少女はいつも丘の上で歌を歌っていました。
雨の日も、風の日も、たとえ雪が降っていてものすごく寒かったとしても。
少女は実に1000年もの間、いつも平和を長って歌を歌い続けたそうです。
それを見た国民たちは不思議に思いました。
ある人はあの子は神様ではないかといい、ある人はあの子はそんなものではない、呪われた子供なのだと言いました。誰も彼もがその少女のことを不思議に思います。
けれど国民たちはその少女のことを不審には思いませんでした。
なぜなら、その子はいつもただただ平和を願って、優しい旋律で歌を歌い続けたからです。
あるとき国に一人の若者がきました。その若者は商業人でした。
「隣の国があなたちの国の悪口を言っていましたよ」
と、若者は言います。
その話を聞いたその国の王様は不審に思いました。隣国の国とは、非常に仲が良かったからです。
王様は若者の話の真偽を確かめるために国からの使いを隣国に行かせました。
そして、使いの者が帰ってきて、王様に報告をしました。
「何者かが噂を広め、隣国との関係をズタズタにされたようです。長い間築き上げてきた信頼関係も崩れました。」
と、使いの者は言いました。
王様はすぐにあの若者だと悟りました。
しかし、王様が沈めようにも、国民たちは隣国の観光者たちを追い返すなどしたりしてすでにこちらの国と隣国との元の信頼関係は築き上げれませんでした。
そして国民たちの行為は、だんだん王様の手にも負えないほどに悪化し、ついに国民たちは武器を持ち、隣国へ乗り込んで殺人や強奪を繰り返していました。
その時です。
何年もの間、国民との会話は一切せずに歌ってきた少女が口を開き、
「戦争はおやめなさい。でないと多くの死者が出てしまうわ。」
と少女は言いました。
その言葉を聞いた国民たちはすぐに隣国との戦争をやめましたが、火種は他にも転がっていました。
あの若者が世界中を回って有りもしない噂を流し、国民たちを混乱状態に陥らせて戦争を起こそうとしていました。
一人の若者が流した噂で世界中パニックになり、世界中戦争をし始めました。、
そして少女はとうとう世界中で一番大きな戦争をしている国へ乗り込み、こう言いました。
「戦争はおやめなさいっ!!!あなた達も帰る場所や死なせたくない大切な家族や友人、恋人がいるでしょう!?
いますぐ武器を捨てて自分たちの国へ帰って頂戴!!」
少女はそう言って、両手を空に向け、歌い出しました。
その少女の歌う歌の旋律は、とても優しく、聞いているものは涙を流しました。
自分はどんなに馬鹿だったんだろう、なんでこんな些細な事で戦争なんか起こしたんだろうと、戦争をしていた人たちは思いました。
少女の歌は、戦争で傷ついた人たちの傷を癒やし、心をも癒やしました。
やがて世界の戦争は終りを迎えました。けれど少女には、まだ気になっていることがありました。
デマを言いふらしたあの若者のことです。
少女は何年も掛けてその若者を探しましたが、見つからなかったので諦め、意中の男と結婚し、普通の家庭を作りました。そしてその少女から女になった少女は、こう呼ばれました。
女神・マリアージュと。
すっごく洋風チックな話になったしw
こんなのでよかったのか(汗)