短くて駄文ですが、頑張ったんで許して下さい。
「単刀直入に聞く。お前、ナイトレイド《ウチ》に入らないか?」
え?いいの?
普通は名前だとか、アギトや治癒能力の説明を求められると思っていた俺は拍子抜けする。
そりゃぁ、願ったり叶ったりな勧誘だが、ちょっと怪しく思えてきた。
「な、なに言ってんだよ⁉︎いきなりすぎだって!最初はかけひきだろ‼︎」
案の定、ラバックの待ったがかかる。
「気にすんなよ。それに、俺の漢の勘が叫んでんだよ。
コイツはいいヤツだって…………。」
アニキ……。俺は涙を堪えてアニキを見つめる。
「名前は?あと、どうする?ナイトレイド《ウチ》に入るか?」
「はい。俺もナイトレイドに入ります。あと、俺の名前はコウタロウです。」
「そうか……。ヨロシクな、コウタロウ。」
何故か頬を赤く染めながら、握手のためアニキは手を差し出す。
……え?年上キラーって、こういうことなの?
なにそれ要らない……。
だが俺は手を差し出す。折角の好意(笑)を卑下したりはしない。
「よ、よろしくお願いします……。」
その後俺は、他のメンバーを紹介される。
「よし、ならコウタロウ。今日はもう寝ろ。詳しい説明はまた明日、あの田舎者2人が起きた時だ。」
レオーネに催促され、俺は席を立つ。
どうやらシェーレが部屋まで案内してくれるらしい。
俺はシェーレの背について行く。
転生初日から結構なハードスケジュールだった。
これからこの世界で生き残れるのだろうか。
否、生き残るだけではない。守らなければならないのだ。
俺の切り札は、アギトの力でも治癒能力でもない。
原作を知っていて結末が分かる。つまり、これから起こる未来が分かるということだ。
記憶を消されなかったのは本当に幸いだったな。
これから起こる悲劇。
俺はそれを必ず変えてみせる。俺にとってはもう、このナイトレイドのメンバーはかけがえのない仲間だ。
誰一人として、失わせない。
俺は誓いをたてるのと同時に眠りに就いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目を覚ますと、もうすっかり日は昇っていた。
部屋のカーテンの隙間から木洩れ陽が差し込んでくる。
俺はうっとうしさを感じながらも、渋々体を起こすことにした。
目を擦りながら部屋を出る。
「おっ、起きたか。ちょうどいい。私の名前はレオーネ。今からアジトを案内するからついて来てくれ。」
「分かりました。」
レオーネの後ろにはタツミとイエヤスがいた。
どうやら本当にタイミングが良かったらしい。
「俺の名前はタツミ。こっちがイエヤスだ。なんかよく分からんが兎に角よろしくな。」
「イエヤスだ。昨日は助けてくれてありがとうな。よろしく頼むぜ」
タツミとイエヤスが話しかけてくる。2人と俺は年齢が近い。俺が1、2歳年上ってところだ。
俺も軽く自己紹介する。
俺たちは談笑しながらも、着々とアジトを進んで行く。
アカメ以外のメンバーの紹介も終わり、滝の方へと進んで行く。
滝に着くと、アカメはエビルバードを焼いて、頬張っていた。
「アカメー。新入り連れてきたよ〜」
「そうか。……仲間になるのか?」
「俺はナイトレイドに入るよ。これからよろしく、アカメちゃん」
「そうか。なら食え。」
そう言って焼いた肉を俺に差し出す。
ごめん。いらない。
けど、おばあちゃんが言ってたもんな。
男は女を泣かすのと、飯を残す事だけは絶対にしちゃいけないって。
俺は苦笑を零しながらエビルバードを頬張る。
案外いける。
タツミとイエヤスは、案の定要らないと言っていたため、肉は貰えない。勿体ないな……。
「あとはボスだけかー。あ、ボス〜‼︎お帰り〜‼︎お土産は?」
どうやらナジェンダさんが帰ってきたらしいな。
俺たちはレオーネに紹介され、軽く会釈と名前を言う。
これから食堂に行くらしい。
ということは、とうとう説明する時間がやってきたってことか。
俺は腰の辺りが熱くなるのを感じる。
これが緊張ってやつだ。
短くて駄文ですが、1日に5回更新してやりました……。
本当にもう俺のカラダハボドボドなんで、ちょっと休みます。
まぁ、元気になったらまた書きますが。
次回こそはナイトレイドのみんなに説明します。
アギト、ウソツカナイ