HSDD〜ディオドラ外伝〜   作:モリブデ

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 UA27,000超え、お気に入り170件超えありがとうございます。お茶会と離れた話しになっています(汗)。しかもオリキャラ1名変更していますのでお茶会前編を読まれるのをお勧めします。駄文なうえ短いですが良かったらどうぞ


お茶会後編①

 アリサの昔話が終わり黒歌3姉妹とアリサ達が談笑しているのをちびちびケーキを食べながら眺めている黒髪の女の子、花怜

 姉の朱乃はリアスと楽しげに話しているのを横目でちらっと見ながら直ぐに視線を戻しアリサを見ていた

 

 

 

「(今の話って所々簿かしていたけどトラハ3の話しだよね……ってことはアリサ・ローウェルはトラハ3のアリサよね。見た目まんまだし……)」

 

 

 考えながら黒歌3姉妹やディオドラ、ライザーをみる花怜

 

 

「(この世界の事は余り詳しくないけど黒歌姉妹は白音と2人姉妹の筈だしディオドラとライザーはもっと嫌な性格だったような……ん?)」

 

 

 考えていたらふとディオドラが朱乃を見ているのに気付いた。そしてある事に気付く花怜

 

 

「(お姉ちゃんをじっと見てどしたんだろ?……あっ!?確かディオドラって人はシスターを手籠めにするのが好きな筈……巫女見習いもシスターみたいなものだしまさかお姉ちゃんを手籠めにする気!?)」

 

 

 ディオドラはただコカビエルから話しに聞いていたバラキエルの娘達を初めて見たので"この娘達がそうか"位にしか思っておらず花怜の事も一緒に見ていたのだが花怜は気付いていない。そして見当違いな思い込みをした花怜はディオドラをこっそり睨んでいた

 

 

「(お姉ちゃん原作だったらどSの性格が強い筈だけどこのお姉ちゃんはお父さんのドMの性格を強く引き継いでるからお母さんのSは殆ど無いんだよね。ディオドラの毒牙がにかかったら一発で堕ちちゃうよ。今度も私が守らないと)」

 

 

 勘違いに全く気付かず決意する勘違い娘、花怜

 花怜も転生者でありトラハシリーズは前世で兄のおかげで知っているがハイスクールD×Dはさわりを知っている程度である

 だが、姫島家が襲撃される事は何故か知っており襲撃時は何時でも襲われても対処出来る様(防御と隠れる用意)にしていたので母の朱璃と朱乃を庇いながら結界や道具をフルに使い襲撃者からバラキエルが到着するまで一切戦う事なく3人で隠れ続けた

 そしてバラキエルが到着したことで命拾いした3人は冥界の堕天使領に移りすみ親子4人で暮らしている

 

 

「(バラキエルさんの妹君だが、会った時から私を警戒していたな。先程からは睨み付けられてる……赤譜さんの話しでは姫島朱乃に妹はいない筈、今までの妹君の動きから察するに彼女は転生者で私を原作のディオドラと同じと思っているのだろう。誤解なら解いた方がいいが今は動くべきではないな)」

 

 

 お茶会に呼ばれて来ているので余りおかしな動きをすべきでないと考えるディオドラだが

 

 

「(そう言えば……ソーナさんは何処に行った?)」

 

 何時の間にか姿が見えなくなっていたソーナに気付き辺りを見回していた

 

 

 

 

 その頃ソーナは1人トイレに行っていた。戻る途中にあるテラスに身体を預け中庭を見ていた

 

 

「私は……何をしているんだろう」

 

 

 何となく居ずらくなり誰にも言わずに席を立ちぼーっとしていると

 

 

 

「フェーイトちゃん」

 

 

「きゃ!? えっ? なの……リアス!?」

 

 

 後ろからぎゅっと抱き着かれ驚くソーナ。更に前世の名前を呼ばれて抱き着いてきたので思わず相手の前世の名前を言いそうになり慌てて言い直していた

 

 

「リアス、あまり前世の名前を呼ばない方がいいよ」

 

 

 辺りを気にしながら小声で言うソーナ。彼女も転生者である。リアスに転生したなのはと同じ世界に居たフェイト

 転生前はなのはの協力もあり母親と仲直り出来たフェイト。だが時の庭園の爆発を止める為に母親は生命ポットに入ったもう1人の娘と共に命を落とした。其から月日は流れJS事件の時、本来なら助け出される筈だがここでは助けが間に合わず基地もろとも命を落とした。そしてソーナとして産まれ今にいたる

 余談だが、たまにソーナは姉であるセラフォルーに頼まれ一緒に魔法少女のコスプレをしている

 更にその写真がプロマイド化されシトリー領で密かに販売されているが本人は全く知らないのである

 

 

「大丈夫だよ。フェイトちゃん」

 

 

 と朗らかに笑いながら言うリアスの後ろから

 

 

「フェイト? 誰だそれは?」

 

 

「えっ!? そ、それは……ってライザー君!?」

 

 

 聞かれて慌てて振り返るリアスは相手がライザーだとわかり更に驚いた

 

 

「ソーナの言う通りだな。迂闊に話さない方がいい」

 

 

「そうだね……ごめんねソーナちゃん」

 

 

「ううん、私は大丈夫だから、それに気を使わせてごめん」

 

 

 

 ライザーからの指摘で謝るリアスに気にしてないと言うソーナ

 

 

「それに、声をかけるのは私でなくてディオドラ君の方が良かったかな?」

 

 

「ふぇ? えぇ!? それは……その……あぅ」

 

 

 ちょっといたずらっ子ぽい笑みで言うリアスに意味が分からず一瞬間の抜けた声を出したが直ぐに気付き頬を紅く染めながら慌て出すソーナ

 

 

「ソーナちゃん"あの時から"ディオドラ君に会ってないって聞いたからちょうど良いかなと思ってお茶会に誘ったんだけどね」

 

 

「リアス……ありがとう」

 

 

 リアスの気遣いに嬉しく目を細めお礼を言うソーナ。そこに

 

 

「あの……すみません」

 

 

「どうしたの? 白音ちゃん」

 

 

 数名のメイドに案内して貰いながら白音が表れリアスにおずおず声をかける

 

 

「その、お茶会にすぐ戻って来て貰えませんか? 赤譜ねえさまと花怜さんが……あの…」

 

 

 

 言い淀む白音に"戻りましょう"と微笑み戻るリアス達である

 

 

 

 お茶会の部屋に戻ったリアスは

 

 

「えっと……どうしてこうなったのかな?」

 

 

 ぽつりと呟くリアスの目の前で今にも取っ組み合いの喧嘩を始めそうな雰囲気でにらみ会う赤譜と花怜その横では

 

 

「あああああ赤譜!? おおおおお落ち着くにゃ!?」

 

 

「その前に、まず貴女が落ち着いてくれ黒歌さん」

 

 

 普段と様子が違う赤譜に慌てまくりオロオロする黒歌を落ち着かせ様とするディオドラに

 

 

「ね、ねぇ花怜も落ち着いて……え、えっと……そうだわ! でんでん太鼓を……」

 

 

「朱乃こそ落ち着きなさい。でんでん太鼓って赤ちゃんではないのだから」

 

 

 朱乃もオロオロしながら妹を宥めようとテンパってしまいアリサに突っ込まれていた

 

 

「ねぇ白音ちゃん説明して貰えるかな?」

 

 

 自分の横に立つ白音に説明を求めるリアスに頷きながら話しだした

 

 リアス達が席を立ち黒歌3姉妹と朱乃姉妹のお話になった。最初の内は良かったのだが、どちらとも無く姉の黒歌と朱乃の話しになった途端何時しか罵倒した話しが飛び交いヒートアップする赤譜と花怜、しまいには"〇態ドSのイケイケ女"や"アバズレ〇乱痴〇猫"など際どい発言が飛び交っていた

 当然止めようとアリサとディオドラが声をかけたが

 

 

「「うるっさい! 黙ってなさい!!」」

 

 

 同時に言う赤譜と花怜

 

 

「変なとこは息ピッタリだな」

 

 

 思わず感心しするディオドラ

 更には赤譜と花怜を止めようとする黒歌と朱乃だが原作と違いドSの性格でない朱乃や真面目な性格の黒歌は妹達の発言に驚き慌て出す次第だった

 

 白音から話を聞いたリアスは

 

 

「ねぇ、2人共ちょっといいかな?」

 

 

 

「「なに……よ……」」

 

 

 微笑みながら2人に声をかけるリアス。かけられた2人は同時に振り返り怒鳴ろうとしたがリアスの顔を見た瞬間、固まった

 

 

「このお茶会は皆の親睦を深めて初めての人はお友達になれたらいいなと思って開いたの。だから私の顔に免じて喧嘩は止めてほしいんだけど、どうかな?」

 

 

「(ひっ!?) も、もちろん、あたし達もう友達にな、な、なりましたよ」

 

 

「そうそう、スキンシップ、スキンシップですよ(こ、怖いよ〜)」

 

 

 

 満面の笑顔を浮かべて言うリアスに何か形容し難い恐怖を感じ慌てて肩を組ながら若干引きった笑みで応える2人。因みにリアスからは見えないがお互いの後ろ髪を引っ張りあっていた

 

 

「(赤譜ちゃんと花怜ちゃん見てたらあの2人思いだすね。最初は私も両手をぶんぶん振って止めに入ったけど……懐かしいな)」

 

 

 

 赤譜と花怜を見て昔を思い出すリアスだった

 

 

 




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