問題児と主神の子が、異世界からくるようですよ?   作:1129

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よろしくなのです


終わりとはじまりなのです!

 

ねぇねぇ君たち一緒にカラオケ行かない。

俺、神宮 衛と、その友達の竜崎 智也が、つい先刻かけられた言葉である。

相手は、女性三人俺は、宿題があったため、帰ったが、智也は、極度の女好きのためそのままついて行ってしまった。

俺はそのまま家に帰り、本を読んでいた時だった。

ピコン

と一通のLINEが来た。

竜崎 知代

 

衛君、智也知らない??まだ帰ってこないんだけど…

 

という内容だった。時計を見ると、現在の時刻は、二時二十六分だった。

時計を確認した途端、俺の体は、半自動的に動いていた。

町中のカラオケや、あいつの行きそうなところを調べあげ、それでも尚見つかっていなかった。

「智也…」

これで何度目かわからないあいつへの電話。

二回目の呼び出しでつながった。

「もしもし、智也??お前今どこにいんだよ」

怒鳴った。いつ振りだろうか、しかし、その返事は智也のものではなかった。

「はははは!!これは傑作だね。おとなしそうだった君が、怒鳴りあげるだなんて。私らは今、OOマンションの跡地にいる。来たかったらきな」

プープープープー

電話が切れ、この音が鳴ったと同時に俺は、また走り出した。

道路を横切り、車を無視、柵だって超えた。

そして、

「はぁはぁ…ともや」

着いた。約八キロを走り抜けた。この時俺の脚は、ガクガクだった。

「おぉ、来たね。じゃぁ、殺そうか。」

そういって、大人数で俺を囲んできた。

「智也は??」

薄々気づいては、いたが聞いてみた。

「死んでるよ」

あいつは、友達がいなかった俺に声をかけてくれた。

あいつは、俺が悩んでた時、悲しんでた時に笑わせてくれた。

あいつは、俺にたくさんのかけがえのない物をくれた。

そいつを殺した??

ふざけるな

「ふざっけるなぁぁぁぁぁ」

俺は、叫んだ。

殺意をもって

 

 

衛は叫んだ。たった一人の友を奪われ奪われたことに悲しみ、奪ったやつを憎んだ。そんな叫びだった。

その時も衛の背後から、冷気のようなものが流れ、衛の周りにいたやつらを凍りつかせ消し飛ばした。

誰もいなくなった空間で、衛は謝った。

「ごめんな、智也。ごめんな、ごめんな……」

何度も何度も

何百何千と謝り、少し落ち着いたときもう衛にやることはなくなっていた。

 

 

あれから、何年もたった。と思う。

俺は氷の使い方の特訓、そして、どんなことができるかを試していた。

そして、氷の扱いをマスターした。

今度こそ何もすることがなくなったとき俺の目の前に、ひげを生やした爺さんが現れた。

 

 

ひげを生やした爺さん…オーディンは、驚いた。

人間が此処までの力を手に入れ、自由自在にしているのだから。

関心したオーディンは、衛に勝負を持ちかけた。

「どれ、わしと勝負して見んか」

(この爺さん意外と好戦的??)

そう衛は思った。衛は、実践的な対戦はほとんど経験がなく、やってみたかったので快く受け入れた。

「へぇ、爺さん面白いこと言うね。じゃぁ、やろうか」

衛がそう言ったのを合図に戦闘は、始まった。

初めは衛から、衛は空に氷を出現させ攻撃し、避けるであろう場所の地面から氷の棘を生えさせ逃げ道を防いだ。

「まだまだ甘いのう」

そういってオーディンは、軽く落ちてきた氷を砕いた。

「まじすか」

あまりにも簡単に破られ少し落ち込んでいる衛にオーディンの、攻撃が襲い掛かる。

「落ち込んでおる暇はないぞ」

そういって、オーディンは、光顔負けの速さで衛に近づき 、

杖で突こうした。

が、

「爺さんはやいねぇ。でも速いだけじゃ勝てないよ」

衛は、空間を凍結させ杖を止めた。

これには、オーディンも驚き、慌てて距離を取って、

もう一度来た。そこからは、互角の勝負だった。

オーディンが、杖で突き衛はそれを躱したり凍結させたりして、タイミングを見て、地面から氷を出したりしていた。

時々瞬間移動のように後ろに回られるがそれは、気配を感じとって何とか避ける。

オーディンどこかから、槍を取り出した。この時衛は気付いた。

(こいつ、オーディンだ)

と、

オーディンは、槍を持ったにもかかわらず、先ほどよりも速いスピードで衛との距離を詰め、勝負は終わりかと思われたその時、時が、空間が凍った。

「危なかったこれで俺の」

パリン

しかし、凍った時と空間が、割られた。オーディンと、グングニールによって。

「な!!」

そして、衛はオーディンによって、攻撃され気を失った。

「やるのぅ。九割なんて出させたのは…」

主神オーディンに、九割以上の力を出させたのは、異例だったのだ。

「ふっ…小僧はまだ若い。これなら…」

 

 

負けたのか…

俺は、確かに時を、空間を凍結させたはずだった。

「なんでだ??」

自然にそう口にしていた。隣には、オーディンがいる。攻撃してこないあたり殺意はないようだ。

先ほどの言葉で起きていると気付いたのか、声をかけてきた。

「起きたか小僧。この老いぼれに勝てんとはまだまだじゃの」

「人間がオーディンに勝つなんて話聞いたことないわ!!」

吐き捨てるように言った。いくら強くなってももとは人間。

勝てるはずがない。

「じゃが、お主は、今日からヴァーリじゃ。ヴァーリがどういった神か知っておるじゃろう」

ヴァーリ…オーディンの息子だよな??

「は??そんなに簡単でいいの??俺が、あんたの息子??」

驚くことしかできなかった。おかしいだろう。

「本当のヴァーリは??」

何とか逃れようと聞いてみた。

「本物も何もそんなやつおらんぞ??今から誕生するのじゃ」

俺は、項垂れることしかできなかった。俺が、主神の息子??

無理だろ…

「こんなに弱いのに??」

最後の望みとして聞いてみると、

「安心せんか。お主の為にアレスと、アルテミス、ヘライースから、奪っ…ゴホン譲ってもらった力がある」

「今、奪ったって言ったよね??しかも最後の人悪魔だよね??しかも超強そうだし」

この時俺は、気付いた。

(この人超過保護だ)

と。だが、もう遅かった。オーディンは、俺の言葉を無視して、俺に手の平を向け何かを送ってきた。

「なにこれ!?力が溢れてくるんですけど??…アレスさん、アルテミスさん、ヘライースさん。ごめんなさーい」

俺が、溢れる力に驚いていると、

「ほれ、最後のプレゼントじゃ。ニブルヘイムの爪で作った剣じゃ。これから、お主をほかの世界に送る。ただひたすらに支配するもよし、何かを守るのもよしじゃ。ほれ、いってこい」

この時俺は気付いた。この人は、あの事を知っている。

と、オーディンの親切に感謝しながら俺は空高くへと飛ばされた。

 




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