魔法少女リリカルなのは~使徒の名を冠す者~(仮) 作:misima
短いですね。はい。
私がなのはさんVSスバルさん&ティアナさんの模擬戦に緊急介入した後、私は自室に戻り、データを確認した。
主に騎士カリムからの。
『古い結晶と無限の欲望が集い交わる地、死せる王の下、聖地より彼の翼がよみがえる。死者達が踊り、なかつ大地の法の塔は虚しく焼け落ち、それを先駆けに数多の海を守る法の船も砕け落ちる。』
騎士カリムのレアスキル《
確立としては“割とよく当たる占い”程度のものらしいけど、私にとっては軽視できないもの。
「これは・・・・。“古い結晶”は“レリック”、“死せる王”は恐らく古代ベルカ時代の王の誰か。“彼の翼”は・・・“ゆりかご”。そしてそれらを原因とした管理局システムの崩壊ってとこかな・・・。」
私には直系ではないにしろ、王の血が流れている。
王の力を使って、何かをしようとするやからがいるなら、放っておく事は出来ない。
コンコンッ
ここはトイレですか・・・・。
人の部屋に入室する際は三回ノックしてくださいね。
「どうぞ。」
ティアナさんでした。
「リリィ・・・。」
「はい。まぁ立ち話もアレですし、かけて下さい。」
「ええ・・・。」
私はティアナさんに教導の意味、彼女の戦術の危険だった点、そしてなのはさんの気持ちを告げた。
「・・・・そうね。確かに私のほうが危険な戦術を取ったのは事実だし・・。」
と、反省した模様。
私としてはこれ以上何も言うことは無いし、ティアナさんの反省に何の問題も無い。
「はい。分かっていただけたなら、それでいいです。今日はもう遅いのでゆっくり休んでください。」
「ええ。ごめんなさい。じゃ、おやすみなさい。」
ティアナさんが去っていった。
ティアナさんにスバルさん、エリオにキャロ。
皆はまだ若いし、伸び代はいくらでもある。
無理なことをしてその伸び代を無駄にするより大切に育てて、これからの世界に旅立ってもらおう。
【Ich noch wachsen Master.(マスターもまだ成長します。)】
「え?」
【Und wird auch weiterhin mit Ihnen zu wachsen,zu.(そして、私もあなたと共に成長していきます。)】
「あはは。そうだね。うん。これからもよろしくね、アーク。」
【Ja, natürlich.(もちろんです。)】
その翌日にはなのはさんとティアナさんは和解して、元の仲の良いフォワード隊の雰囲気が戻った。
なんでもなのはさんは昔、身体に負担をかけ続けた挙句、敵の攻撃に対処できず、重傷を負った経験があるらしい。
それで、魔法を行使するどころか、歩けるようになるかも微妙だったらしくて、必死のリハビリの末今のなのはさんがあるんだって。
まぁ、その時私はまだ生体ポッドの中で眠ってたし、情報なんて微塵も無いんだけどね。
それを聞いたティアナさんがなのはさんに謝って、なのはさんもティアナさんに謝って。
それで、一件落着だったって。
え?私?
もう既に寝ていましたが何か?
◆ ◆ ◆ ◆
思いっきり寝坊したのだが・・・。
「休みかぁ・・・。」
【Ich habe auch Ruhestätte soll ich meistern?(マスターも休めばいいのでは?)】
「そうなんだけどさぁ・・。」
ぶっちゃけ休んでもやることがない・・・。
っていうか、フォワード陣に対して休みが与えられているタイミングで何故私にまで休みが与えられているのだろう・・・。
あ、そうだ。
私はロングアーチ陣のいるところへと向かう。