魔法少女リリカルなのは~使徒の名を冠す者~(仮)   作:misima

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第五話 ファーストアラート

【Mission complete.】

 

模擬戦が終わると同時にリリィこと私は“煌灼殲華(ウリエル)”と甲冑を解除。

すぐさま砲撃に飲まれたなのはさんの元へと向かう。

 

「なのはさん?大丈夫ですか?」

 

「痛ったぁーい!」

 

煙の中からバリアジャケットをぼろぼろにしたなのはさんがでて来る。

無事みたいで何よりです。

非殺傷設定でも魔力ダメージでの飛行魔法解除や昏倒などがある。

そんなことで高所から落ちて怪我をしたとかなんか申し訳ない。

 

「すごい出力だったね!」

 

痛みから復活して早々になのはさんが何だか興奮気味です。

誰か助けてください。

 

「なのは。」

 

あ、助け舟(フェイトさん)が来た。

天は私を見捨てなかったようだ。

 

「なのはさん!」

 

「なのは!」

 

スバルさんにヴィータちゃん。

皆に心配されてる。

私悪者みたい?

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

まぁ模擬戦自体は私が勝ったし、なのはさんも遅刻の件は不問にしてくれたからいいんだけど・・・。

あの模擬戦。

もう少しなのはさんが私の情報を持ってたら勝負は分からなかったかな?

さすがに“空操玄皇(レリエル)”とか使えば、勝てるだろうケド。

っていうかアレはダメだね。

その空間ごと引きちぎって虚数空間に落とすような使い方しか出来ないし・・・。

 

むしろ、“月宝天輪(サリエル)”の絶対防御張り続けて、なのはさんの魔力切れ狙いも良かったかな?

 

 

 

 

そうこうしている間にデバイスのメンテナンスルームについたみたい。

 

へぇ・・・。

みんなのデバイスはあんなふうになったんだ。

あ、キャロとエリオのデバイスは基本構造は同じ感じなんだ。

 

皆ついに実戦用デバイスかぁ・・・。

そろそろアークのファーストリミッターはずすかな?

じゃないと出力負けする気がするし。

 

 

 

ちょうどなのはさんがリミッターの説明に入ったかな?

 

「皆がその出力を扱えるようになったら、私やフェイト隊長、リインやシャーリーの判断で解除していくから。」

 

「ちょうど一緒にレベルアップしていく感じですね。」

 

とリインちゃん。

いつ見ても和むね!

 

「あ、出力リミッターって言うとなのはさんたちにもかかってますよね?」

 

ティアさん。

いいところに気付きましたね。

 

「あぁ。私達はデバイスだけじゃなくて本人にもだけどね。」

 

何を笑顔で爆弾発言をしているんですか・・・。

それ私のことも言うつもりじゃないでしょうね?

 

「「「「え?」」」」

 

ハモったー・・・。

 

「リミッターがですか?」

 

エリオェ・・・。

そう言ってるじゃない・・・。

 

「能力限定って言ってね。うちの隊長と副隊長は皆だよ。私とフェイト隊長、シグナム副隊長とヴィータ副隊長。」

 

あ、逃げよう。

 

「はやてちゃんもですね。」

 

「うん。・・・ってリリィ?何逃げようとしてるのかな?あなたにもかかってるよね?リミッター。」

 

逃げ切れなかった・・・。

 

「・・ええと?」

 

「ほら。部隊ごとに保有できる魔導師ランクの総計規模って決まってるじゃない?」

 

「あ、あぁ・・・。そうです・・・ね?」

 

スバルさん絶対分かってないよ!

シャーリーさんもっとしっかり教えてあげてよ!

 

「一つの部隊でたくさんの優秀な魔導師を保有したい場合は、そこにうまく収まるように魔力の出力リミッターをかけるですよぉ。」

 

つくづくあの技のトリガーが魔力じゃなくて良かったと思うよ。

 

「まぁ、裏技っちゃあ裏技なんだけどね。」とシャーリーさん。

 

そこに続いてなのはさん。

 

「うちの場合だと、はやて部隊長が4ランクダウンで隊長達は大体2ランクダウンかな?」

 

それ以上は勘弁してください・・・。

 

「四つ!?はやて隊長はSS(ダブルS)ランクのはずだから・・・。」

 

「Aランクまで落としてるんですか?」

 

「はやてちゃんもいろいろ苦労してるですぅ・・。」

 

この流れだと私も被害にあうかな・・・。

もう逃げられないから大人しくしてるけど・・・。

 

「なのはさんは・・・・・?」

 

スバルさんも野暮なことを聞いちゃうんですね。

 

「私はもともとS+ランクだから、2.5ランクダウンでAA(ダブルA)。だからそろそろ、一人でみんなの相手をするのはつらくなってくるかなぁ・・・?」

 

「・・・・・。」

 

「でも。」

 

「「「「え?」」」」

 

あれ?

なのはさん?

なんでこっち見るんですか?

いやな予感しかしないですよ・・・?

 

「えっと、だからリリィ?」

 

「・・・・・・はい。」

 

「皆驚くかもだけど、リリィはSSS(トリプルS)ランクで、はやて部隊長よりも上なんだ。」

 

「「「「はい!?」」」」

 

シンクロ率130%ってとこかな?

 

「SSSって、何ですかそのランク!?」

 

「魔力だけなら、はやて部隊長に勝っちゃうってことですよね!?」

 

「・・・あれ?でもそうすると・・・。」

 

「うん。キャロの思ってる通りだよ。」

 

これは私自身が説明させてもらおうかな?

 

「さすがに、そんな化け物みたいなランクの魔導師を貸し出し扱い(・・・・・・)とはいえ、保有できるわけがないんだ。だから私も3.5ランクダウン。つまりAA+まで落としてるんだよ。」

 

「3.5ランク落としてAA+・・・。」

 

「でも私の場合はちょっと特殊でね。」

 

「「「「え?」」」」

 

「管理局の中でも数人しか認可されてないんだけど・・・。“自主的制限付加”ってのが採用されてて、リミッター自体は予め危険度レベルをインストールしたデバイスの判断で外すことが出来るの。」

 

「え?」

 

シャーリーさんも驚いてるとなると・・・。

はやてさん・・・。

さては伝えませんでしたね・・・?

 

「と、いうことは・・?」

 

「実質かかってないのと同じだね。」

 

 

皆ぽかんとしてたよ。

うん。

アークは厳しいからそんなめったなことじゃあS+以上は解除できないんだけど・・・。

 

 

 

 

そこで、アラートがなった。

 

はやてさんから六課に緊急通信が入る。

 

なんでも、ロストロギア“レリック”がリニアレールで移動中らしい。

ガジェットドローンにコントロールを奪われてるみたいだ。

 

はやてさんからの出動命令。

 

 

じゃあ、初仕事にいくとしますか!

 

 

 

 

 

 

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