Infinite Rockman〜インフィニット・ロックマン〜   作:あいーんチョップ

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相変わらずの駄文ですがよろしくお願いします。


17話 それぞれの試練

「まさか……「そのまさかだ」」

 

後ろを振り向くとミイラのような体と雷様が持つような太鼓を背負ったネットナビがいた。今回はコイツか確か名前は……

 

『サンダーマンだよ一夏くん』

 

モデルRの言葉に頷き俺は臨戦態勢となった。すぐに戦わないのは相手の手口も読めないのにこちらから先に仕掛けるのは不味すぎる。

 

「ホウ、さすがにこれまでの戦いで少しは学習したようだな」

 

そう、俺はサンダーマンの他に戦った特定ナビの能力を使用することができるある力を得るためにこれまで試練を受けてきた。だけど今モデルRの機能が使えるのはバトルチップとスタイルチェンジだけだ。

 

「呆けてていいのか?俺を今までの奴らみたいに甘くやってやるとは思うな」

 

開始の宣言とともに突然落雷が俺を襲ってきた。

 

「ベースオン!!」

 

変身すると同時に俺は落雷の他の攻撃を避けてサンダーマンに接近して攻撃するがそんなことをお見通しのように同じく回避された。

 

「雷雲を隠しての不意打ちなんてやってくれるじゃねえか」

 

「そんなことを言う余裕があるのか?」

 

サンダーマンは手を俺に向けて雷を放つがこちらの方も負けてはいられない。

 

「オラァッ!」

 

「フンッ」

 

ボフッ!

 

俺は拳の衝撃波を奴に当てようとするがサンダーマンが生み出す雷雲が衝撃波を分散させて決定的なダメージを与えることができない。こちらも攻撃が当たってないとは言えこのままじゃジリ貧だ。

 

「では戦法を変えるとしよう」

 

「何!?」

 

なんとサンダーマンは右腕を長いソードに左腕をソードに変えてこちらに接近して攻撃を仕掛けてきた。どいつもこいつも腕を変形させるのが得意ってか!

 

「あんなのに当たったらひとたまりもねえ!モデルP!」

 

『応ッ!』

 

「『変身(ロックオン)!!』」

 

「ハッ!」

 

「フンッ」

 

キンッ!キィン!

 

俺は回避特化の【モデルP】に変身してクナイを投げつつ距離を取ろうとするがサンダーマンは両腕のソードでクナイを弾くか斬り落としてこちらに接近する。だったら!

 

幻影像(ファントムビジョン)!」

 

「ホウ、分身か」

 

サンダーマンは手当たり次第に雷を落とすかソードで斬るがそれはエネルギーによる分身だから俺にはダメージはないしこっちも新たな攻撃を仕掛けるためのチャージは完了した。

 

「十字手裏剣&爆裂クナイ乱れ打ち!!」

 

「こんな攻撃が通用するとでも?」

 

俺は今溜まったエネルギーで攻撃するとサンダーマンはバリアと似たエネルギーの膜を放出して攻撃を無効化した。連続して攻撃しているのに弱まらないとなるとコレは!

 

「なんなんだよソレ!?さっきのソードもそうだけどそんなものを使っているなんて卑怯だぞ!?」

 

「こんな些細なことでいちいち驚いているようではとても俺の魂を預けることなんてできないな」

 

俺は次にどう攻めればいいか一緒に考えているのに奴は落胆しながらわけの分からないことを言ってこちらに攻撃を仕掛ける。だったらコレで!

 

「行くぞモデルR!」

 

『だけど一夏くん!』

 

「『変身(ロックオン)!!』」

 

俺はモデルRの言葉を無視して変身して反撃の狼煙を上げるため

 

「バトルチップ【バンブーランス】!スロットイン!」

 

サンダーマンの電気属性の弱点である木属性のチップで反撃をした。まずはこれで厄介なオーラを消す!

 

「クッ!」

 

さすがに自分の苦手な属性の攻撃はオーラは耐えることができず竹が当たると消滅してしまい、これまで押されていたこちらの状況だったがようやくサンダーマンに隙ができた。

 

「もういい、これまでだ」

 

追撃しようとしたがサンダーマンの言葉と同時に変身が解除された。が、しかしこれまでのナビとの試練による戦いと同じように新たな力を得た感覚がない。

 

「一夏とやらお前は何で力を使えないのか分かるか?」

 

「分かったら苦労しねえよ!分からない!分からないんだよ!」

 

「俺がお前を認めていないからだ」

 

その言葉に何かがキレた俺だが同時に納得もした。結局いつも通りだったってことか

 

「フッ、別にいいよ俺は誰からも認めてもらえなかったしコイツらだって一度俺を見捨てたんだ。親に捨てられたことがある俺はそんな事はもう慣れっこだ」

 

『バカ野郎!』

 

自嘲気味に言うと突然モデルFっつう奴が俺の頭にぶつかってきた!痛え!!

 

「何すんだこの脳筋金属!」

 

『喧しい!お前は何のためにあの親子守ったんだ!?認められたいからじゃねえだろ!』

 

「うるさい!結局力を手に入れて化け物から守ったら今度はその親子から化け物扱いだ!」

 

「それでいいんだよ!」

 

何を言ってるんだコイツ?頭がおかしくなってんのか?

 

「お前はあんな化け物を倒した奴が普通の人間だと思うか?残念だが化け物を倒せるのは化け物だけだ。普通の人間じゃあ太刀打ちできるわけがねえ」

 

「化け物には化け物ってか」

 

「んなことはいんだよ。それとお前は英雄(ヒーロー)ってやつを勘違いしてるぜ」

 

「は?ヒーローってのはお前らがあの時みたいに人の姿になって化け物と戦うやつじゃないのかよ?」

 

「違えよバカ、いいか?ヒーローってのはなあーーーーだからヒーローなんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………随分懐かしい夢を見たな」

 

確かオルコットさんとクラス代表決定戦が終わってクラス長が俺に決まったのでそのパーティーをしたあと部屋に戻ったら眠気が襲ってきたので箒には悪いけど先に眠らせてもらった。

 

『あの子は最初に比べるとマシになった。最初見た時に別人のように変わっていたけれどそれでもどこか迷いがあるね』

 

だけど俺より進んでいる。なにせあの子は元から強かったんだ。親の財産を守るために子供の頃から頼りになる人間はいなくて必死に努力をしてそうやって強くなっていたんだから。

 

『一夏くん………』

 

俺はモデルXと会話を終えて身支度をして教室へ行った。クラス長になったんだから遅刻なんてしたら面目が立たない。

 

一夏(ソラ) SIDE OUT

 

千冬 SIDE

 

一夏、イヤ、ミューゼルがオルコットとの試合に勝ってクラスの生徒たちのミューゼルを応援している派閥は喜んでいたが私は恐れを抱いていた。

 

「あの剣は……………」

 

事前にもらっていたミューゼルのカタログスペックのリストを見てみると思わず目を覆いたくなるような名前がそこに記載されていた。

 

雪片弐ノ型

 

それは主力武装(メインウェポン)らしいがその名前は私にとっては耳をつぶしたいほどの聞きたくもない名前だった。

 

やはりアイツは一夏………この学園に転入したのも私に復讐するためだろう。

 

「一夏……お前になら殺されてもいい……でもお姉ちゃんを嫌いにならないで………」

 

私は噎び泣きながら心の中で嗚咽を放った。

 

千冬 SIDE OUT

 

セシリア SIDE

 

「やっぱりあの人は……」

 

あの時戦って確信を得ました。あの人は間違いなくロックマン様です!あの時の戦いを見た私にはあの人がロックマン様だとよく分かります。

 

できれば問い詰めようとしましたが私はまだ宿()()を終えてません。それにあの人はクラス代表になったのだから忙しいはず。ただでさえあの怪物たちとの戦いで忙しいはずなのにこちらの都合を押し付けるわけにはいきませんわ。

 

「力の意味………」

 

私はこれまでその言葉を頼りにどんなに厳しい訓練を超えることができました。しかしその言葉の真意を理解することができなかった。

 

「一体どうすれば……」

 

思わず口にしてしまいましたがそれを答えるものは誰もいません。

 

セシリア SIDE OUT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの子いいかもね」

 

柱の影でセシリア・オルコットを獲物を狙っているような観察をしている少女がいた。水色の髪の毛の可愛らしい顔立ちをした少女がそこにおりその手には通信器具のようなものが握られており、誰かと会話をしながらセシリアを見ていた。

 

「いかがなさいましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスターアルバート?」

 

 

 

数瞬がたつと少女が笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 






今の千冬の心情は一夏に殺されて腕の中で死んでしまいたいと言う結構ヤバめな状況です。
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