」
柊の助言に断言して、否定もした。
今だって極力、こいつらとμ'sには関係性を持たせてはいけないと思っている。
「だが、そうだな……一つだけ、お前らが協力してくれることで俺のストレス解消になるものがある」
「何だよ、言ってみろ」
俺はキッチンを出た。
リビングのソファまで歩き、二人の目の前で向き合うように立ち止まる。
二人は俺を見上げた。
俺は二人を見下げた。
「『荷物』は全部、車に詰め込ンであるンだよな」
「あぁ……そうだが」
もしかしたらそれは、苛つきや焦りからくるただの鈍った思考回路による判断ミスなのかもしれない。
「音ノ木愚音隊との決戦はいつだッたッけか」
「三日後だよ。だからこうして集まって、今日も作戦会議を開きに来た」
だが、行き当たりばったりの激突なんて今までに何度だってあった。
片割れとして隣に立っていた竜三も、そんな展開には慣れっこな奴だ。
認めよう、どうも最近はイライラしていてしょうがない。
高坂穂乃果がμ'sを辞めると言い出し、また彼女の本質や絢瀬絵里の本音を聞いたあの日から、怒りともまた違う何かの感情が体内で渦巻いていて処理の仕方が分からない。
なら、強引にでも流すしかない。
何かもっと、強烈なインパクトを自分に与えて忘れさせるしかないだろう――。
水浦竜三と柊蒼太郎を巻き込むのは不条理かもしれないが、きっとこいつらは俺が言えば金魚のフンみたいに後から付いてくる。
だがら、素直に告白する。
俺の我が儘を。
「三日後を今日に変更だ。今すぐ支度しろ、五分後には車に乗ッて愚音隊の本拠地へと出発する」
吉と出るか凶と出るか。
そんなこと、考えていなかった。
イメージって大事だなって思いましたね。
それでは次話(AS)もよろしくお願いします!