怪獣の鳴き声を書くのは本当に難しい!またヒロインをどんな者にしようか、怪獣はどれにしようかを決めるのに時間がかかりました。
あとまだまだリクエスト怪獣を募集していますので、よろしくお願いします!!
超合体怪獣グランドキング、古代怪獣ゴモラ、昆虫怪獣ノコギリン
変異昆虫シルドロン、寄生怪獣バッカク―ン、超古代狛犬怪獣ガーディー 登場
カマキラスの群れと戦い、ゴジラを仲間にして旅に出てから一週間が経った。
その間にもたくさんの怪獣と戦って仲間にし、今では20体の怪獣がギガライブナイザーの中にいる。
「結構集まったな。まぁ、1日に最低2体以上怪獣に遭遇しているから当たり前か・・・」
ギガライブナイザーの中で鳴き声を上げている怪獣達を見ながら呟く。
こいつらとの仲も最初に比べてかなり良くなったと思う。
「しかし・・・いつになったらレイモンやZAPの連中に会うんだ?」
一週間経ったのに全然会わない。もしかして過去の時代か未来の時代に来てしまったのか俺は!?けどZAPの基地はテレビ通りだったし・・・
「と、止まりなさい」
「うん!?」
考え込んでいたら突然俺の目の前に銃を向けながら変身怪人ピット星人が立ち塞がった。
「い、命を失いたくなければ大人しk「悪いが先を急いでいるから!」あぁ、ちょっと待ってください!!」
面倒な事になる前にさっさと立ち去ろうとするが、後からピット星人が何かを言いながら追いかけてくる。無視して前に進んだ時に悲鳴が聞こえて、こっそり振り向いてみるとピット星人が盛大に転んでいた。何をしているんだか?と呆れながら戻って手を伸ばす。
「大丈夫か?」
「こ、このくらい平気です!それよりも動かないでください!!」
手を払い除けて警戒しながらピット星人は再び銃を俺に突きつける。その時何処からか“クゥ~”と大きな音が鳴った。驚きながら音の鳴ったところを見るとそこはピット星人のお腹だった。本人は顔を真っ赤(?)にしながらお腹を手で押さえている。
「何だ、腹減ったのか?」
「あの・・・その・・・うぅ・・・(汗)」
図星だった事でピット星人はさらに縮こまり、正座状態になって顔を下に向ける。俺はリュックから昨日作った特製おにぎりを差し出す。最初は躊躇っていたピット星人だったが、我慢できなくなってもの凄い速さで手に取って食らいついた。地球の食べ物だから食べて大丈夫なのかと心配したが・・・
「ガツガツ!!モグモグ!!」
「心配ないか・・・」
余程腹が減っていたのか次々手に取って食べる。途中で水も与え、20個目を食べた時にようやく満足したようだ。
「フゥ~ありがとうございます。もう5日程まともな食べ物を口にしていなかったので・・・けどどうして助けてくれたのです?さっき銃で脅していたのに」
「別に、困っている奴を放っておくのができないものだからな・・・ところでお前は誰で、どうして此処にいるんだ?」
「相手の名を知りたいならまず自分から名乗るものでは?」
「ハイハイ分かりましたよ。俺の名は・・・」
あれ?何で名前が出てこない!?まさか記憶喪失!?いや、それならこの世界についての知識なども失っているはずだ。それじゃ原因は転生した時のショックか?
「あの・・・まだですか?」
なかなか名乗らない俺を見てピット星人が尋ねる。不味いぞ。早く言わないとますます警戒されてしまう。けどどんなに頭の中を回転させても名前が出てこない。
「(こうなったら仕方ない)・・・クロウ。俺の名はクロウと言う」
とっさに浮かび上がった文字を言ってしまったけど大丈夫だよな!?けどこの名前は自分にとってはカッコイイと思っているし・・・。内心冷や汗を掻いている俺をしばらく見つめていたピット星人はゆっくりと頷く。
「クロウか・・・変わった名前ですね。私はピット星人リーシャと言います。此処にいる理由は単純に・・・捨てられたのです」
「捨てられた?」
「私には双子の姉がいました。とても優しく、いつも仲良かったのです。けどこれを手に入れてから性格が変わってしまったのです」
リーシャが懐から出したのはバトルナイザーだった。中を見てみると1体の怪獣が入っていた。流石にどんな怪獣かは分からなかったが、彼女が言うにこの星で仲間になった怪獣だそうだ。
「これを手にして以来、姉さんはキツイ性格になって何もかも力で解決しようとするようになってしまいました。私はそれを止めようとしたのですが、邪魔と感じた姉さんにこの星に置き去りにされたのです」
随分と酷い話だ。レイやグランデの姉は弟の事を必死に考えていたのにこっちは逆か。そしてこのバトルナイザーと光線銃だけで今日まで何とか生きてきたらしい。
「・・・そう言う事か。なら俺と一緒に旅しないか」
「えっ!?」
「話を聞いていたらほっとけなくなった。このままお前を1人にしたら・・・俺は自分自身が許せなくなりそうだ。だが決めるのはお前で、俺じゃない。どうする?」
静かに見つめながら返事を待っているとリーシャはゆっくり頷く。
「分かりました。これからよろしくお願いします!」
「あぁ、こちらこそな」
握手しようと手を伸ばした時に空高くから何かがこちらに向かって来た。あれはスペースペンドラゴン!!ついに物語の主人公であるレイモンに会えるのか!!
彼らが向かう先には破壊された基地があった。丁度あそこから怪獣の気配も感じる。
ふむ・・・これはいい感じに使えるかもしれない。
「リーシャ!アレの行く場所に向かうぞ!!」
「えっ!?何故ですか?もし悪い奴でしたらどうするのですか!」
「その時はそいつを倒してあの宇宙船を奪えばいいだけだ。早くしないと置いてくぞ!」
興奮が抑えきれずリーシャの話も受け付けずに駆け足でレイモン達の所へ向かう。後からリーシャも必死に追いかけて途中で転んでしまい、気付くのに時間がかかって怒られてしまったのは余談である。
レイside
俺がペンドラゴンの隊員になって、ボス達と一緒に行動を共にするようになってからは様々な場所に飛んで生存者を探す日が続いた。時々怪獣と戦うことはあるが、いつも戦っていた俺にとっては少しつまらなかった。今日もドラゴンスピーダーに乗って生存者がいないか基地周辺を探索する。しかしいくら探しても誰もおらず、諦めて本船に戻ろうとした時、突然地中から2体の怪獣が出現した。
「あれは、ノコギリンとシルドロンだ!!」
オキが興奮しながら言う。1体はクワガタとか言う虫によく似た怪獣でもう1体は鋏状の両腕が特徴の怪獣。どちらも昆虫怪獣だとオキが説明するが、俺にとっては何の怪獣かなど関係ない事だ。ただ怪獣を倒すだけだ!
「行け!ゴモラ!!」
『バトルナイザー!!モンスロード!!』
召喚したゴモラに2体を倒すよう命令するとゴモラはすぐに2体を攻撃した。反撃を許さないように攻撃を続け、止めの必殺技『超振動波』を放つ。これで怪獣共は倒れたはずだ。
「ピィュゥゥゥェェェ!!」
「何!?」
だがシルドロンが両腕を盾でゴモラの技を防いでしまった。ゴモラの技が破れたことに驚いている隙をついてノコギリンが角から破壊光線を放ち、ゴモラはダメージを受ける。俺は反撃するように命令するが、2体の連係プレーのためにゴモラの動きが封じられて焦る。ノコギリンが大顎で挟もうと突撃した時、突然奴目掛けて光線が放たれた。振り向いて見ると黒い怪獣がこちらに向かって来て、2体の怪獣に攻撃する。そして奴の後から少し離れた所に人間と宇宙人がいた。
「やれ!グランドキング!!」
俺の持っているメカとは違うやつを構えながらあの人間が黒い怪獣に命令する。
一体奴は何者なんだ?
Side end
ようやくペンドラゴンの近くまで辿り着いてみると既にゴモラが怪獣と戦っていた。
あれはシルドロンにノコギリン!!どちらも昆虫怪獣か・・・うん?なんか元気ないだと?・・・だって前に戦ったカマキラスの光景を思い出したせいだよ!!そう言っている間にもゴモラが必殺技を繰り出して2体を倒す。けど2体はすぐに立ち上がって再び攻撃してくる。その理由を俺はある部分を見て気が付いた。
「・・・どちらとも操られている」
よく見ると怪獣達の眼は光りを失っているし、腰の部分には触手みたいなのが繋がっていてそれが地中へとつづいている。
「リーシャ、頼みがあるけどいいかな?」
「何でしょうか?」
「気配を察するにあの2体はもう既に死んでいて、地中にいる何かに操られている。俺が2体に付いている触手を破壊している隙にお前は地中にいる奴を追い出して欲しいんだ」
「成程・・・分かりました。やってみます!」
説明を聞いてリーシャはバトルナイザーから怪獣を召喚する。それはウルトラマンティガに出た超古代狛犬怪獣ガーディーだった。成程、ガーディーは正義の怪獣だ。1人ぼっちのリーシャをほっとく事はしないだろう。
そう思っている間にガーディーは地中へと潜って行く。俺もやるとしますか!!
「行け!グランドキング!!」
『バトルナイザー!!モンスロード!!』
「グゥエエエエエゥゥゥ―――!!」
召喚されたグランドキングは真っ先に戦場に向かって行き、ノコギリンに『グランレーザー』を撃ち、シルドロンに尻尾攻撃を喰らわせる。どちらも地面に倒れた後に両方の鋏で触手を切り離した。その直後、2体は活動を止めて元の死骸に戻った。
さて、リーシャの方はどうかな?
ドゴオオオオオォォォォォ!!!
「グガアアアゥゥゥ!!」
「ガウウウゥゥゥ!!」
お~出てきた出てきた。地中から現れたのはキノコのような外見をした寄生怪獣バッカク―ンだった。尻尾をガーディーに噛みつかれて、悲鳴を上げながら引き離そうと尻尾を思いっきり振り回す。しかしガーディーは逆にさらに力を加えて喰らいつきながら両手で尻尾を掴み、グランドキングの方へと引っ張る。それと同時にグランドキングも近づく。
「そのまま投げ飛ばしなさい。ガーディー!」
「グランドキング!グランレーザー発射!!」
俺達の命令を聞いてガーディーはバッカク―ンをグランドキングの方に投げ飛ばし、グランドキングは頭部から必殺技『グランレーザー』を撃ち込む。養分をとって操っていた2大昆虫怪獣を失い、弱体化したバッカク―ンにこの光線を耐えられるはずがなく、大爆破を起こしながら絶命した。勝利の咆哮を上げるグランドキングとガーディーだったが、ゴモラだけは唸り声を上げてこちらを睨み付ける。
「おい!!」
突然声をかけられて振り向いて見るとそこにレイがいた。走って来たのか息が切れている状態だ。
「貴様達も怪獣を操ることができるなら、俺が誰か知っているか!?」
「いえ、私はあなたの事は知りませんが・・・」
「ならお前は!?」
警戒しながら自分のことについてレイは尋ねる。今ここで話すべきだろうか・・・?
いや、流石に全て言うのは不味い気がする。しかし今言わないとレイが納得しないだろう。それなら少しだけ・・・
「お前は俺達と同じレイオニクスだ」
「レイオニクス?」
「そうだ。まぁ、詳しくはあの連中と一緒の時に教えてやるよ」
こうしていろいろと問題は残ったが、何とか俺はこの世界の主人公と出会った。
俺の野望を達成するためにも協力してもらうぜ。
【大怪獣バトルファイル】
超合体怪獣グランドキング
宇宙に漂う怪獣の悪霊が集まって誕生したロボット怪獣で、クロウの第3のパートナー怪獣。金属質の装甲に覆われて防御力がとても高く、頭部から凄まじい威力の光線『グランレーザー』と両手の鋏と鉤爪が武器。
ロボットである故にクロウの命令には忠実で、どんな時でもクロウの身を守る事から他の怪獣達から『絶対鉄壁の盾』と言われている。