ポケットモンスター IF ─エルロッドの紅鋼─ 作:風啼ルリ
今回ある知り合いの方の書いている小説の設定をお借りしてポケモンの二次創作を書かせていただきます。(処女作ではありません)
大体10話くらいで完結の短期連載の予定。
※注意点
・様々なオリジナル要素が出てきます。
・文才等色々足りない稚拙な文章
・投稿者のやりたい放題
これらの要素が含まれますのでご注意を。
──ポケットモンスター、通称ポケモン
人々はポケモン達と協力して日々を暮らし、そしてポケモン同士を戦わせてポケモントレーナーとしての実力を磨く。
これはそんなポケモンの世界の物語。
だけと少し違う、そんな世界の物語。
「エース!『シザークロス』!!」
「迎え撃て!『ほのおのパンチ』!!」
蟷螂のようなポケモンが鎌を交差させての素早い斬撃を繰り出し、それを大男のようなポケモンが力強い炎の拳で迎え撃つ。
威力は互角か──そう思わせる僅かな拮抗の後、"エース"と呼ばれた蟷螂のようなポケモン、ストライクが受け流すようにして後方に飛び退く。
「エース、大丈夫か?」
紫髪に赤目の少年、ルリの声に対しエースは敵を見据えたまま小さく頷く。
威力は互角に思えた鍔迫り合い、しかし相性は互角では無かった。
虫タイプであるストライクは炎タイプの技に弱い、それ故に押し負けたのだ。
「どうしたどうしたぁ!そんな攻撃じゃオレのゴードンは倒れねぇぞ!」
スキンヘッドの大男が吠えるように声をあげると、ゴードン──エンブオーがそれに応えるように雄叫びをあげる。
だが、ルリとエースは変わらず相手を見据え、自分から動こうとはしない。
「はっ!怖じ気づいたかぁ?ならこっちから行くぜ、『ほのおのパンチ』!」
挑発しても動かないルリ達に痺れを切らしたのか、大男が声をあげゴードンが再び炎の拳を構えてエースに突撃していく。
「(落ち着け……エースを信じろ)」
深く呼吸をしながら、相手が攻めてきてもなお指示を出さないルリ。
動かないエースに後僅かで拳が届く距離にゴードンが踏み込む。
そして──
「そこだっ!『しんくうは』!!」
ルリが声を張り上げ、それに即座にエースが反応、一気に横に振り切った鎌から真空の刃が放たれゴードンに向かう。
「関係ねぇ!その程度じゃこいつは止まらねぇよ!」
「(いけっ……!)」
エースの放った真空波は空を駆けるように進み、そしてなににも阻まれることなく直撃する。
──ゴードンの真下の地面に
地面に当たったしんくうはの衝撃はゴードンの巨体を大きく打ち上げ態勢を崩す。
「なっ!?」
「かかった!飛べ!エース!!」
作戦通りとばかりに笑うルリの声に応え一気に飛び上がりゴードンの上を取るエース。
そして右腕の鎌を大きく振り上げる。
「終わりだ『つばめがえし』!!」
振り上げた鎌を一気に下降しながら降り下ろしゴードンに強力な一撃が叩き込まれる。
さらに着地したエースは間髪空けずに飛び上がり、更にゴードンの体を一閃する。
無防備な態勢をで強力な攻撃を受けたゴードンはトレーナーに向かって吹き飛ばされていく。
「ゴードン……!」
大男の目の前に落下するゴードン。
格闘タイプをもつエンブオーのゴードンが飛行タイプのつばめがえしを耐えられるか。
その答えは
「ゴードン戦闘不能!よってこの勝負、ルリとエースの勝ち!」
否だった。
ここはエルロッド地方。
カントー地方とジョウト地方の間に位置する地方。
地方全体が山の上部に存在し、気温が低いのが特徴だ。
そのエルロッド地方の小さな町パリエルのバトルハウスで日課の一試合を終え立ち去っていくルリとエース。
30連勝という区切りのいい結果を残した彼らは落ちていく夕日を背に家へと帰っていった。
「ルリとエース……なるほど、面白そうだ」
一人の男の視線に気付くことなく。
To be continue…
今回はプロローグということで短めです。
投稿者と主人公の名前が同じなのには理由があります。その理由はまたいつか。
次回も早めに更新したいと思うので、もしよろしければ暇潰しにでも読んでください。
一言:戦闘描写って難しい