今回もタイトルいいのが思い付きませんでした
後書きにちょっとした余談も書きましたのでそちらも良かったらどうぞ
相変わらずの駄文ですみません
コカビエルの孤児院でお泊まりした3姉妹
朝食を皆で作ったがミッテルトが意外にも和食が得意だった。何処で習ったのか聞いた赤譜に
「通販で習ったっす」
「(通販で買ってるんだ)そうなんだ。和食作るの上手だね」
「赤っちも料理上手っすよね」
「あたしがしないと2人共料理出来ないから」
仲良く話すミッテルトと赤譜の横で
「そうなの?」
と聞くレイナーレに
「料理は駄目にゃ」
「食べるの専門です」
食器をだしたり机を拭いたりして答える黒歌と白音であった
因みにカラワーナは洋食でレイナーレはデザート(和洋問わず)が得意である。コカビエルとシャマルとドーナシークは何でもごされである
ザフィーラは運びと食べる専門である
そして楽しい一時は過ぎていった
「もう帰るんだね。まだゆっくりしていったらいいのに」
「お気持ちありがとうございます。また遊びに来ます」
レイナーレに対してお礼を言う赤譜
「何時でも帰って来るのですよ。貴女達は家族ですから」
「わかったにゃ」
「はい……お義母さん」
笑いながら返事をする黒歌と少し顔を赤らめながら返事をする白音
そして、ディオドラの元に戻った3姉妹だった
ディオドラの部屋にて
ディオドラの屋敷に戻った3姉妹はディオドラに会う為にディオドラの部屋の前に来ていた
何故か黒歌は少し緊張しながら扉をノックした
「はい、どうぞ」
返事が聞こえ中に入る3人
「おかえり。孤児院はどうだったかな?」
「帰りました。皆さん優しくて凄い良かったです」
「楽しかったです」
「それは良かったね。それならまだゆっくりして来てもよかったんだけどね……黒歌さん?」
中に入りながら言う赤譜と白音だが黙っている黒歌に気付き聞くディオドラに
「あの―お願いがあるにゃ」
「何かな?」
「私を眷属にしてほしいにゃ」
「えっ!?」
「どうしてですか!?」
「理由を聞いてもいいかな?」
意を決した様に言う黒歌に驚く赤譜と白音
今まで優しく微笑んでいたディオドラは急に真剣な目付きになり聞いた
「えっと……悪魔になったら強くなれるって聞いたから……それに……その……眷属になるから赤譜と白音を此処に置いて欲しいにゃ」
「ちょっと姉さん!?」
黒歌の発言に声をあげる赤譜に驚いて固まる白音
黒歌に対してディオドラは
「理由はわかったよ。けど、断る」
「そんな!? どうしてにゃ!? 私じゃ駄目なの!」
断られ思わずディオドラの両腕を掴む黒歌
ディオドラはゆっくりと腕を上げると手を滑るように離す黒歌の肩に手をおき
「眷属にならなくても君達が望むならここに居たらいい。そんな事より自分をもっと大事にする事だよ、本当に自分自身がなりたいと思ったとき相談にのるから
仮に眷属になってここに住める様になってもきっと彼女達は喜んだりしない。焦らなくていい。好きなだけ居ていいからゆっくり自分の進むべき道やしたい事を見つけたらいいよ」
「で、でも、私のせいで赤譜と白音に迷惑かけちゃったにゃ……だから」
「2人はそんな事で迷惑だと思わないのではないかな?」
諭す様に言うディオドラは赤譜と白音に黒歌に気付かれないように目配せした。意味に気付いた赤譜は白音の手を取り
「そうよ姉さん私達はそんな事されても嬉しくないわ。それに全然迷惑だなんて思ってない、皆で頑張っていこう」
「私も修行してもっと強くなります」
言いながら黒歌を抱き締める赤譜と寄り添う白音。黒歌は2人に抱き付きながら静かに涙を流していた
暫く泣いて落ち着きを取り戻した黒歌は
「最近ずっと泣いてばっかりな気がするにゃ」
恥ずかしさを隠すように言う黒歌にディオドラが
「さっきも言ったが好きなだけ居たらいいよ。それにあの孤児院とは魔法陣で繋がっているから好きな時に遊びに行ったらいい」
「色々とありがとうございます」
お礼を言う赤譜。その時扉をノックする音が聞こえた。ディオドラの返事を聞いて1人のメイドが入って来た
「ディオドラ様にお客様が来られています」
「お客? 今日は特には無かったはず……名前は?」
「その……それが……」
口ごもるメイドの後ろから
「遊びに来てやったぜ。ディオドラ」
背格好からディオドラと同年代か少し年上の少年が入ってきた。
その姿を見た瞬間固まる3姉妹先程までのほのぼのした雰囲気は一瞬で消しとんだ
理由は少年の見た目にあった。髪は緑色で短めに切り揃えてあり全身タトゥーが入ったヤンキーの格好をしていた
ディオドラ以外が困惑するなかメイドを下がらせて
「いきなりどうしたんだい。ゼファードル」
「お前に聞きてぇ事があってな……ん? へぇ」
部屋に入って来るゼファードルは3姉妹に気付き視線を向けると嫌な笑みを浮かべた
すると白音は黒歌の背中に隠れ黒歌と赤譜は睨み付けた
「(ディオドラさんやコカビエル院長先生みたいに原作と違って良い人ばかりと思ってたけど……こいつは違うみたいね)」
心の中で悪態つく赤譜
「3人共悪いが暫く2人にして欲しいから席を外して貰えないかな」
黙って頷く3人は白音は黒歌の背中に隠れ黒歌と赤譜はゼファードルを睨んだまま部屋を出た
出た後、結界をはるディオドラ
「さて、結界も張ったから外には一切漏れない。どういった用件だろうかな?」
「どうしたらいいんだょぉぉぉぉ!?!?」
今までの雰囲気をガラッと変え半泣き状態でディオドラの肩を掴みガクガク揺すりながら叫ぶゼファードル
「落ち着いてくれ……何があったか教えてもらわないと答えようがないな」
揺さぶられながら落ち着くように促すが
「生まれたヴァイラの為が分からないし駄目なんだょぉぉぉぇぇえ!!」
何を言っているのかさっぱり分からないゼファードルの発言だが
「幼なじみのシーグヴァイラの誕生日にお祝いしたいが何をあげたらいいかわからない
それに近付いても逃げられるから嫌われてるからどうしよう、と言う事だね」
「何で今の僕の喋りでわかったのぉぉぉお!?」
言った本人が驚きの声をあげた。
言った本人が驚くなよと言いたい所だが
「生まれた頃からの付き合いでもあるしね。後、シーグヴァイラに嫌われたくないなら、今すぐ素の自分に戻ったら大丈夫だと思うけど」
「僕は大丈夫じゃないよぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁ!? 戻ったら怖いよぉぉぇぇぃぃぃぃ!」
ディオドラのもっともな意見に絶叫するゼファードル
そうこうしている内に落ち着きを取り戻したゼファードル
「落ち着いたね?」
「うん……落ち着いたごめん」
出された紅茶を一口飲み謝るヤンキー姿のゼファードル。ヤンキーが上品に紅茶を飲むのはなかなかシュールである
「誕生日プレゼントは彼女の“趣味”を一番理解しているゼファーが分かると思うけど……そうだな、冥界では手に入らないものを人間界で探してみるとか」
「そう言えば全く手に入らないものがあると言ってたよ」
「其を探してプレゼントしてあげたらいいんじゃないか? 探すのは手伝うからさ」
「そうするよ。ありがとう……それと」
ディオドラの意見に頷くゼファードルだが
「その姿を止めない限り彼女は近付かないと思うけどね……人一倍気が弱いのは解るけど、この前アドバイスした鍛練はしているよね?」
「この姿止めたら他の悪魔に舐められそうだから怖いよ……鍛練はやってるよ。少しずつ強くなっているのは解るけど……それに」
ゼファードルは自分の左腕の肘から手の甲にあるタトゥーをなぞった
すると一瞬、淡い銀色に光り輝く
「未だに解らないか……左腕の紋様は」
ゼファードルの左腕を右手で掴み自身の右手の神器を発動すると
『相変わらずこの紋様には銀色の虎が眠っています。すみませんが何の為に居るのかはわかりません』
と右手の神器鳳炎霊の籠手に宿りしフェニックスが話した
ゼファードルの左腕のタトゥーだけが他と違うのは、今から1年程前の事である
もともと気が弱く幼なじみであるシーグヴァイラかディオドラ以外家族としか話す事がなく引っ込み思案だったゼファードルは悪魔でありながら学者を目指して勉強していた
そんなある日ディオドラの修行に付き合って例の森に来ていたときたまたま何かの遺跡らしきものを見つけた。原型を留めていなかったが、1つだけ封印を施された岩が残っていた。岩の中心に銀色の虎の絵が描かれていた
何かと思い左手で触った瞬間辺り1面銀色の光に覆われたが一瞬で治まった
そして、自分の左腕を見て固まった。見たことない紋様が浮き出ていたからである
慌てて一緒にいたディオドラに相談。直ぐ様フェニックスの力を使い調べたら紋様の中に銀色の虎が眠って居るのがわかった
だが、それ以外の事は分からずまた両親に相談するのも怖かったゼファードルは全身にタトゥーをいれ今の姿になった
言動や態度もヤンキー紛いなものになってしまった なお、ゼファードルの両親は息子のいきなりの変貌ぶりに驚いており1年たった今もどうしたらいいものかと考えていた
「僕も調べているんだけど解らないんだ」
「私の方でも調べているよ。シーグヴァイラの件だけど幸い彼女の誕生日までは日にちがある
其までに探して姿も元に戻しても大丈夫になれるよう自分に自信をつけようよ」
「うん。頑張るよ……じゃ今日はこれで失礼するよ、またね」
「ああ、玄関まで送るよ」
部屋を出て玄関に行く途中3姉妹に出くわした途端に、ヤンキーの表情になり
「3人共随分可愛らしいじゃねぇか。黒髪の後ろに隠れてる白髪。そんなに怖がらすに出てこいよ。俺が色々可愛がってやるぜ」
言われてビクッと肩を震わせより黒歌の後ろに隠れた。すると
「ふざけないで! 白音に手を出したら許さないわよ!」
怒鳴る赤譜を一瞬睨み何も言わずに出て行くゼファードルだった
「友達はもっと選んだ方がいいと思うにゃ」
出て行くゼファードルを見ていたディオドラに言う黒歌
ディオドラは苦笑いを浮かべていた
「(今までのゼファーならあの様な態度や発言は出来なかった。やはりあの紋様が関係しているのだろうか)」
考えるディオドラだった
此処まで読んで頂きありがとうございます
余談その1
とある魔王達の会話
会話がメインです
「どうしたんだい?」
「実は、ディオドラの所に眷属になりたいと妖怪の猫ショウの女の子が来たんだ」
「へぇ、じゃ眷属にしたのかい?」
「嫌、断ったらしい」
「それは、どうして?」
「実は……(説明中)」
「彼らしいね」
「あいつ、このまま眷属作らないつもりなのか心配でな」
「それは……ないと思うよ……多分」
「ハァ……」
とある魔王達の会話(のみ)でした
アジュカさんの言葉使いがいまいちわからなかったです
では