IS ~黒き魔進~   作:ふくちか

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ルパン無双です

後、お気に入り300件ありがとうございます。
これからも忙しいですが、頑張って投稿していきます!


『完敗』

『おおおっ!』

 

先ずは先手必勝とばかりに、バロンがソニックアローでルパンに斬りかかる。

 

『ふっ!』

 

だがルパンは窓を割り、外に出ることでそれを回避する。

 

『逃がすかってんだ!』

 

『喰らえ!』

 

ルパンの背中に向かってバロンがソニックアローの弓を、マッハはゼンリンシューターを放つ。

 

 

『甘い!』

 

《gun!》

 

ルパンはルパンガンナーの光弾で相殺してしまう。

だが、すかさずドライブTSがハンドルブレードで追撃する。

 

『はぁっ!!』

 

『ふん!』

 

ルパンもそれを腕でガードする。

それを見たドライブは、ハンドルブレードのハンドルを回す。

すると、ドライブの体が高速回転しだす。

 

 

 

その様はまさに車のドリフトだった。

ソレに僅かにルパンはガードを緩めてしまう。

 

《ターン!ドリフトカイテーン!》

 

『っ!』

 

『うりゃあぁぁぁっ!!』

 

ガードが緩くなった所を連続で四方八方から斬りつける。

 

『百合!!』

《ピーチエナジ~スカッシュ!》

 

『やあっ!』

 

怯んだ所を、マリカがソニックアロースラッシュを放ち、ルパンはソレをまともに喰らってしまう。

 

『ぬうっ!』

 

『まだまだ!』

 

土煙の中から今度は斬月・真が連続でルパンを斬り伏せる。

 

『でやっ!』

 

『………っ!』

 

その勢いで斬月・真はルパンをパンチで吹き飛ばす。

 

『……沈め!』

《Tune chaser spider!》

 

《Execution!Full break!spider!》

 

吹き飛ばされた先には、チェイサーがファングスパイディーを構え、紫紺のエネルギーをたぎらせ、ルパンをエグゼキューションスパイダーで凪ぎ払った。

 

凪ぎ払われた勢いに乗って、ルパンは壁に叩きつけられる。

 

 

『………何か、呆気ないな』

 

そうドライブがポツリと漏らすと、

 

 

 

 

 

『はぁっ!!』

 

何とルパンは瓦礫の中から立ち上がった。

その様には、余り堪えた様子は見られなかった。

 

『すまんね。この姿で戦うのは初めてなのだよ。だが………』

 

ルパンは掌を開いたり閉じたりして、チェイサー達を見据えた。

 

『漸くこのスーツに慣れてきたよ!これからが、本当の戦いと言うやつだ!』

 

ルパンは懐から、金色のバイラルコアーーーールパンブレードバイラルコアを取りだし、ルパンガンナーに挿入する。

 

《Tune!Lupin blade!》

 

ルパンガンナーは短剣の様な姿に変形した。

 

 

『さぁ、ここからが私のショータイムだ!』

 

 

 

 

 

 

 

『むぅん!』

 

さっきとは売って変わってチェイサー達に責め立てるルパン。

ルパンガンナー短剣モードを容赦なく振り立て、ドライブを切り裂いた。

 

『ぐわぁっ!』

『兄さん!』

『大丈夫だ!にゃろう!』

《タイヤコウカーン!マックスフレア!》

 

マリカが心配の声を上げるが、ドライブは立ち上がり即座にタイヤ交換、TSFにチェンジし、炎の弾丸を放つ。

 

『はっ!』

 

だがルパンはソレを回転し華麗に往なしてしまう。

そして、回転を止めると、そのままドライブとマリカに衝撃波を短剣から放出する。

 

『ぐああ!』

『きゃああっ!』

『優!百合ちゃん!くそっ!』

《レモンエナジースカッシュ!》 

 

吹き飛ばされるドライブとマリカを見て、バロンはソニックアロースラッシュをぶつけようと飛び掛かるが、

 

 

 

 

 

 

 

『はあっ……!』

 

ルパンは掌から謎の波動をバロンに向けて放つ。

すると、バロンは空中から勢い良く地面に叩きつけられる。

 

『な、んだ………これ…………!』

 

バロンは起き上がろうとするも、地面に張り付けられたかの如く、起き上がれない。

その隙にルパンはバロンを蹴り上げる。

 

『がはぁ!』

 

さっきとは違い簡単に地面から離れ、壁に激突した。

 

『弾!……この野郎!!優、借りるぞ!』

《シフトカー!タイヤコウカン!マゼール!》

 

怒ったマッハはドライブのシフトカー、スピンミキサーを装填、そのままゼンリンシューターをルパンに向けて撃った。

 

『その程度!』

 

ルパンはルパンガンナーの短剣で消そうとするが、直ぐ様マッハはマッハドライバーのブーストイグナイターを押す。

 

《マゼール!》

『っ!』

 

すると、ゼンリンシューターの光弾はセメントとなってルパンの動きを封じた。

 

『ほぅ、中々味な真似をするじゃないか……』

《メロンエナジースパーキング!》

『これを喰らっても余裕でいれるかいっ!?』

 

動きが出来ないルパンに向かって、斬月・真がエネルギーを集中させた無刃キックを放と

うとする。

 

更にそれに合わせて、

 

《ロック・オン》

『私も忘れないで下さい!』

 

ソニックアローにエナジーロックシードをセットし矢を引き絞るマリカ、

 

 

《ヒッサツ、フルスロットル!マッハ!》

『これでチェッカーフラッグだ!!』

 

それに続くようにマッハも、マッハドライバーを操作、空中に高く飛び上がり、高速で空中前転をしながら必殺キック、キックマッハーを放つ。

 

 

 

 

『ふふふっ………私の手を封じて安心するのは些か詰めが甘いね。……………かぁっ!!』

 

だがルパンは余裕の笑いを見せると、全身に力を入れる。

すると、先程と同じ衝撃波が放たれ、斬月・真とマッハはバロン同様地面に叩きつけられ、マリカは動きが鈍くなる。

 

『隙有りだ!』

《Ultimate!Lupin strike!》

 

ルパンセメントを砕くと、はルパンガンナーを操作し、短剣を輝かせると、目にも止まらぬスピードで斬月・真とマッハ、マリカを斬り伏せた。

 

そのスピードは、チェイサー、バロン、ドライブにも見えないほどに、速かった。

 

『が、はぁ………!』

 

『く、あぁ………!!』

 

『う、あぁ……!』

 

動きを止めたルパンは短剣の刃を撫で、

 

 

 

 

『チェック、メイトだ』

 

そう呟くと、爆発を起こし、3人のスーツが解除される。

 

『数馬ぁ!』

『ゆ、百合ィィィ!!』

『カイト…ッ!』

 

3人はそれぞれ大怪我を負ってその場に倒れ伏した。

 

『てめぇ!!よくも……よくも百合を!』

《ドライブ!タイプ・ワイルド!》

 

大切な肉親を倒され、怒りに燃えるドライブはシフトワイルドでタイプワイルドに変身、そのまま必殺技を発動する。

 

《ヒッサーツ!フルスロットル!ワイルド!》

 

『でやあぁぁぁ!!』

 

『怒りに我を忘れる………そんな単細胞では私には勝てん!』

 

《Ultimate!Lupin strike!》

 

『はぁぁぁぁ………!』

 

ルパンは怒りのワイルドロップを放つドライブTWを見て肩を竦めると、ルパンガンナーの銃口を押し、再び必殺技で迎え撃つ。

 

ルパンが低く唸ると、ルパンガンナーの短剣を模した巨大なエネルギーが発生する。

 

『………っ!』

 

『優、かわせぇ!』

 

『無駄だ!』

 

『ぐあああああっ!!!』

 

巨大な剣ーーーールパンフィニッシュを受けたドライブTWはスーツが解除され、優の姿に戻る。

 

『優ーー!!』

 

バロンが優に叫ぶも、優は反応しなかった。

 

 

『ふっ……………っ!』

 

ルパンガンナーをまるで血を取るかの様横に振るうと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガァンッ!

 

『……何!?』

 

『………もうその手には飽きたよ』

 

上から奇襲を仕掛けたチェイサーのファングスパイディーを、鉤爪の間に短剣の刃を滑り込ませる事で防いだ。

 

『ちぃ………!』

 

《Tune!chaser chameleon!》

 

舌打ちしながらも、即座にルパンから離れ、カメレオンバイラルコアを装填する。

すると、チェイサーの姿が、その場から消えた。

 

『ほぅ、ステルス能力か………』

 

『すげぇ………これなら!』

 

ルパン興味深そうに呟き、バロンが行けると確信する。

チェイサーはそのままルパンの背後に攻撃を仕掛けるも、

 

 

 

 

 

『……とぅ!』

 

何とルパンはその場からジャンプ、チェイサーの攻撃をまるで見えてるかの様にかわした。

 

『何………!?』

 

動揺するも、チェイサーは連続で攻撃するが、

 

『……………!』

 

それらを全てかわしきってしまい、最後には、

 

『………ふん!』

 

『……っ!?』

 

チェイサーのブレイクガンナーを受け止めてしまう。

 

『確かに姿は消えている、このルパンのセンサーにもまるで反応はない………だが!』

 

『………!』

 

ルパンは虚空に向かって、蹴りを放つ。

すると、その何もなかった虚空から、チェイサーが姿を現し、バロンに向かい、吹っ飛ばされた。

 

『チェイス………どわぁ!』

 

『それは普通の人間にした方が良い。今の私はサイバロイド、常人には見えない空気の動きが分かるのさ!』

 

『空気の、動き………!』

『そう!幾ら姿を消そうが、所詮君のソレはただ周りの景色に溶け込んでるに過ぎない!実体は存在し、動く度に空気は揺れる!君が何度も姿を消しても、私には全て分かる……………種明かしも済んだ所で、幕切れだ』

 

《Ultimate!Lupin strike!》

 

ルパンは再び短剣の刃を模した巨大なエネルギーを生成、狙いをチェイサーとバロンに定める。

 

『むあぁぁぁぁぁ!!』

 

『チェイス、避けろ!……っぐあああああっ!!!』

 

『弾……!ぐぅ!』

 

決まる直前に、バロンはチェイサーを突き飛ばし、被害を最小限に留めるも、大ダメージを負う。

だがその余波で、チェイサーは仮面を一部損傷してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

『………美しきかな友情愛!だが、実に愚かだ!』

 

ルパンの声を聞くまでもなく、弾までも倒れてしまう。

チェイサーは仮面の割れた隙間から、仲間達が負傷し、倒れ伏す姿を見てーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『アァァァアァァァア!!!!』

 

半ば半狂乱でルパンに特攻する。

が、ルパンはこれを捌ききり、容赦なくチェイサーを痛め付ける。

 

『ぐぅ………がっ……………あがぁっ!』

 

全身を痛め付けられながらも、チェイサーはまた立ち上がり、挑もうとする。

 

『もう立たない方が良い。それに、人殺しは主義に反する』

 

『だ………まれぇ……!』

 

声が掠れながらも、チェイサーはバイラルコアをセットしようとするが、

 

 

 

 

 

 

『が………………』

 

その前に、ルパンの狙撃を受けてしまう。

胸の装甲を散らせながら、チェイサーのスーツも解除された。

 

『その様では、私は愚か、亡国機業にも勝つことは出来ん。ソレだけは、教えておこう………では、さらばだ!』

 

ルパンはマントを翻し、その場から悠々と立ち去った。

 

 

 

 

 

 

ルパンが立ち去って暫くのち、チェイスは目を覚ました。

 

「ぐっ……………はぁ、はぁ……!」

 

ボロボロの体を引き摺りながら、ブレイクガンナーを握り、負傷した弾達の元に向かう。

 

「………必ず、助ける」

《Tune!mad doctor!》

 

慌ててやって来たマッドドクターをブレイクガンナーに装填、そのまま銃口を弾達に押し付け、引き金を引いた。

 

「………んっ」

 

途端に弾達の傷は回復していった。

 

 

「……………………………っ」

 

その様に、チェイスは涙を流しながら、倒れ伏した。

 

 

 

 

 

 

 

この涙を、この敗北を、チェイスは胸に刻んだのだった。

 

 

 

 

 

今回は次回予告なしです

 

 

 

 




如何でしょうか?
ルパンガンナーの音声はYouTubeで聞いたものです。
特に必殺技がちょっと不明瞭ですが………間違ってたらスミマセン!
後、会話文を少し行を開けてみましたが、読みやすいでしょうか?

他の皆様の小説を読んでいると、大体開けてますので………
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