Infinite Rockman〜インフィニット・ロックマン〜 作:あいーんチョップ
今回も駄文ですがお付き合い下さい!
「えーと……ソラ、大丈夫なのか?相手は国家代表に近い実力を持つんだぞ?」
決戦当日となりオルコットと戦うことになったソラだが正直に言って不安がある。一度ソラと剣道の模擬戦をして剣道の模擬戦をしてるみたがなんと昔と比べ物にならないくらい格段に強くなっておりその技術はすでに私の父さんを上回っていても過言ではなかった。しかし気になることがあった。
「えーと……」
「どうしたんだ箒?」
「っ……!」
その言葉に過去の一夏と重なってしまう。ええい!何をやっている篠ノ之箒!私は武士だ!私らしく迷わずにはっきり聞け!
「な、なあソラ、お前は誰に剣を教わって貰ったんだ?何故か少し千冬さんと私がやっていた流派とそっくりなんだが」
私が申し訳なさそうに聞くと
「だ、大丈夫「何故だか知らないんだけど」?」
「何故か君と剣道というものをやったら記憶にないのに昔こういうことをしていたと気がするんだ」
「!!そ、そうかすまないなてっきり嫌なことを思い出したかと」
「大丈夫だよ箒。こうして一緒に稽古して貰っているこちらこそ申し訳ないね」
「気にするな。それとお前は男なんだからもう少し胸を張った方がいいぞ」
こうして会話をしているが私は今胸の中に不安を感じている。何故なら
「そう言えばオルコットさんはどうしているんだろうね」
そう。ソラが言っているようにセシリア・オルコットは自分が持っている称号にあぐらをかかずあの日からアリーナで特訓しているそうだ。そのことで私が焦っているのに関わらずこいつは呑気な顔で
「ふふっ、慢心をしないことは良いことだ。こちらも頑張らないとね」
全く覇気のない顔でというよりスポーツマンのような爽やかな顔でそう答えた。ハア……
「昔の頑張り屋の一夏の方が良かった……」
「何か言った?」
「なんでもない!少しでもレベルを上げとかないと負けるハメになるぞ!」
「お手柔らかに」
私は怒っているのにコイツはそんなこと気にもせずに竹刀を握り直しておりこちらも同じく握り直して一夏と組んだ。
箒 SIDE OUT
「ス、スゴイ」
「オルコットさん、また記録を更新しちゃった」
「あともう少しで楯無お姉様に追い付いちゃうんじゃあ」
「……………………………………」
1 更識 楯無
2 セシリア・オルコット
3 ダリル・ケイシー
セシリア・オルコットは周囲の歓声を物ともせずアリーナにてただただトレーニングをしていたがその顔はどこか満たせなかった表情であった。
セシリア SIDE
「全然ダメですわ」
私はあの方とクラスの代表を懸けた試合をしますがこんな結果しか出せないのではあの人と肩を並べることなんて夢のまた夢ですわ。
「ただ闇雲に鍛えればいいというわけではありませんしかといって織斑先生の手を煩わせるわけにも……一体どうすれば「オ、オルコットさん!?」え?」
山田先生にアリーナの使用許可証を返して貰うと私の手を見たら急に大変な物を見たかのように驚いていました。なんなのでしょう?
「何か問題でも?」
「問題でも?じゃありませんよ!せっかくの綺麗な手がボロボロじゃないですか!」
ボロボロといっても血豆か少し破れて血が少し出ているだけですのに山田先生ったらオーバーなリアクションですわね。
「なんだそんなことですの。おおげさですわよ山田先生、日本には職人の手や目という言葉がありますのでしょう?私もそんな風になってみたいですし」
メイドのチェルシーも幼少から仕事をしており綺麗だったその手を汚していました。しかし私がそのことを指摘するとチェルシーはどこか誇らしげに
「この手は貴女だけではなくオルコット家を支えている証になりますから」
最初は山田先生みたいに心配をしましたがその時のチェルシーの気持ちが少しだけ理解しました。
「さて、明日はいよいよミューゼルさんとのクラス代表戦ですわね。本番になって失敗したら元も子もありませんので今日はここまでにしましょう」
「その前に医務室に行って手当てをしてください!!」
私は明日に備えて自分の部屋に戻り睡眠をとろうとしたが山田先生の懇願に医務室へ行きました。だって今にも泣きそうですから
セシリア SIDE OUT
クラス代表決定戦。言い換えればクラス長を決める代表同士の試合に比べるとちっぽけな試合なのだが。周囲の空気はそれ相応のものではなかった。その理由はそこで戦う選手の存在にあった。
1つは世界初の男子操縦者。それだけで観客たちのプレミアが付いていた。それは好奇心によるものと嫌悪感によるものと祈っているもの。
もう一つは未だに15歳でありながら国家代表の選手と渡り合える実力を持つイギリス代表候補生。それに与えられる視線は傲慢のものと同じく嫌悪感によるものだった。
しかし双方は気にも留めたりせず己の
千冬 SIDE
(一夏………)
私は自分の弟であった
「千冬さん、ミューゼル君は自分はISを持っていると言ってましたが大丈夫なんでしょうか?いくら専用機持ちとは言え相手は国家代表クラスの実力を持つオルコットさんです」
「山田先生、一体どちらを応援しているんですか!?」
「し、篠ノ之さんそんなに大きな声を出さないでください。私はミューゼル君も応援したいんですけど同じクラスのオルコットさんも応援したいんです!」
真耶の言うことはもっともだろう。いくら世にも珍しい男性操縦者とは言えそいつだけを贔屓にしていい理由にはならない。
二人の会話をBGMにトーナメント表を見ていた。それを見て疑問に思ったのは一夏、いや、ソラの機体の名前だった。
オルコットのIS名はBLUE TEARSとイギリス政府からもらった資料通りの名前であったが、ソラの専用機の名前はBYAKUSHIKI・Rと表示されていた。
確かアレは倉持技研が廃棄したはずのものだったがそれは白式という名前だったはず。まさかアイツが1枚噛んでいる?
頭に思い浮かぶのはお調子者のウサギの顔だった。
(問う必要があるか)
私はソラの勝利を祈りながらこの試合を見ることしかできなかった。
千冬 SIDE OUT
セシリア SIDE
「よろしくお願いしますわ」
「こちらこそよろしくお願いします」
とうとう来てしまった決定戦なのに私は今にもはじけ飛びそうな気持ちを抑えながらミューゼルさんを見ました。相手はにこやかに笑っているがそれは明らかにこちらの首を狙う獣を感じます。
しかしこちらはただ勝利を譲る気は毛頭ありません。せめて引き分けにと言う懦弱な気持ちは捨て勝つつもりで気構えていました。
ライフルのセイフティーロックはすでに外してあります。これならいつでも撃つことができますがまだその時ではありません。
試合のブザーが鳴りました。
「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」
私はライフルとブルー・ティアーズの主力武装であるスターライトmkⅢで攻撃するが彼は問題なく回避しました。ここまでは良い!
ブルー・ティアーズのレーザービットを展開してあの人の周囲に配置しますが彼は何かを悟ったかのような顔になりました。
「ハアアアアアアア!!!!!!!!」
彼はビットの一つを持っていた剣で破壊しようとしていました。こんなに早くに気づくなんて!?
「させませんわ!」
「クッ!」
私はビットの一部を移動させながらライフルとビットで彼を撃ちますが彼は剣で弾くか逸らしてビットを破壊しようとしてます。しかし
「逃しません!」
「何!?うおおおおおお!!」
私はライフルとビットのレーザーを
セシリア SIDE OUT
箒 SIDE
「レ、レーザーが曲がった!?一体どういう仕組みのだ!?」
私はソラがオルコットの武器を破壊が成功すると安堵していたが突然ソラが回避したセシリアのレーザーがソラに向かって屈折した。一体どういう仕組み………
「
突然山田先生が立ち上がりそう叫んだがそれより気になることがあった。
「何ですかそのフレキシブルって?」
「アレはBTの武装の特有攻撃なんですけど放ったレーザーを自分が任意した方向にレーザーが消えるまで曲げることができるのですが……」
「ですが?」
私は山田先生に質問すると山田先生が何とか落ち着きながら
「あの年代でそんな芸当ができるわけがありません!イギリスの代表ですら千冬さんと戦った年代でようやく扱えるようになったんですよ!?」
「なんですって!?」
私は山田先生の言葉に驚きながらただただ祈ることしかできなかった。千冬さんだって本当はソラの力になりたいはずだ!
「篠ノ之」
「あ、はい」
「私は教師だ。特定の教え子だけに応援すると言う贔屓はしない。それがたとえ世界初の男性操縦者だとしてもな、だから私は祈ったりはしない」
千冬さんが呼んだかと思ったら無情の言葉が出てきた。昔の私だったら衝突していたが千冬さんの悔しいような表情を見ればそれは嘘だと思った。
箒 SIDE OUT
(まさかここまで強くなってるとはな)
ガシャン!!
俺はなんとか回避はするもののあの屈折したレーザーは見事にアーマーを削っておりその一部が地面に落ちて音を立てながら砕けて行った。
「出来ればさっきので直撃させるはずだったのですが」
「フフッ、まさか
俺はごまかしながらオルコットさんに微笑むが本人のほうは未だに思い悩んだ顔をしている。ふむ、あの様子だと……
『まだ宿題を解いてないということになるね』
(おいおい、余計なこと言うなよモデルX)
いらぬ茶々を入れる相棒に突っ込むがさて、どうしたものか……出し惜しみをしてると負けるし何よりオルコットさんに失礼だね。
本当は千冬姉にとっておくつもりだったんだけど
「Rシステム起動!!」
「な、何を?」
俺の言葉を認証し白式が姿を変えた。
白がメインだったアーマーパーツは青色になり、持っていた
「まずは厄介なビットを破壊する!」
「さ、させませんわ!」
オルコットさんはどうやら俺がエネルギーを溜めたバスターをビットに当てようと思っているらしく、彼女は全てのビットとライフルのレーザー俺に向けて発射した。残念だがコレはビットを破壊するための切り札だから邪魔されるわけにはいかない!
「コレで防ぐ!」
ドガァァァン!!
「は、葉っぱのバリア?」
運良くオルコットさんはコレに唖然しているようだが、こちらも準備は完了だ。
「デンジャーラップ!」
俺は放った攻撃の名前を言ってビットをシャボン玉の中に包み込んだ。
「何をする気か知りませんが、こんなもので私の攻撃を防いだとでも……う、動かない!?」
彼女は
オルコットさんのレーザーをくぐり抜けて先に厄介なビットを破壊した。ライフルも破壊しようかと思うけどさすがにこれ以上の贅沢は望めないな。
『爆裂しな!』
「お前が言うんかい!?」
「ビットが!?」
オルコットさんは破壊されているビットに驚くがこのでかい隙を逃すほど俺は甘くない!
「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」
「ハッ!?キャアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」
俺は雪片弐ノ型を
『試合終了 勝者ソラ・ミューゼル』
試合終了のブザーが鳴り俺は帰還した。
今回の決まり手
ロックマン2のウッドマンのリーフシールド
ロックマン7のデンジャーラップ