君がくれた物…   作:タクト1208

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化学、中間死んだわぁ.......
....小説頑張ろ


出席簿アタック

(...女子多ーい....)

ここはIS学園1年1組の教室。窓から2番目の一番後ろに俺は座っている。

篠ノ之さんにはんば無理やり家に連れていかれた後、色々な教育を受けた。毎日ISの用語や戦い方、今あるISの種類までも覚えさせられた。

ある日、篠ノ之さんにそろそろかなーと軽い感じでマスコミに俺のIS適正があるという情報を流し、またもはんば無理やり、ここIS学園に入学させられた。

(いや、IS学園には通いたかったよ?でも、あまりにもいきなり過ぎませんかね...)

頭の中には「そんな言葉わたしの頭にはノープッティングー」とブイサインを作ってバカにするように笑っている篠ノ之さんが居た。

真ん中の列の一番前には篠ノ之さんが言っていたいっくんこと織斑一夏が頭を抱えてすわっている。

彼はブリュンヒルデの、姉を持ち篠ノ之家との繋がりのあるこの世界の主人公。ブリュンヒルデとは第一回IS世界大会優勝者、織斑千冬のことを指している。

武器一本で相手に勝っていく様はまさに白騎士。

そう、ISを世に知らしめた白騎士事件のISに乗っていたのは織斑千冬だ。

(全く。織斑家はとんでもな家系だな。俺も人の事言えないけど....)

俺は篠ノ之さんと、急な家出をしてしまった為学校や友達に何も伝えていない。

(休みがあったら、報告に行っとくか.....)

そんなことを考えていると、原作にあったように織斑一夏が織斑千冬に強烈な出席簿アタックを2度も受けていた。

「全く。織斑先生だ。わかったな?」

ギロッと効果音がつきそうなほど、どキツイ睨みをつけながら織斑一夏に言う。

「さて、皆分かっているだろうが、このバカ以外にもう一人男が居る。野口、自己紹介をしろ」

(わー命令形かよ。教育委員会に言ったらどうなるんだろ)

「教育委員会など、このIS学園の教師に通用すると思っているのか野口?」

「勝手に人の心を読まないでくださいよ....」

コイツは超人かよと心の中で愚痴りながら席を立ち、自己紹介をする。

「えーと、今さっき叩かれていたイケメン織斑一夏君と同じで男の野口です。福岡から来たので、ここら辺の地理に詳しくありません。なので、教えてくれたら嬉しいなーと思ってます。これから宜しく」

ペコリと軽くお辞儀をして席に座る。さっき織斑一夏が自己紹介していたときは、黄色い声が降り注いでいたが、織斑先生が居るからかそこまで声はあがらなかった。

その後、出席番号順に自己紹介を終えるとちょうどチャイムが鳴った。

「次の授業の用意を忘れないように。では解散!」

その声はまるでスタートの合図のようだった。

ガタッ,ダダダトダダダダ

一斉に織斑一夏の方に女子が駆け寄り質問を我先にと口々に言っている。イケメンぱねーと思っていると2人の女子が寄って来た。

「あ、あの!私相川清香って言います!よ、宜しくお願いします」

「そんなに緊張してどしたの?ま、宜しくね」

手を出し握手を求めていたので軽く握ってあげた。

「やっほ~のぐりん、これあげる~」

ダボっと制服を着ている女子が俺にアメらしき物を渡してきた。

「わたしは、布仏本音っていうのだ~。まだいっぱい持ってるから~1つあげる~」

彼女のポケットからはたくさんのアメがこちらを覗いていた。

「じゃお言葉に甘えて頂きますっと」

アメを受け取ると早速口の中に含んでみる。

「あんま!!甘すぎだろこれ」

例えるなら、キャラメルのアメにメープルをかけて砂糖でコーティングしたかのような甘さだ。

お世辞にも美味しいとは言えない。

「へっへ~。これはね~キャラメルのアメにメープルをかけて、砂糖でコーティングしたやつなんだ~どぉ?おいしーよねー?」

(まんまやないかい!!)

布仏本音は、ちょっと上目使いで聞いてくる。

「あ、ああ。うまかったぞ?」

こんな時に不味いなんて言えたら勇者だわと思った。

「そろそろチャイムなっちゃうね~じゃあねのぐりーん」

「ああ。またなー。ほら、相川さんも戻りー?」

「うん。じゃあね」

小説ではモブっぽかった相川さん、意外と可愛いなと思い直しながら自分の席に戻り次の授業の準備をした。

.

.

.

.

「....よってPICによる力で...」

山田先生が電子パネル型黒板で説明しているのはISの基礎中の基礎。当然、篠ノ之さんからIS知識は叩き込まれてるから楽勝なのだが、暇で仕方ない。もう一人の男、織斑のほうを見ると頭を抱え机に突っ伏していた。

「と、ここまでわからない人はいますか?」

シーン

流石はエリート女子。誰一人として取り残されてる人はいない。

「織斑君、野口君は大丈夫ですか?」

「俺はだいじょーぶでーす」

「織斑君はどうですか?分からないことがあったら、なんでも聞いてください!」

えっへんと言わんばかりに胸を張り自慢げに言う山田先生。この時、俺は、女子達がメロンと言うのが聞こえた。

「先生!全部分かりません!」

「えっ?それって私の教え方が悪いってことですかね....」

「織斑、お前入学に際し配られる本は読んだか?」

「あ、あれなら古い電話帳と間違えて捨てちゃいました」

「織斑、乙」

「え?それってどういう意味だよ野口.....」

スパァァァーン!!!

織斑先生による主席簿アタック。

(うわぁー。あんなの主席簿の音じゃないだろ)

「全く。この馬鹿は。再発行してやるから一週間で読め」

「いっ、一週間!?無理です!あんな厚いの!」

「やれと言っている。分かったな?」

「は、はい!」

織斑姉弟はとっても怖いね~と他人事をボソッと呟いて、何しようかなーと暇つぶし先を探す俺だった。

 

 

 

 

 




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