インフィニット・ストラトス~帝国社の陰謀~(凍結)   作:鈴木颯手

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 なんか進んだので投稿します。


報告

 「・・・上々だな」

 

 帝国社本部のとある部屋で行われている会議で先程完成した『菊型航空戦闘艦』の報告をしていた。ここにいるのは先程の所長と若い研究員、その他数名だ。

 

 その中で帝国社社長、黒田重文がデータを見て言う。

 

 黒田重文は60を超える老齢であるがもとは自衛隊に所属し、数々の兵器を扱って来た。未だにその腕は健在で老齢でなければ前線で活躍するだろう。

 

 「僅か半年でここまで出来るようになるとはな。準備ができ次第試運転を始めろ」

 

 「分かりました」

 

 「分かったよ~」

 

 きっちり返答する若い研究員と間延びした所長。これはいつものことである。

 

 「では次は私が」

 

 そう言ったのは軍隊育成ぶ司令の八戸信也である。若干30と若いがここに努めるまでは紛争地域で傭兵として活躍し、国連軍相手に何度も勝利を収めている実力者である。

 

 「今現在育成しているのは108名、そのうち20名が戦車部隊へ、30名が狙撃部隊、残り58名が歩兵部隊へ配属予定です」

 

 「ふむ、今回はどうも少ないようだな」

 

 「はい。過去と比べても今回は半分以下という数値が出ました。もしこのままなら予定されている兵数に間に合わない可能性があります」

 

 「それはいかんな。こちらで何とかしよう」

 

 「ありがとうございます。報告は以上です」

 

 「うむ、次だ」

 

 「では某が」

 

 そう言って立ち上がったのは広報担当の斯波時宗である。彼についてのエピソードは特にない。

 

 「フランスのデュノア社についてですが、潜り込ませた部下の報告によりますと社長の娘を男としてIS学園へ入学させようとしている事が分かりました。どうやら織斑一夏についてのデータと彼の専用機のデータを盗ませようとしているみたいです」

 

 「軽率だな」

 

 「非合理的過ぎる。そんな浅はかな計画は計画ともいえないな」

 

 「デュノア社の社長はバカなのか?」

 

 会議に参加しているものたちから非難の言葉が飛ぶ。

 

 「しかしその事が本当なら阻止せねばなるまい。なんといっても織斑一夏の専用機は我らが開発したのだからな」

 

 今はまだ送られていないが織斑一夏の専用機は帝国社が作っていた。これは日本政府に頼んで(脅して)無理を通したからである。

 

 「今は完成していない織斑一夏の専用機『100式近接戦闘IS』通称『白式』は我が帝国社の最新鋭機だ。その実験台に織斑一夏を指定したんだ。いくら何でも白式のデータを取られるわけにはいかない」

 

 「分かっております。なので社長の娘・シャルロット・デュノアがIS学園に入学した時点でデュノア社を爆撃します。表向きは反IS組織が警告の為にデュノア社を含む都市を焼き払った、と言う事にします」

 

 「まあ、それでいいだろう。使う兵器は?」

 

 「既に廃棄処分が確定している『零式都市爆弾』を用います。あれは世間には公表しておりませんし、構造がわが社のものとは異なるのでわが社がやったと思うものはいないでしょう」

 

 「うむ、分かった。八戸中将、いつでも出せる様に準備を」

 

 「了解した」

 

 「うむ、では次の行くとしよう」

 

 その後も会議は続き、2時間後に終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 所変わってIS学園。起きた俺は朝飯を食べるために寮の食堂へと向かおうと部屋を出た時機嫌の悪い篠ノ之箒と織斑一夏と出会った。

 

俺は織斑一夏に篠ノ之箒が機嫌が悪い理由を聞くと裸を見てしまったかららしい。

 

 いまだに誤っているが許してもらっていない、そう言う事だ。

 

 俺は残念な視線を出しながら二人と別れた。仲直りするなら二人の方がいいだろう。ただ俺らのまわりは女子の視線で包囲しているが俺はすでに慣れた。このくらい前世に比べれば屁でもない。

 

 そんなわけで今朝食を取っている。因みに美咲は二年生なので食堂は別々である。

 

 俺は頼んだのは和食セットだ。見たらだれもが「和食」と言いそうなものだけでできている。

 

 では早速食べるとしよう。

 

 ふむふむ。美味いな。さすがはIS学園。飯も上手いじゃないか。

 

 俺はこの時初めてIS学園に来てよかったと思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 再び帝国社。そこの研究所では様々な兵器の開発が行われている。

 

 その一角で所長は簡易ベットの上で寝ていた。しかし誰も起こさない。所長は今の今まで徹夜で作業していたためついさっき寝たのだ。それを起こせるはずがなかった。

 

 そんな所長を見ながら職員は話す。

 

 「所長ってさいつも抜けてる感じするけどかなりすごいよな」

 

 「全くだよ。この前なんか新型拳銃の設計図を3時間で書き上げたんだもんな」

 

 「あれには驚いたよ。正確でしかも早い。あれには騒然としちまったな」

 

 「だよな。ちょうどいまみたいに寝ている最中に起きて書き始めたんだもんな」

 

 「早々、いまみたいに」

 

 そう言って職員は所長が寝ているであろうベットの方を見ると所長はいなかった。

 

 「あれ?所長はどこ行ったんだ」

 

 「さっきまで寝てたのにな」

 

 「また新しいでも思いついたんじゃね?」

 

 「「「「かもな」」」」

 

 そう言いながら彼らは仕事に取り掛かって行った。

 

 因みに所長はというと

 

 「ここをこうして・・・であってこうする。そしてこうして・・・」

 

 新しい設計図を描いていたのであった。




 今回は帝国社の会議が主です。なんか進み具合が悪いような・・・。

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