HSDD〜ディオドラ外伝〜   作:モリブデ

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 タイトル名いいのが思い付きませんでした。
 今回も短いです良かったらどうぞ


鳳炎霊VS聖剣

 

 

 赤譜を取り囲む悪魔達を吹き飛ばしたディオドラ。目の前に立つ悪魔に名乗ると

 

 

「ディオドラだと!? ふざけんな! なんでてめぇがこんな所にいんだよ!? てめぇはシスター堕として犯りまくってんだろーが!」

 

 

「私はシスターを堕としめていないしその様な事はしていない」

 

 

 目の前に立つ男の問いにきっぱりと言い放つディオドラ

 

 

「(ディオドラ…あの男の言う通り原作ならそうだけど……なぜかしら? そうは思えない。寧ろ彼の背中を見てると安心するわ)」

 

 

 考える赤譜。ねこまたとしての本能か又は勘か分からないがディオドラの背中を見ていると安心する自分がいた

 

 

「まぁいい……こいつで塵も残さず消してやるぜ勝利を約束された剣[エクスカリバー]!!」

 

 

 右手を上に上げ高らかに叫ぶ男。すると、右手に収束されて黄金に輝く剣エクスカリバーが握られていた

 その剣から放たれる聖の波動に息を飲み畏縮してしまう3姉妹

 ディオドラは光耐性が有るため何ともなかった

 

 

「(これが、この男の特典……でも悪魔に聖剣っておかしいよね!? じゃなくてどうしよ!?)」

 

 

 左を黒歌、右を白音に支えられながら内心慌てる赤譜

 

 

 

「ハッハーどうした? ディオドラ! さっきから黙ったまんまじゃねぇか! こいつを前にビビったか! どうせてめぇは殺されるんだ! 今ここで殺してやらぁ!」

 

 

 

 狂気を孕んだ笑みを浮かべる男に対して

 

 

 

「言いたい事はそれだけか」

 

 

 

「あん?」

 

 

 

 怯えた様子も見せず静かに言うディオドラに不満そうな声をあげる男

 

 

 

「弱い犬ほど良く吠えると言うが……本当のようだね」

 

 

 

「ッ!? クソがきゃぁー!! ぶっ殺してやる!!」

 

 

 

 両手で持ちディオドラの頭に向けて降り下ろした

 ディオドラの後ろにいた3姉妹は咄嗟に目を瞑むった

 だが、一向に何も起きなかった

 変わりに

 

 

 

「ば……ばかな……」

 

 

 

 男の震えた声が聞こえた。恐る恐る目を開ける3人、そして

 

 

 

「うにゃ!? えっ、えっ……にゃ!?」

 

 

 

「あっ……パクパク……パクパク」

 

 

 

「えっ? ……(えぇぇぇぇぇぇぇぇ!? )」

 

 

 

 上から驚きのあまり変な声を出す黒歌

 

 驚きすぎて声が出ず口をパクパクさせる白音

 

 心の中で絶叫する赤譜

 

 その理由はディオドラに有った

 

 右手に発現させた神器鳳炎霊の籠手フラム・オルニスでエクスカリバーを受け止めていた

 

 

「てめぇ転生者か!? くそがぁぁぁ!!」

 

 

 

 エクスカリバーの出力をあげる男

 

 

 

「くっ! フェニックス火力を上げろ!!」

 

 

 

『了解!』

 

 

 

 答えると同時に籠手に炎が迸り一瞬で右掌に集束した力を籠めるディオドラ

 すると掴んでいる刀身の所に罅が入った

 

 

 

「なっ!? 罅が! あ、有り得えねぇ!!」

 

 

 

 その時初めて焦りと恐怖の顔をした、そして

 

 

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 一気に握り潰すかの如く力を入れエクスカリバーを2つに折った

 

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

 

 肩で息をするディオドラ。男はエクスカリバーの折られた部分を茫然と見ていた

 3姉妹も驚きの表情のまま固まっていた

 

 

 

「ッ!! くそがぁー!?」

 

 

 

 男がエクスカリバーを放り捨て突然殴りかかった

 呼吸を整えたディオドラは男の動きに合わせる様に籠手に炎を纏わせ顔面を殴った

 3、4mは軽く吹き飛ばされた男

 

 

 

「痛てぇよー俺様はこの物語のオリ主だぞ、主人公なんだぞ! あの3匹は俺様の物なんだ!!」

 

 

 

 殴られた顔面を押さえのたうち回りながら叫ぶ男。痛みを抑え何とか立ち上がるが

 

 

 

「ひぃ!?」

 

 

 

 一瞬にして間合いを詰め目の前に迫るディオドラに悲鳴をあげ咄嗟に両手で顔を隠すも左脇腹に籠手がのめり込め

 

 

 

「ぐわぁは!? か……はぁ……ひぃ……ぶばぁ!?」

 

 

 呼吸が 出来ずに金魚みたいに口をパクパクさせる

 

 直ぐに籠手を引き一歩下がるディオドラ

 

 “助かった”と男は思っただろうが次の瞬間ディオドラの左足を軸にした目にも止まらぬ速さの後ろ回し蹴りが男の顔面にクリーンヒットした

 先程以上に吹き飛んだ男にゆっくり近付くディオドラ

 男の顔は先程までの余裕の笑みは一切なく恐怖で染まっていた

 男に対してディオドラは

 

 

「彼女達は誰のものでもない。彼女達の人生を勝手に縛りつけていい訳ではない。」

 

 

 

「うるせぇぇぇぇ!!」

 

 

 恐怖に駆られディオドラに突撃する男。右手で殴り掛かるがあっさり左手で止めると右手を男に向け

 

 

 

「走れ! 雷!」

 

 

 

 右手から幾つもの稲妻を男に向け放った

 

 

 

「はぎゃぎゃぎゃきゃうにゃふひゃげぶ!?」

 

 

 奇声をあげ吹き飛ばされる。一度地面にワンバウンドしてうつ伏せに倒れた。全身黒焦げで所々煙を上げピクリとも動かなかった

 

 倒れた側に行き一応生きているのを確認すると未だ茫然とする3姉妹の元に向かった

 彼女達に微笑みかけながら

 

 

 

「もう、終わったから安心していいよ」

 

 

 

 と言うと、まだぼうっとしている黒歌に代わり赤譜が

 

 

 

「あの……ありが……とう……ご……」

 

 

 

 お礼を言おうとしたが突然倒れた赤譜だった

 

 

 

 

 

   ―次ー

 





 ここまで見て頂きありがとうございます

 オリ主VSオリ主(仮)
でなく

 オリ主VS踏み台になりました
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