自分は雪菜派です。
めちゃめちゃ胃が痛い……。
最後の時の魔法で号泣して全てが救われました。
というかAQUAPLUSが雪菜虐め過ぎなんだよ‼︎
ウェイブside
「しっかしお前も大変だよな。何かあれば相談に乗るぜ?」
俺は前を行くコウタロウに話しかける。
コウタロウ。
隊長の恋人?まぁ、よく分からないけど、とにかくイェーガーズの補欠メンバーだ。隊長やクロメといったイェーガーズの個性的なメンバーに頭を悩ませる俺の数少ない理解者でもある。休日には一緒に釣りに出かけたり、飯を作ったりとなかなか楽しい奴だ。おまけに、魚の鮮度を小指で測る特技があるからな……。海の男にとっては非常に親近感が湧く。
そんなことはさておき、俺達は今、隊長、クロメと共にフェイクマウンテンに狩りに来ていた。夕方までは俺とコウタロウで組み、夜からはコウタロウと隊長、俺とクロメといった組み合わせになる予定だ。
しかしこの山、本当に気をつけなきゃヤバいな……。海の危険種は詳しいが、山のとなるとさっぱりだ。
「うん、ありがとう。ならあのドS将軍をなんとかして」
「あ、それは無理だわ」
そんなくだらないやり取りをしながら山に深く入って行く。すると、急にコウタロウが立ち止まり、後ろを振り返る。
「ん?どうかしたか?」
コウタロウは俺を見下ろし、懐から短剣を取り出す。
「危ないっ‼︎」
「うおあっ‼︎」
凄まじいスピードで俺の方へ移動したかと思うと、コウタロウは俺に迫り来る枯れ木に擬態した危険種を斬っていた。
切断された枝からは、鮮血が噴き出す。
「助かったぜ!狩りは返す‼︎」
「お願いね‼︎」
擬態がバレたかと思うと危険種は仲間を呼び、俺達は囲まれる。そこまで強くはなさそうだが、数だけは多い。俺達は背中合わせで構える。
「よし、カカッと片付けて燃料にしてやるぜ‼︎」
俺は咆哮をあげ、危険種へと飛び掛って行った。
ウェイブside out
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コウタロウside
普通帝具持ちからは逃げられないと思うよな…。
でも……
「俺がバイク乗りだったら、話は別だろ」
すいません、独り言です。
ということで、俺は数日の間チャンスを待ち、遂にイェーガーズを脱出することができた。普通に走って逃げたら追いつかれるから、マシントルネイダーに乗らせて頂きました。え?セコい?寝言は寝て言ってくださいってな。
まあ、俺が逃げた後拷問されるのはウェイブだ。可哀想だから危険種から助けてあげた。思い返せば長かった。エスデスからは毎日抱き枕にされ、訓練ではボロクソになるまで虐められた。だが、嫌な思い出だけではない。ランに冷奴を食べさせたり、ボルスさんとウェイブで料理したり、クロメにお菓子を作ってあげたり、色んな思い出がある。中でも、皆で焼肉を食べに行った時はカオス過ぎたな……。
ナイトレイドのアジトまであと数キロといった所まで来た。いくらなんでも時速300オーバーの俺の愛車に追いつけるわけがない。かと言って余裕こいて行くと、エスデス達と鉢合わせしてしまうし、これでも長い時間をかけてアジトまで戻って来たんだ。
見慣れた建物が目に入る。久しぶりだ…。
俺はバイクから降り変身を解く。玄関の扉を開き、中を確認するが人の気配はない。恐らく俺を探しに行っているのだろう。その内帰ってくるであろうが、早く皆の顔が見たい。家に帰って来てからホームシックになるという微妙な心境になりながら、俺はソファで一息ついた。
実は一件入れようとしたんですが、後々のため、1人で帰ることにしました。
コウタロウ、口では色々言っていますが、結構イェーガーズの生活気に入ってます…。