読んでくださる皆様のご期待に応えられるようにこれからも頑張ります。
リクエスト怪獣、感想、評価もお待ちしております。
最強合体獣キングオブモンス、古代怪獣ゴモラ、超古代狛犬怪獣ガーディー
原子怪鳥リトラ(S)、四次元怪獣ブルトン、どくろ怪獣レッドキング
アンフィビアタイプビースト・フログロス(B)、透明怪獣ネロンガ
地底怪獣テレスドン、剛力怪獣シルバゴン、超古代尖兵怪獣ゾイガー
宇宙海獣レイキュバス、昆虫怪獣メガロ、未来怪獣ガイガン
宇宙凶悪戦闘獣スペースゴジラ、完全生命体デストロイア 登場
ケイトの件から翌日、俺達は今ペンドラゴンに乗ってレイとハルナが乗ったドラゴンスピーダーを探している。どうしてだと?レイがハルナに指導してもらいながらドラゴンスピーダーの操縦練習をしていた時、突然時空エネルギーが発生して2人を捕らえてその直後消えてしまったのだ。
その後助け出すために着陸したと思われる場所に向かい、必死に探すが影も形も見えない。
「クロウ、レイ達の気配は感じることはできないか?」
「・・・少し待ってろ。今極限まで集中して探している」
通常よりも強く集中して気配を探るが時空エネルギーが壁のように邪魔してうまくいかない。その事に少し苛立ちながらも更に集中してようやく気配を感じた。それと同時に船内に警報が響く。
「ボス、この先は時空エネルギーが発生していて危険です」
「そうか。クロウどうだ?」
「この先にレイ達の気配を感じた。今いる場所からそんなに離れていないから着陸して救助に行けるぞ」
「よし!オキは船に待機、あとの者は医療セットを持って俺と共に2人の救助に向かう」
「「「「了解!!」」」」
それぞれの役割を決め、着陸して俺を先頭にレイ達がいる所を目指して歩き出す。周りを見渡せばそこは他の所と同じ廃墟の場所で、誰も此処には生き物なんていないと瞬時に思うだろう。
だが俺には分かる。此処に降りた時から別の気配を感じている。
「(まったく最近は誰かに遠くから見られている事が続くな)ハァ~」
「どうかしましたかクロウさん?溜息なんかついて」
「うん?いや、別に何ともn・・・!?」
心配するリーシャを安心させようと後ろを振り向くと遠くで地面から触手みたいなのがウヨウヨと動いているのを見つけた。それを見て俺は直線上にいるリーシャとクマノを退かしてギガライブナイザーの先端から破壊光弾を撃った。それはかつてベリアルがギガバトルナイザーから繰り出した必殺技『ベリアルショット』よりも強力なもの・・・その名も『モンスターショット』である。
何故モンスターかと言うとこの光弾には怪獣達の攻撃技の属性を含める事ができるからだ。今回は俺の相棒・キングオブモンスの高熱属性を含ませた。
ドッガアアアアアァァァァァン!!!
「「「!!?」」」
光弾は触手に当たって激しい爆発を起こした。暫くして煙は消えて、当たった場所は凄まじい高熱を含ませたせいか周辺の瓦礫を蒸発させ、ちょっとしたクレーターができていた。
突然俺が攻撃したことに3人は驚いたが、すぐに我に戻ってヒュウガが代表して聞く。
「どうしたクロウ!?」
「今あの場所に触手みたいなのがあってな。嫌な感じがしたので攻撃しただけだ」
「触手ですか・・・?」
「そうだ。それよりも時間をかけてしまったな。早くレイ達の元へ向かうぞ」
「あ、あぁ」
そう言って俺が再び歩き出すとリーシャ達もすぐに後をついて行った。だがこの時もっと注意深く見て確認すれば良かったと後悔した。あのクレーターの中心から先程よりも短く、動きも弱々しかったがあの触手がまだあったのだ。
それから少し歩いた後、ドラゴンスピーダーを見つけて駆け付ける中を確認する。
乗っているのはハルナだけであった。
「ハルナ!レイは何処に行った?」
「分かりません。今気が付いたばかりで・・・」
「俺とリーシャが探して来る。ボスとクマさんはハルナの怪我を見てやりな」
「分かった。2人とも頼んだぞ!」
俺とリーシャはドラゴンスピーダーから離れてレイを探しに行く。テレビで見た感じ的にこっちの方かな。直感だから不安だけど気配を感じにくいから仕方ない。通り道にある瓦礫を避けながら進んで行くと周りをキョロキョロと見渡しているレイを見つけた。
「見つけましたよレイさん」
「どうかしたか?」
「見覚えがある。此処の景色を・・・俺は前にも見たことがある」
そう呟いてレイはまた周りを見渡す。そういえばこいつはあの娘と一緒に此処にいたんだった。
それを思い出した時、突然時空が歪んで大きな穴が開くとそこからスペースビースト・フログロス(B)が現れた。
「ピギャアアァァァグウゥゥゥ!!」
フログロスは俺達を見た途端に襲い掛かってきた。このフログロスは通常よりもかなりデカイ個体である。それによって体の中で気化させて放つ火球の威力も勿論上がっている。
よって俺達は口から放たれた火球から必死に逃げる。
「何で襲ってくるのですか!?」
「それは分からんが、このままではマズイ。レイ!リトラで奴を倒すんだ」
「分かった!!」
次に放たれる火球までの時間の隙をついてレイはバトルナイザーからリトラ(S)を召喚する。空を飛ぶリトラを見てフログロスは火球で撃ち落とそうとするがそれより早くリトラが火球を放ち、それを受けてフログロスは爆発して倒れた。テレビでも見ていて思ったが、フログロスって弱すぎだろう!?たった一発の火球で倒されるなんて!
「やれやれ、あいつを仲間にした時はしっかり強くさせないといけないな」
「そんなことよりもクロウさん・・・あの怪獣少し変な感じだと思いませんか?」
「まるで何処からか転送されてきた事にか?」
「はい。そうとしか思いません」
「・・・正解だよ。あのフログロスは何かの力によって転送されたのさ」
リーシャにそう説明した後、俺はここまで来る途中で発見したあの触手がやっぱりあいつのアレなんだろうなと考える。さっき攻撃したけど、フログロスを召喚した事から多分効いていないと思うべきか。その時、遠くからヒュウガ達が俺達を呼びながらこっちに向かっている事に気が付いた。合流しようとしたら突然レイがある廃墟の建物に向かって走り出した。全員が後を付いてその建物に入っていくとそこはZAPの研究施設であった。
そこを探索してペンダントとノートパソコンを発見した。ペンダントにはある親子の写真が入っていて、レイはその娘を知っていると言う。俺もこっそり覗いて見て、この娘がいずれ地球の子供レイオニクスの祖母になることに内心苦笑した。
ノートパソコンの方には一カ月前の映像データが収録されていた。そこにはボリスが怪獣惑星になった理由が四次元怪獣ブルトンのせいである事が示されていた。時空間に穴を開けて過去の地球や宇宙から何百という怪獣達を呼び寄せたのだ。そしてブルトンの中から人間の赤ん坊が現れたことも。クルー達がいろいろと話し合っている中で、突然レイが俺の肩を乱暴に掴む。結構痛いよレイさん。
「クロウ・・・」
「何だ?」
「お前は・・・この赤ん坊が誰なのか・・・知っているんだろう?」
「!?」
突然レイにそのことを言われて俺はつい動揺してしまう。それが災いして赤ん坊の事を知っていると思ったレイが今度は胸倉を強く掴んで尋ねる。ちなみにいつもならクロウに危害を加えようとする者に怒るリーシャだが、今回はレイと言うことで迷って立ち往生していた。
「教えてくれ!あの赤ん坊は誰なんだ!?」
「・・・・・本当に知りたいのか?」
そう言うとレイは何度も頷く。リーシャや皆も真剣な眼で俺を見ている。これはもう逃げられないと観念して言う。
「なら教えてやる。あの赤ん坊は・・・お前だ。レイ」
「!!?」
真実を聞いてレイが驚きの顔になった時、船が大きく揺れた。外を覗いて見ると地面からブルトンが出現した。それを見てヒュウガが攻撃を命令するが、ブルトンが時空エネルギーを発生させているためにペンドラゴンが動かせない。
それを知っているのか、ブルトンは転がりながらどんどん迫ってきた。
「レイ、もっといろんな事を知りたいと言うならまずブルトンを倒してからだ。いいな?」
「分かった」
「私も行きますよクロウさん」
物分かりがいい奴になった者だ。そしてリーシャも言わずに付いて来てくれるとは嬉しくって涙が出そうだよ。そう思いながら俺達は船から出てブルトンの前まで行き、バトルナイザーから各々の怪獣を召喚する。
「グオオオオォォォーーー!!」
「キシャアアアアアァァァ!!」
「ガウウウゥゥゥ!!」
右から順にキングオブモンス、ゴモラ、ガーディーと並んでブルトンと対峙する。最初に向かったのはゴモラで、得意の突進攻撃を仕掛けるがブルトンは転がって避ける。大きく後退すると体の穴からアンテナの様な四次元繊毛を出す。するとあっちこっちで時空に穴が開く。ここまでテレビで見た通りだが、いや少し違う。穴の数が多すぎる!?
「何この数!?倍以上はあるぞ!!」
あまりの数に俺は声を上げてしまう。そして時空の穴から大量の怪獣が出現した。
その数は全部で10体。
レッドキング、ネロンガ、テレスドン、シルバゴン、ゾイガー、
レイキュバス、スペースゴジラ、デストロイア、ガイガン、メガロである。
今までにない強敵たちを目にしてキングオブモンス達も気を引き締めて対峙する。
今この時、怪獣同士による大決戦が行われようとしていた。
【大怪獣バトルファイル】
超古代狛犬怪獣ガーディー
ウルトラマンと同じカラータイマーを持つ正義の怪獣。
リーシャの第1のパートナー怪獣で、彼女とは前の主人の時よりも絆が高い。
主な武器は角を使った突進と噛み付きだが、ある切り札的隠し技を持っている。
クロウやレイの怪獣達とは仲がよく、時より彼らを押えるブレーキでもある。