Infinite Rockman〜インフィニット・ロックマン〜 作:あいーんチョップ
私織斑マドカは生まれた時には1つのことにしか頭になかった。
私は
だけどその予定は潰された。
潰してくれたのは私の兄。そう、織斑一夏だ。
世間では出来損ないとされているが私にとっては大切な家族だ。
兄さんは私のことを織斑千冬のクローンとしてではなく私を
兄さんは私にとっての光だ。
だけどその光が消えてしまった
「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」
兄さんは私が囮になり犯人を倒すという作戦を決行したが、犯人であるアイツに発信機を利用されて私が兄さんの足を引っ張ってしまった!兄さんが本気を出せばあんな罠なんか気にもしないで私たちを助けたあの力を使ってコイツを倒すことができるのに!!
兄さんが力を使わないのは私がいるからだ!あの力はコイツの近くにいる私を巻き込んでしまうからだ!!
兄さんは罠にかかってしまい、普通の人間だったらISを纏っても即死するであろう電撃を長い時間浴び続けており奴はその様子を喜んでいた。
バチンッ!
「ア、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」
モデルベースの破片がそこらに散らばっており、兄さんの姿は私の目にはどこにも映らなかった。
「ハハッ、アハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!英雄である織斑一夏もこれで終わりだ!!これからは私が英雄だ!」
奴は心底おかしく笑っているが私は今でもコイツを殺したかった!兄さんの敵を取りたかった!!
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」
「おっと、女の子がそんな声を出しちゃいけないよ」
「グアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
私はISを纏って奴に攻撃をしようとしたが拘束してあるこの蔦が電気を流すので動けなかった。
「兄さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」
「涙ぐましいですねぇ。それでは楽にしてあげましょう」
先程の電流でISは強制解除されており、今の私は抵抗すらできなく意識を失った…………
マドカ SIDE OUT
???SIDE
ククク、英雄の織斑一夏は死んだおかげで私の計画はよりスムーズになるだろう。心残りがあるとすれば奴の力を奪えなかったことだな。アレがあればより一層世界は平和になるのに。おそらく新しいマスターを探して新たな【
まあいい、私はさっさとこの少女を痛ぶり奴のあの力を手に入れることができなかった憎しみを少しでも和らげるとしよう。
「さてと…………何だこれは!!」
私は自分の目を疑った。なぜならありえない光景が私の目に広がったからだ。
「何故誰もいないのだ!?」
そう、私が今まで捕まえてきた女の子たちが一人残らずいなくなっていたのだ。
「馬鹿なっ!ココには「雑魚敵しかいなかったから案外楽だったぞ」!!」
私の耳に届いたのはあの男の声だった。
振り向くとそこにはあの白と黒が混じった姿の奴がいた。そう、すでに私が殺したはずのあの男が。
「何故だ!お前は死んだはずだ!なのに何で生きている!?今まで私が集めたあの女の子たちはどこにやった!?」
私は何とか混乱と怒りを抑えながら奴に聞くが奴はシニカルな笑みを浮かべて手品のタネを明かすような口調で言った。
「そう一気に質問するなよ、質問には答えるからさ。まず最初の質問からだな、どうして俺が生きているのかだな」
奴は私の今の心情を分かっているくせにもったいぶりながら説明をした。右手に変な人形を持ちながら
「ただ単純な話。お前が殺したと思った俺はコイツと同じ身代わりの人形さんだ」
「ふざけている……!?」
奴は人形の後頭部に何かのチップを入れるとなんと人形が大きくなり色と形が変わりついには
「どうも!私はコピーロイドでーす!」
奴と全く同じ姿となったのだが、人形の言葉に疑問を抱いた。
「コピーロイド?」
私がオウム返しにそう聞くと奴はあの人形の性能を説明した。
「コイツはプログラミングしたチップを入れるとそのチップに組み込まれたデータの人間の性格や身体能力もコピーしてくれる」
そうか!だから奴の力がそこらに散らばっていなかったのか、クソッ!!
私は内心焦りながらも何か逆転できる方法はないかと考えているとある名案を思い浮かんだ。やはり神は私を味方してくれるな!
「この女が……何!?」
私はあの女の子を人質にしようとしたがその姿がなく、女を捕らえていたはずの蔦が凍っていた!
「な、な………なんだと?」
凍っていた蔦の先にはさっきまでそこにいた奴が存在しており、その腕の中には顔を朱に染めながらウットリしているあの女がいた!
「フフッ、俺が無料で
「ふ、ふざけるな!大体私はここら一帯にさっきまでと同じ電子をいくつか仕組んだはずだぞ!!あの高速移動なしにグハッ!!「おいおーい、誰も移動したなんて言ってないぞ?」なっ!!」
私の背中に何か強い衝撃が襲ってきて思わず仰け反ってしまったが何とか声の方向へ振り向くとそこには
「そんなに見つめるなよ照れちゃうぜ?」
奴がさっき私を攻撃したであろう煙を吹いている銃を持ちながらおちゃらけていた。それより気になることがあった。衝撃を耐えながら奴と少女の方向を見ると
「フフーン」
奴は女を抱きながら笑っておりるが私はそれを苛立ちながらも攻撃した奴の方を見ると
「ガハハのハー」
奴は銃を回しながら遊んでおり、私の苛立ちを一層加速させた。ええい!どういうことだ!
「誰もコピーロイドが1つとは言ってないぞ?」
「小癪なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
「そんなに熱くなるなよ、ま、これから冷えると思うけど」
何を言っているのか分からなかったが奴の視線に従って振り向いてみると
「しまっ!」
奴が凍らせた蔦はだんだんと私に近づいてくるように氷で侵食され、動かせない状態であった。小癪な真似をっ!
「させますか!!」
バキィンッ!
私は氷に完全に侵食される前に凍り付いていた蔦を自切して何とか食い止めた。
「器用な奴だな」
「ハァ、ハァ、ハァ……」
「おやおや、さっきの自切でエネルギーを使い切っちゃったのかな?」
「何とでも言いなさい!!」
私は内心ほくそ笑んでいた。
焦った振りをしながら反撃の準備をしているからだ。地下には私の蔦が張り巡らされており、数を増やしながら電撃の威力を上げて奴に近づけている。
ククク、今度こそあなたを倒してその素晴らしき力を頂きましょうか!!
「隙有りですよ!!」
「なっ!!」
「……………」
私は少女を抱いている方の織斑一夏の蔦を地下から出して蔦の電力をマックスにし、奴を少女ごと包み込んだ!!
これで今度こそ終わりだ!あなたたちの亡骸をこの部屋の彩りにしてあげましょう!!
「アーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ…………!?」
パキッ
突然奴らを包んだ私の蔦が凍ってしまいしまいには
バキィンッ!
砕け散った
「お前の考えることなどお見通しだ」
中から現れたのは青い装甲の織斑一夏だった
氷、青と言えばアレしかないでしょう!
感想お願いします!
追記
青ではなく水色でした
さらに追記
次回は一夏SIDEです