インフィニット・ストラトス ~黒兎の見る世界~ 作:フォールティア
ここでは臨海学校編にて新たに登場した機体を紹介していきます。
参考程度にざっと読んで貰えれば幸いです。
アドバンスド・ヘイズル
元々ヘイズル改に搭載されていた『武装精練(ウエポンビルド)システム』を単一仕様能力『BUNNyS (ヴァニス)システム』へと昇華させたヘイズル改の基本形態。
主な変更点として頭部に光学センサー・ユニット、フロントスカートにサブアーム・ユニット、脚底部に補助スラスター・ユニットを装備。背面の可動式ブースター・ポッドもマルチコネクター・ポッドへと変更されている。
大幅な換装の為、もはや別の機体に見える外見となった。
性能面に関しては索敵範囲の広範囲化、サブアームユニットによる対応力の上昇、エネルギーの効率化、マルチコネクターポッドによる拡張性の拡大と、二次移行したと言われるのも納得する程の性能向上が見られる。
基本武装はヘイズル改と変わりは無いが、背面のマルチコネクターポッドにシールドブースターを二枚同時に装備出来、エネルギー効率も上昇しているため加速力に関してはヘイズル改の強襲形態と同等かそれ以上となっている。
『BUNNySシステム』
ヘイズル改が覚醒した単一仕様能力。
その能力は『システムによるパッケージの高速切替』。ヘイズルの持つ莫大な量子空間から戦況と搭乗者である睦月の意思に合わせて各種パッケージを展開、装備するシステムである。展開にかかる時間は余程の大きさでなければ0.5秒程で完了する。
当然ながら展開にはエネルギーを使用ので、換装出来るのは戦闘内容によりけりだが、凡そ6回が限度である。
ヘイズル・ラー フルアーマー形態
アドバンスド・ヘイズルに支援ユニット〔フルドド〕を装備した状態。
クローウイングユニットとスラスターウイングユニット
をマルチコネクターポッドに装備したことにより機動性の更なる向上、クローアームによる遠近対応力が向上している。
なお、本編中に登場したのはフルドドを二機装備した第二形態、ギャプランブースターを装着したクルーザー形態である。
こと、この形態のヘイズルは直線機動に於いて白式に匹敵する加速性能を持つ。しかし、フルドドの大きさ故に狭い空間での戦闘には向かず、運用は専ら広大な空間でのみとなっている。
クルーザー形態で使用されるギャプランブースターは超遠距離からの突撃用のもので、リミッターを外した状態では最速20分で地球を一周出来るという加速度を誇る。
使い捨てのジェネレータを内蔵しており、ブースター使用の際はここからエネルギーを供給する。
尚、このブースターは、第二世代以降のISであれは如何なる機体にも接続、使用が可能である。
ヘイズル・アウスラ
アドバンスド・ヘイズルの胴体を支援ユニット〔プリムローズ〕に、両肩をウエポンラッチを兼ねた小型の物に換装したパッケージ。
プリムローズの能力は原典となるA.O.Z.とは異なり、シールドエネルギー用のサブジェネレータとなっている。
発動時に機体のエネルギーをグリーンゾーンまで回復させ、その後は10分置きにエネルギーを100回復する。
これを聞いた千冬は当然ながら試合での使用を禁じた。
両肩のウエポンラッチにはミサイル複合チャフユニット、ウインチキャノンを選択して装備可能。
敵への攻撃よりも生存力を高めたパッケージと言える。
ギガンティックアーム形態
ヘイズル・アウスラのマルチコネクターポッドに、〔フルドドⅡ〕(本編未登場)のドラムフレームを中継してサイコガンダムの腕を移植した砲撃戦パッケージ。
〔フルドドⅡ〕のサブアームにウインチキャノン2基、両肩にミサイルポッドを装備したその火力は言わずもがなである。
尚、サイコガンダムの腕はあくまで指先のビーム砲使用の為にあるのであり、決して相手を殴るためのものではない。
両手と、腰のサブアームユニットに火器を持たせることにより、計16もの射撃兵器を持つ。
サイコガンダムmkⅡの腕を移植した形態も存在するらしいが、詳細は定かではない。
白式・雪羅
織斑一夏に応え、白式が二次移行した姿。
非固定武装のスラスターユニットは更に大型化、展開すると、内部から金色のフィンが露出し、さながら竜の翼のようになる。
また、機体各所に小型のスラスターを持つことにより、最大加速時には、現行機で追い付ける機体が存在しない程のスピードを出すことが可能となった。
雪片弐型・改
白式の二次移行に合わせ改良された雪片。主に零落白夜の刀身形成にかかる時間の短縮、エネルギーの効率化が見られる。
形には変更がない為、改良されたと気付かれにくい。
雪羅
白式が新たに生み出した武装の一つ。左腕に装備されたガントレット型複合兵装。
性能は原作とは変わらないが、手首付近に後述の〔氷桜〕を懸架するためのアタッチメントが存在する。
氷桜(ひおう)
本作オリジナルの武装。
白に幾つもの青いラインが入った雪片弐型・改専用の鞘。
抜刀術を好んで使う一夏に合わせて白式が作り上げた物で、鯉口に持ち手を併用した零落白夜用の小型ジェネレータを内蔵し、雪片へとそのエネルギーを送り込むことで白式本体のエネルギーを使用せずに零落白夜を発動することが可能。
『完全解放(オーバー・バースト)』
機体リミッターを一時的に強制解放し、必殺の一撃を放つ大技。
発動までにかかる時間は長く、そして発動時間はたったの2秒とかなり状況を選ぶ技。
零落白夜の出力も爆発的に上昇するので、並みのISなら展開解除を通り越して搭乗者すら斬りかねない危険性を持つので、一般試合での使用は千冬によって禁じられることとなった。
発動準備の際、余剰エネルギーの視覚化によって機体周辺に青い粒子が舞うのが特徴。
粒子をみた場合、即座に白式を落とすか、戦域を離脱しない限り、命はない。
S(スペリオル)ガンダム
亡国企業に所属する、ヴラドこと檪 秋人(くぬぎ あきと)が使用するIS。
とある国から奪取した第三世代の試作機を秋人自らが改造し、この機体となった。
ISを男性が扱う場合、コアのデータを改竄しなければならないが秋人は自身の手でそれを行った。
機体色は血のような赤とくすんだ黒。
武装各種は原典である作品、ガンダムセンチネルから特に変更はないが、ALICE(アリス)システムは未搭載である。
元々第三世代ということもあり、そのポテンシャルは高く、睦月達を苦しめた。
しかし、BUNNySに覚醒したヘイズルと睦月により大破、海中に没した。