紅と黄金.tr/奏でる少年少女   作:斬刄

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二人のイレギュラー

 

 

私は産まれて間もなくアルゼナルに送られることとなった。そこで育てられ、第一中隊に選ばれることとなった私は同僚のミランダとココと一緒に第一中隊に入ることができた。隊長のゾーラ、副隊長のサリア、突撃兵のヒルダとヴィヴィアン、軽砲兵のロザリー、重砲兵のエルシャとクリス…そして私達三人以外にも歳上のアンジュリーゼと一緒に『グレイブ』テスト飛行をしていた。

 

「なに、これ」

 

 

けれど突然現れた大型ドラゴンによって私はなす術もなく撃墜された。落ちていっている私にスクーナー級のドラゴンがトドメを刺そうとしたけどそれを…パラメイルじゃない、黄金の機体が助けてくれた。それを見ただけで私は落ちていって真っ暗になった。

 

私が目覚めたのは数ヶ月後のこと

 

 

「…あれ?」

「あら?目覚めたかい?」

私は包帯を巻かれていて生きている。

そこには心配していたエマ監察官と治療してくれた軍医であるマギーさんが目の前にいた。エマ監察官からはドラゴンに殺されそうになった私の同僚であるミランダとココは私が墜落した後に

 

 

ドラゴンを討伐した黄金の機体が私達のいる第一中隊の赤いグレイブの操縦士との交換に使っていたけれどジル司令が力づくで黄金の機体を奪えという命令によって連れて行かれて、その黄金の機体の方は何が目的なのか分からないけど賞金首として今、張られていた。

 

 

 

新人のアンジュによって結果的にミランダとココは黄金の機体に連れて行かれて、ゾーラ隊長は意識不明になっていたけど、不可解なことが起こっていた。ゾーラ隊長の失っていた片目が取り戻しているという。

 

二人が無事であるほっとしたけど、その黄金の機体の人に連れ去られて何かされているのかも不安だし、しかも私の怪我とバラメイルの機体の賠償金が課せられていた。

 

「他人の心配もあるけど、自分の心配もしなよ?えーと…借金の方は

 

 

 

こんくらいかね?」

「…えええええええええええええ⁉︎そんなに⁉︎」

 

一難去ってまた一難。私は今こうして無事なのだけれど…借金とチームワークを乱しているアンジュ。それによって第一中隊はボロボロに。

 

「あとは…本当は遺品なんだけどね。ジルの方から念のためにって」

そうか…あの黄金の機体の操縦士によって殺されている可能性だってあるんだね。ココの遺品だった日記にはココはアンジュへの思いが綴られていた、ミランダはみんなと生きるための未来を。二人がもしあの黄金の機体によって死んでしまったのなら生き残った私は二人の分まで生きてなくちゃいけない。

 

「ミランダ、ココ。私…二人の分を背負って生きるから!」

 

 

*****

 

俺はリィアン内に帰っている。レヴェンの盗聴器を仕掛けてもらい色々話は聞いていたけれど、新人のアンジュとナオミの二人はまだ生きているんだな。それはそれとして…俺の扱いひどくね?殺したというわけでもないのに。

(という、お前が何処ぞの鬼畜主人公のような歪んだ性格で怖がる二人に色々(意味深)なことをするって…今頃アルゼナル内のノーマ達は言っているだろう)

「俺の印象とんでもなく鬼畜外道で悪党すぎるだろ。てゆうか具体的に…俺が2人を殺すようなこととか、人質に使っていたからまぁそういう考えもなくはないけどさ」

 

夜、レヴェンと俺は休憩で余談をしていた。あの時のドラゴン戦で俺の人質作戦は上手くいっていたしもう少しのところだったのだが、人質交換をあっちが拒みやがった。ヒルダを連れて帰りたいのだけれど人質のつもりが、連れて帰ってしまうという形になっていた。

(いやーどうしてこうなったんだろうね)

「片言みたいに言うな。間違えてノーマ二人連れて帰ってしまったんだぞ。しかも新人の二人を…どうするんだよ」

 

レヴェンの方はまさかこうなるとは思ってもみなかったって。人質を使えば仲間だから助けると思っていたのにまさか強引に攻撃してくるなんて予想しなかった。

(連れてきたのならこの二人をなんとか我々の戦力になって欲しいんだがな)

「仕方ない。目的の為に無理にでも二人を鍛えるか…」

 

俺は第一中隊のチームから連れ去った二人…ミランダとココを鍛えるための準備を用意していた。さて、起きた時初めての男を見て動揺するか、それとも俺に攻撃してくるか

 

 

ま、二人が俺のことを信頼して俺の指示を聞いてくれるのならなんの問題もないんだけど。

 

 

(レイゼル、この女の子、ココという女の子にはどうやらプリンが好きだから食べ物で釣るか?ブリン100個買ってやるから俺を信用しろって)

「プリン100個なんて一気に買えるか!買い物の途中で怪しまれるだろうが!買えたとして戻ってももう一人のミランダって子に怪しまれるだろ!」

 

とりあえず、最低でも2人には自分を守るための方法を教えないといけないもんな。死なれて欲しくないし、目的より仲間の命が最優先だからな。

 

だから、たった一機で大型ドラゴン相手でも勝てるようにさせてやるから安心しろよ?ちっちゃい二人。

その代わり俺の期待に応えるように頼むぞ、マジで。

 

 




まだこの小説の方を続けるかどうかは未定です。紅と黄金については物語のゴタゴタに矛盾を感じたので一旦消してカットして書き直すかどうか考えてます。
書き直しの場合に応じて書き中なので投稿できません。
試行錯誤しているのでしばらくかかります。
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