魔法少女リリカルなのは~使徒の名を冠す者~(仮) 作:misima
「・・・というのが事の顛末でした。皆さん、申し訳ありませんでした。」
皆それぞれいろいろな表情をしている。
困惑、疑問、安堵、納得・・。
だが不思議と攻撃的な・・・というか不快を表すような視線を感じることはなかった。
「それはいいけど、十三歳・・・ねぇ・・・・・。」
「な、なんですか?私は確かに十三歳ですけど・・・・・。」
「まぁ、それもあり・・・か。」
「何なんですかぁー!?」
キャラがぶれてるって?
こっちが元のキャラです。
とりあえず、これで一件落着だ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
─── 翌日
「うわぁぁぁああ!!寝坊しちゃった!!」
昨日はいろいろあって疲れて寝てたら完全に寝坊しちゃった。
早朝訓練来てねって言われてたのに。
なのはさんに殺されちゃう・・・!!
どこからか「そんなことしないよぉー!?」って聞こえた気がするけど、幻聴に違いない。
とにかく早く着替えて訓練場に向かう。
もちろん私が着るのは教導服。
ただし、なのはさんの白いものとは違い誰が調達したのか淡い黄色の上着に黒いスカート。
一等空尉が教えを請う現場って何?
ありえないよ。
と、いうわけで、訓練場到着。
「おー、皆やってるね。」
「「「「何してんだあんたは」」」」
フォワードの四人がハモる。
なんてシンクロ率なんだろう・・・。
「あはは・・・。やっときたね?リリィ?」
「にゃ!?な、なのはさん・・・・?」
「三回も電話したのに何してたのかなぁ・・・?」
なのはさんが怖いですっ!!
「いやぁ、実は・・・・。」
─ 説明中 ─
「・・・O☆HA☆NA☆SHIか私と全力全壊の模擬戦。どっちがいい?」
字が・・・字が間違っています・・・。
「何にも間違ってないからね?」
地の文に注意された・・・。
「模擬戦で・・・。」
「まぁ、勝てたら許しちゃうかな。」
なんかちょっと楽しそうなのは何故だろう・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「じゃあ、はじめようか。」
「はい。」
ついに私となのはさんの全力全壊の模擬戦が開始された。
あ、そういえば騎士甲冑がパンツからスカートに変わりました。
「いくよ、アーク。」
【OK.My master.】
「フォルム2。」
【Deathscythe form】
アークが巨大な鎌に姿を変える。
そして・・・。
「終わりです。」
なのはさんの背後に
そのままなのはさんの首を狙って鎌を振りぬく。
はずだった。
私は逸早く異常を察知し、急制動、及びバックステップ。
直前まで私がいた場所を二つのシューターが高速で通り抜ける。
「危なっ・・!」
「いきなり、首を狙ってくるリリィに言われたくないよ。」
なんて涼しい顔をして言う。
その間も幾つものシューターが私めがけて飛来する。
私は最小の動きで避け続ける。
「あー、もう!じれったい!」
【Area protection】
球状のバリアが私を覆いシューターをすべて受ける。
シューター直撃により粉塵が巻き上がり、私の視界が一時的に遮断された。
そして私が反応する前にバインドが私を捕らえた。
「えっ!?設置型バインド!?」
トラップか・・・。
【Slightly forward over, I sense the magic reaction.(上空、やや前方に魔力反応感知。)】
「えっ、うそ!?」
煙が晴れると、空でなのはさんが魔力砲撃のチャージを行っていた。
「カートリッジロード!」
【Load cartridge.】
「全力全開・・!ディバイン・・・・・。」
【Divine buster.】
「バスターッ!!!」
とてつもない威力を内包した、桜色の閃光が迫る。
(ここで負けるの?それはなんか嫌。負けるなら全力でやって負ける。)
「アーク。」
そして、桜色の砲撃が直撃し決着がついた。
かのように思われた。
【Master.Reaction enemy is still alive and well.(敵性反応、未だ健在です。)】
「え・・・?」
煙が晴れる。
そこには炎を髣髴とさせる色遣いが為された和装を若干着崩したリリィの姿があった。
先ほどよりもふた周りほど巨大な真紅の鎌を持って。
「
第二回戦が始まる。