僕は築く、邪神系女子によるハーレムを‼︎   作:グリムリッパー02

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姉妹探しを始めよう

「姉妹を探してください!」

「は?」

 

そんな事を言われたのは彼女、アバターと劇的な出会いを果たして数日の月日が経ったころだった。

 

「いや、なんの話?ていうか君に姉妹なんていたの?」

「はい!おりますとも。可愛い妹がなんと二人!」

 

二人、と言われれば残りの邪神達のことだろう。にしても姉妹かぁ…確かにアバターがこんな美少女になっているなんてこと想像できないけどさ…残りといえば、あの屈強なる肉体を持ったドレット・ルートもいるわけだろ?姉妹と言いつつ漢の娘だと言う可能性もなきにしもあらずだ。(誤字にあらず)

 

「その姉妹は今どこにいるか分かるの?」

「いえ、それがなんとも…ですがあの子達もカードなのは限りありません。生きるためにはデュエリストが必要です。きっと誰かのカードとして生きていることでしょう。そして」

「そのデュエリストは邪神の闇に負けて強いデュエリストを求め続ける生ける屍と化していると?」

「おそらくわ」

 

うわぁお、笑えねー。実際問題他人がどうなろうと知ったこちゃないけど、そのデュエリストが無闇やたらにデュエリストを仕掛けるような辻デュエリストにでもなれば事件として取り扱われるだろう。そうなれば下手すると邪神の存在がバレ、それに関わっている僕もそれ相応の組織に追われることになるかもしれない。特に海馬コーポレーションなんてのに追われでもしたら僕の未来は………これは何としても見つけ出したほうが良いだろう。

 

「とはいえ、そんな簡単に見つかるわけないよねぇ」

「ですね…」

 

ズズズとお茶を飲む。そう簡単に見つかれば苦労なんてしない。ここは焦らずじっくりと───

 

『次のニュースです。昨夜未明、ドミノ町近くの路地裏で男性が気絶していると連絡がありました。男性は命に別状は無く怪我もありませんでしたが、意識は回復せずうなされているということです。目撃者によると男性はデュエルをしていた。その際に何か黒い影を見たと話しており捜査を進めています。さて次のニュースは────』

 

…………………………………

 

「「これだ!」」

 

あんがい簡単に見つかるかもしれない。

 

 

「うわぁ、人がいっぱい…うっ!吐きそう……」

「あぁ、お労しやマスター。大丈夫ですか?」

「あ、あぁ平気。大丈夫。やっぱ無理」

「マスタァァァア‼︎‼︎お気を確かに!カムバーック‼︎」

 

事件のあった路地裏前には人がごった返していた。見晴らしのいいビルの屋上から見る様はそれもう…気持ち悪っ!

野次馬とか、暇人なのかアンタ達は…とは言えこんなに人がいたんじゃ中に入ることもできない。警察もいるしね。

というか、犯人が今も同じ場所にいると限らないじゃないか!うわぁ!僕のバカ!これじゃ気持ち悪損だよ!

 

「!! マスター!近くに姉妹の反応があります!」

「マジで!?」

 

…やっぱりこの世界の住人は馬鹿なんじゃないのかな?

ともあれ近くにいるなら話早い。さっさと捕まえて家に帰ろう。うん。

 

「それで?姉妹の反応はどこに?」

「あのビルの裏でございます」

 

道路の向かいのビルか…結構距離があるな。はぁ、また階段を下りる羽目になるのか……

 

「そんなことしてたら逃げられてしまいます!行きますよマスター!」

「行きますよって何処に──イィィィイイイイイイ!!!!」

 

アバターに手を捕まれ、そのまま外にフライアウェーイ!って冗談じゃない!落ちる!落ちるぅ!

 

「あれ?落ちない。てか飛んでる!?」

「ふふふ、私は邪神でございますよマスター。このようなことは朝飯前というものです。勿論下の者には見えないよう私の闇で保護色に擬態しております」

 

な、なんと有能な邪神様だろうかッ!この邪神に不可能の文字は無い!

 

「とは言えこれもマスターが貴方様だから出来たことです」

「僕だから?」

「はい。私達邪神は何より負の感情を好みます。それを喰らい、時には増幅させることで使用者を暴走させるのです。ですが貴方様は違います。邪神に見初められて尚、朽ちることのない強靭な魂。そして邪神の力を補い余りあるほどの負の感情。その負の感情に当てられ私の力も元に戻りつつあるということです」

「成る程ねー」

 

まぁそりゃ負の感情は強いでしょう。なんてったって一度殺されてますからね僕。

そんな会話をしながらも僕達は空を飛び向かいのビルへと到着した。

 

「マスターあそこです!」

 

アバターが指差した先には、一人の男と女の姿が。男は黙ったまま立っており女は恐怖で尻餅をついている。

ふと、男が手をがざした。その瞬間、女は力なく地面へと倒れた。

 

『おそらく生気を吸い取ったのでしょう。ニュースで言っていた目覚めない男と言うのもおそらくそれが原因かと…』

「成る程、どうやらアイツが邪神持ちで間違い無さそうだね。行くよアバター!」

『はい!マスター!』

 

ビルから飛び降り男の元へと行く。着地は、まぁアバターがいるなら大丈夫だろう。

 

案の定、着地の瞬間闇がクッションとなり安全に着地出来た。

 

『ぎゃんっ!』

「あ、そういえば闇でも痛覚があるんだっけ?大丈夫?」

『ご、ご心配には及びませんマスター。むしろもっと鋭く、体重をかけてくださぃぃぃい!!!!』

 

物凄い顔でさらなる踏みつけを要求してくるんですけど!?さっきまでカッコよかったアバターさんは何処に行ったの!?

そういえば前に銃で撃たれた時も『割とあり』なんて発言をしてたっけ…

成る程、腐っても邪神、完璧美少女に見えてもどこかおかしなところがあるってことか…

て、そんなことよりも

 

「君が邪神持ちかい?」

「何者だ貴様。俺に何の用だ?」

 

アバターから降りながら尋ねれば男の口からは男と女の混じった声が、これが邪神に喰われた人間の末路か…邪神に身体を、魂を乗っ取られ生ける屍として傀儡とされる。

なんとも哀れな姿だね。それとアバターさん?残念そうな顔しない。

 

「僕は隈ヶ谷 夕斗。君を探していたんだ。生憎、僕もそこの男と似たようなものだからね」

「フッ、貴様も邪神に操られていると?その割には随分と自我があるようだが?」

「ま、それは人それぞれなんじゃないかな?」

 

で、どうすればいいの?アバター。君は説得とか出来ないの?

 

『(無理ですね。今でこそ会話が成立していますが、欲望に見舞われた邪神に言葉は通じません。多分私の事を話したとしても聞く耳を持たないでしょう。それどころか ──)』

 

「邪神持ちならば都合がいい‼︎その力、俺に喰わせろ!」

 

あんな風に力を求めて襲いかかってくるわけね。まぁ、最初っからデュエルになることは予想できてたし、此処はいざ尋常に勝負ってことか

 

「良いよ。相手になろう。君が勝てば僕を喰らい、僕が勝てば君を貰う。それでいいね」

「人間如きが戯言を。良いだろう!」

 

「デュエル!」

 

夕斗LP4000

男LP4000

 

「先攻は譲ってやる」

「ありがたいね。ドロー!…僕はモンスターを一枚裏側守備表示でセット。リバースカードを二枚伏せてターンエンド」

「ハハハッ!全く進んでいないじゃないか!どうした?手札事故か?」

「まぁそんなもんだよ。あんまり言いたくわないけどね」

 

アハハと苦笑いしながら答える。男は面白くなさそうに舌打ちした。

 

「まぁいい。お前が動かないならこちらから行くぞ!俺のターン、ドロー!……クククッ!見せてやる神の姿を!」

 

な、開始一ターンで来るって言うの?!

 

「俺はイエローガジェットを召喚!効果によりグリーンガジェットを手札に加える」

 

イエローガジェット 効果モンスター

 

星4/地属性/機械族/攻1200/守1200

このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、

デッキから「グリーン・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。

 

「更に手札のカゲトカゲの効果を発動!場にれべる4のモンスターが召喚された時、特殊召喚出来る!」

 

カゲトカゲ効果モンスター

 

星4/闇属性/爬虫類族/攻1100/守1500

このカードは通常召喚できない。

自分がレベル4モンスターの召喚に成功した時、

このカードを手札から特殊召喚できる。

このカードはシンクロ素材にできない。

 

「そして速攻魔法、サモンチェーンを発動!チェーン3以降に発動する事で俺はこのターン3回の通常召喚を行える!」

 

サモンチェーン速攻魔法

 

チェーン3以降に発動できる。

このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。

同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、

このカードは発動できない。

 

「これにより先ほど手札に加えたグリーンガジェットを召喚だァ!フフフこれで三体のモンスターが揃ったぞ!」

 

場には三体のモンスター。来るか!

 

「俺はイエローガジェット、グリーンガジェット、カゲトカゲをリリース。三体のモンスターをリリースし神の召喚を可能とする!来い、邪神ドレッド・ルート!」

 

目の前に召喚されたのは力の塊。圧倒的なまでのプレッシャー。これが邪神ドレッド・ルートか

 

「アハハハハハ‼︎どうだ!怖いだろう!強そうだろう!これぞ我が力!ドレッド・ルートの前では何もかもが無力!全ては我が前に跪くしかないのだ!」

 

邪神ドレッド・ルート効果モンスター

 

星10/闇属性/悪魔族/攻4000/守4000

このカードは特殊召喚できない。

自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ通常召喚できる。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、

このカード以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は半分になる。

 

 

高笑いを浮かべる男。確かにこの力の前ではどんなモンスターだろうと太刀打ちできないだろう。凄い。凄いんだけど…

 

(なぁ、アバター。ドレッド・ルートとってもしかして…)

『(はい。お馬鹿です)』

 

デスヨネ!確かにその力は強大だ。だがしかし力が全てじゃない。覆すことなんて用意だ。ましてやこちらは裏守備モンスター一枚とリバースカードが二枚。ドレッド・ルートの半減効果は今は必要ないと言える。

 

「ドレッド・ルートでそのチンケな裏守備モンスターを攻撃だァ!フィアーズノックダウン!」

 

轟音と共に裏守備モンスターが破壊される。破壊されたのはメタモルポットだ

 

「メタモルポットのリバース効果を発動。互いは手札を全て捨てそれぞれ5枚になるようカードをドローする」

「ふ、ふん!こちらとしては都合が良い!手札が増えたからな!」

「まだこれで終わりじゃ無いからね。手札から捨てられた暗黒界の術師 スノウの効果を発動、暗黒界と名のついたカードを一枚手札に加える」

「クッ!俺はターンエンドだ」

 

「それじゃ行こうかな、フィールド魔法、暗黒界の門を発動。効果により墓地のスノウを除外しカードを一枚捨てる。捨てるカードは暗黒界の闘神 ラチナ。ラチナの効果で僕の場に特殊召喚される。更にリバースカードオープン。暗黒界の取り引きを発動!互いにカードをドローし、一枚捨てる。捨てるカードは暗黒界の尖兵 ベージ。ベージは特殊召喚される」

 

これで二体

 

「僕はまだ通常召喚していないからね。僕は暗黒界の騎士ズールを召喚」

 

 

「フィールドにモンスターが三体!まさか!」

「二枚目のリバースカードオープン!二重召喚!このターン僕はもう一度通常召喚が行える。僕は三体のモンスターをリリース。アドバンス召喚‼︎来い!邪神アバター!」

 

フィールドに闇が現れる。闇は全てを飲み込む。邪神でさえも

 

「ドレッド・ルートは後出しだからこそ強いんだ。まぁ今回は運がありすぎただけだろうけどね……アバターでドレッド・ルートを攻撃!」

 

アバターの姿がドレッド・ルートを模したものとなり、ドレッド・ルートを粉砕する。まるで怪獣映画だね。

 

男LP4000→3900

 

「僕はこれでターンエンドだよ?でどうする?頼みの邪神様はヤラレちゃったけど」

 

相手のライフは残っているのだからデュエルは続行される。が、見たところドレッド・ルート主軸のデッキの様だしドレッド・ルートが手札に戻らない限りアバターには勝てない。実質上僕の勝利ということになる。

 

「……ぇる……」

「ん?」

「うぇぇぇえん!ルート、お家かえるぅ〜!!!!」

「は?」

 

大の男が幼稚園児の様な声をあげて泣き出した。いやいや!何事!?

 

『あーあー、マスター泣かせましたね?』

「え?これって僕の所為なの?」

『ルートは泣き虫なんですよ。普段は男勝りな口調で自分を保ってるんですが一度崩れればこんな有様なのです。マスター、彼女をサレンダーさせてください』

「う、うん分かった」

 

泣きどうしている男のデュエルディスクに触れサレンダーボタンを押す。

するとこちらの勝利と言う映像が流れソリッドビジョンは消えた。

 

『デッキを抜いて貰えますか?そうすればその男の中から出てこれると思いますから』

 

言われた通り男のディスクからデッキを抜く。男は地面へと倒れ代わりに男の横に露出の高い鎧を着た褐色の美少女が。これがあのドレッド・ルートなのか?わんわん泣いているところを見るとドレッド・ルートなのだろう。信じたくないけれど…

その美少女にアバターはゆっくりと近づく。

 

『ほうら泣かないの。ルートは強い子でしょ?』

『ふぇ?お姉様?』

『そうですよ。ルートの大好きなお姉ちゃんですよ。だからもう泣かないで』

『うぅっ、会いたかったですぅお姉様ぁ…!』

 

ルートがアバターに抱きつき感動の涙を流す。アバターも妹に会えたのが嬉しいのか目尻に涙を溜めていた。

こうして姉妹は出会えたのだ。

なんて、なんて、

 

「なんだこれ」

 

うん。そう言わざるおえないよね。感動とかその前になんだこれという感情でいっぱいだよ。

だって今でこそ俺の目には美少女二人が抱き合ってるゆるゆりで感動的な絵面だけど、実際には気骨隆々とした悪魔と黒い球体が抱き合ってるんだぜ?笑いもこみ上げてこないほどカオスな絵図じゃないか。

 

しばらく抱き合っていた二人だが、ふとルートの視線がこちらに向く。

 

『お姉様、彼の方は?』

『私のマスターですよ』

 

マスターという言葉にルートは驚き、同時に顔を真っ赤にする。どうやら姉のマスターに恥ずかしいところを見せたと思っているようだ。

 

『んん!俺は三邪神の一角、邪神ドレッド・ルート様だ!姉貴がお世話になってるぜ!』

「あ、あぁ。僕は隈ヶ谷 夕斗です」

『夕斗さんか!よろしくな!俺はルートでいいぜ』

 

今更調子を戻す理由とか、男勝りな口調なのに名前にはさん付けなのとか色々とツッコミどころ満載だね。

 

『ルート、私達は貴方を迎えに来たの。さぁ帰りましょ?』

『え?でもお姉様…それじゃ夕斗さんの身体が…』

『大丈夫、マスターは私達を受け止められるお方よ。ルートが心配する必要な事にはならないわ』

『そんな…二体の邪神を許容出来るなんてことが…!?だ、だけど夕斗さんに迷惑がかかっちまうかも…』

「いや、まぁ僕は元から君を連れて帰るために、わざわざ空を飛んだりビルからダイビングしたりした訳だからね。寧ろ来てくれないなら無理やりにでも連れて行くよ?」

『そんなことまで!?…分かったぜ。このドレッド・ルート、夕斗さんをマスターと認め付き従うことを誓うぜ!』

 

彼女の握手に応じる。なんというか色々右往左往したけど、これで邪神ドレッド・ルート、ルートが仲間になった。

 

『やりましたねマスター。これで三邪神の内二体がマスターの使い魔として隷属されましたよ!マスターなら世界を破壊する事も簡単です!』

「やらないよ面倒くさいし。ともあれ残りの姉妹ってあと一人なんだっけ?」

『はいそうですね。ルートが此処にいたので後はイレイザー、イレイだけなのですが…どこにいるんでしょう』

 

うーん、と頭を悩ませる。アバターの探知能力も近くでなければ通用しない。今回はたまたまルートが馬鹿だったおかげで簡単に事を運べたが次もそうなる確証は無い。

そう思っていたのだが……

 

『あれ?イレイの場所なら知ってるぞ?』

 

予想どころか認識すらぶっ飛ばした声

 

「「本当(か)!?」」

『ちょっ!夕斗さん近い!近いですぅ‼︎』

「あ、ごめん」

 

あまりの驚きに顔を近ずけていたみたいだ。僕としたことが……

それとルートさん?そんな鎧つけてるくせになんでそんな恥ずかしがり屋なんですかね?こっちが恥ずかしくなっちゃうんですけど…

 

「そ、それで?ルート、イレイザーは何処に?」

『あ、あぁ。あそこだ』

 

そうして、ビルのについているモニター指を指す。その場所は────

 

「マジで?」

『マジで』

「冗談じゃなく?」

『冗談じゃなく』

 

 

デュエルアカデミア

 




今明かされる衝撃の真実!アバターさんはMだった!しかも銃撃ですら気持ちよく感じてしまうドMです。
そしてドレッド・ルートのルートさん登場です。普段は男勝りな少女ですが、何かあるととても涙もろいしおらしい女の子になってしまいます。基本邪神はこのように裏をもたせた性格にしようかと思っています。イレイザーはどんな風にしようかな?

そしてそして、邪神の力を許容出来てしまう夕斗君。彼の負の力は底知らず、その辺も今後書いていけたらと思っています。

ここまで見ていただきありがとうございます。それでは次回お会いしましょう
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