今回は紫稀サイドオンリー。
それでは第12話、どうぞ。
Side.紫稀
ゼクトを交えて修行を始めて200年?300年?とりあえずそのくらい。
結構早かったなー。
キンクリのしすぎ?気のせい気のせい。
そういえば初めの10年くらいでエヴァが『
ゼクトに魔力運用とか習ってたけど他にも術式構成とか聞いてたっけ。
いきなり実践してくれたからな・・・。
今でも思い出せるよ・・・。
あの時のエヴァは色んな意味で可愛かったなー。
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「シキ。シキ。ゼクトに教えてもらって新しい魔法作ったんだけど見てくれる?」
「ん?どんなのだ?」
新しい魔法ね。修行し始めてから10年くらいだよな?10年?何か忘れてるな。
「じゃあやるね。
リク・ラク・ラ・ラック・ライラック
あー「闇の魔法」か。『おわるせかい』を取り込んで『氷牙姫』、ひょうがき、氷河期、ね。
氷の牙を持つ姫か。吸血鬼で吸血姫らしい名前かな。
「対象に触れたらそこから凍らせて砕けるの。絶対に砕けるから対人戦だと使い勝手は悪いけど無機物相手なら有効なんだよ。どうかな?」
「確かに私達の戦い方だとあまり使い勝手はよくないな。そこらへんは取り込む魔法で対応するしかないってところかな?」
んー私のアレもそろそろ見せた方がいいかなー?
「私の手札を1枚見せようかな。無銘、無銘っと」
「どんなの見せてくれるの?」
「まぁー見てなさいな。
ファル・ラス・セ・ラウス・セット・リリース
あっ、やっぱ驚いてる。可愛いなー。頭撫でよう。あっ、真っ赤になった。お持ち帰りしたい。って一緒にいるからお持ち帰りも何もないか。
「エヴァー?エーヴァー?」
そろそろ現実に戻ってきてもらわないと。
「シキ。なんで出来るの?さっき一度見せただけで出来たわけじゃないよね?前から出来たの?ねぇー?どうなの?」
そういえば見せてなかったもんな。使う機会もなかったし。
「前から出来たけど、それがどうした?」
「なんで一度も使ったり、見せたりしてくれなかったの!わ、私のこの10年間の苦労は一体・・・」orz
やばっ膝ついて笑ってるけど声が笑ってない!こわっ!!でも、可愛いからいいや。
「エヴァ、元気出しなって。手札を見せびらかすわけなんて三流や二流のすることをするわけないでしょ。だから今までだって普通の魔法と体術くらいしか使ってこなかったでしょ」
「そうだけど!そうだけどさ・・・。でも、私には教えてくれてたっていいじゃない・・・。それともシキにとって私はその程度だったの?」
「エヴァ、そうじゃない、そうじゃないんだ。これはさ、本当に切り札の一つだから容易に使うわけにはいかないんだ。だからね、分かってくれるよね?」
「分かった・・・」
「ありがとう。それじゃ、今夜は一緒のベッドで寝ようか、久しぶりに」
「本当?本当に本当?嘘じゃない?」
「本当だよ。嘘じゃない」
やっべ満面の笑みだ。どうしよう。今夜、理性保てたまま寝れるかな?
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あの時は大変だった・・・。ゼクトは遠くでニヤニヤしながら覗いてやがったし、寝るときなんてエヴァが抱きついてきて朝方まで寝れなかったなー・・・。まぁー愛らしい寝顔が堪能出来ただけいいか。
それから更に20年か30年くらいになってチャチャゼロ作ったんだったな。
アレも大変だった・・・。
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エヴァが「闇の魔法」作って喜んで見せに来たのが20年だったか30年前だったっけ?
あれから時々ベッドに侵入してくるようになって大変だった・・・。
いや、一緒に寝るのは吝かではないけれど、理性を保つのが大変だった・・・。
そういえば最近またエヴァが何か作ってるんだよな。自動人形に関する書とかゼクトに解説頼んだりしてたな。人形関連は基礎くらいしか分からんからな。
あれ、人形?ってことは、チャチャゼロ誕生フラグ?どんなかなー?
およっ?エヴァが何か持ってこっちに来るっぽいな。チャチャゼロでも完成したのかな?
「シキー。見てみてー。シキが言ってた人形を前衛にってのをやってみようと思って作ってみたー。どうかなー?」
「ケケケ、アンタガ旦那カ?強ソウダナ。チョット殺《ヤ》リ合《ア》ワナイカ?」
「うおっあぶねー。物騒な人形だ・・・。エヴァ、魂の作り方間違ったんじゃないか・・・?」
いきなり斬りかかってきたし・・・。最初から殺戮人形だったってことか!そうなのか!?
「え、えっと・・・。あはは・・・」orz
あっ、また膝ついてる。可愛いから撫でよう。
「隙アリダゼッ、旦那ッ!!」
「誰が、隙ありだって?」
流石チャチャゼロかな。戦闘技術が半端じゃないな。でも、相手するの面倒だから踏んどくか。
「グエッ!!」
「安心しろ。壊れないように押さえつけてるだけだ。大人しくしてろ。で、エヴァ。こいつの名前は付けたのか?」
確認しとかないとな。チャチャゼロじゃなかったら大変だし。
「あっ、うん。チャチャゼロって名前にしたの」
「そうか、チャチャゼロね。それじゃ、私はこれからゼロって呼ぶことにしよう、楽だし」
「話ハ終ワッタノカ?ナラ、旦那。キチント勝負シネーカ?」
「さっき誕生したばっかりみたいなのに、もう
「ソウ言ワズニ、殺ロウゼ」
「字が違うわ!!殺し合いなんて、誰がするか。本気になってうっかり殺しかねん。人形だろうと、魂だろうとだ。ゼロ。お前はエヴァの従者だろう。なら私の家族でもある。そういう存在を私に殺させるきか?」
「シキ・・・」///
「ツマンネーナ。ナラ今度手合ワセッテコトデ勝負ハシテクレヨ。ソレモ駄目ッテコトハナインダロ?」
あれ?エヴァが真っ赤になってる。そろそろ私の理性も危ないかも。
「その程度なら構わんよ」
「旦那、今の言葉ワスレンナヨ?」
「あぁーわかってる。で、エヴァ。そろそろ戻ってこーい」
「はっ!私は一体何を?」
「さぁー?最近はゼロ作るために一生懸命だったから疲れてるんだろ。今夜一緒に寝るか?」
「寝る!一緒に寝る!!えへへ・・・」(〃'∇'〃)ゝ
「ケケケ、頑張レヨ、ゴ主人」
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あの日から一人でいるとよくゼロが襲ってきたからな・・・。精神的に辛かった・・・。
疲れたと言えば100年くらい前だったかに麻帆良関連で大変だったな・・・。
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1600年代だったかな?麻帆良の世界樹を狙って
取引とか面倒だったな。
最初の使者が初っ端から土地をよこせとか言ってきて煩わしかったな。
そいつは正義の魔法使い(笑)だったから断ったらいきなり攻撃してきたしね。
一応殺さない程度に痛めつけてやったら、本国に戻って大軍連れてやってきたっけ?
あの時には既に麻帆良の土地にいた人たちもいなくなってたから別に困らなかったんだよな。
2度3度大軍でやってきたけどこっちが無傷で向こうを全員半殺し状態だったかな。土地すらも無傷だしね。
創ってあった【
創った時の思考は「殺さない刀」だったけど、まさか半殺しとはな。自分が一番驚いた。てっきりダメージすら与えられないのかと思ってたからな。
で、結局私が圧倒的に勝ちすぎたのか向こうがプライドを捨てたのか知らんけど最初にきた使者に指示してたらしいお偉いさんが話し合いしようとかやってきたんだっけ。
その時に使者の態度を録画しておいた映像見せてやったらいきなり顔が真っ青になって謝ってきて面白かったなー。勿論それも録画しておいたけど。ついでに土下座もさせてみたら本当にしたしな。
で、最終的に土地を貸すってことになった。年間750万ドル(円で7億5千万くらい?)。計算やマネー価値は現代を参考にしてみた。因みに貸す土地は全体の3分の2。世界樹を中心に半径500メートル、直径1キロ内には進入禁止。一応私が認めた人以外の不可侵の結界は張っておいた。球体でなくて円柱型で。地下5000キロくらいまで伸びてる。
年間750万ドルじゃあまり負担にならないっぽいけど、どうでもいいや。原作開始時には大体30億ドルくらいになるのか?
それと貸し出した場所以外の土地に入ろうとすると結界に弾かれる上に、侵入出来ても私の分身が迎撃するようにしてる。
あれ?当初の予定は世界樹周辺以外は売りに出すんじゃなかったっけ?
で、学園側の土地に私とエヴァと身内のための一軒家を作る予定だった気がするな?
どうしてこうなった?
まぁーいいか。大戦期乗り越えれば平穏な生活を手に出来るな。
大戦期を過ぎたら麻帆良のトップはぬらりひょんになってるだろうから学園側の土地に家作っても大丈夫か。学園側の麻帆良の警備員やってやれば喜んで家建ててもらえるな。
それに貸し出したけれど権利書はこちらが握ってるしな。
学園生活は楽しく平穏に過ごせるだろう。その辺は後々考えればいいな。
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麻帆良の問題も解決したし、エヴァの修行の方も終わったようなもんだからな。
そろそろ現実世界に出るか。ちょくちょく3人で遠出といえないものもしたっけ。基本スキマ移動だからすぐだし、遠出してる間隔がなかったしな。
それはそれとして今回はどこ行こうかなー。
そうだ、京都に行こう!神鳴流、神鳴流っと。
そうと決まれば、エヴァとゼクトを誘おうっと。
Side.end
魔法世界と旧世界での懸賞金の通貨はドラクマとドル。
原作第21巻193時間目で30万ドラクマで3年遊んで暮らせる発言があります。
つまり1年で10万ドラクマ。日本で遊んで1年暮らすなら毎日10万として365日で3650万円。
100円前後=1ドルとして大体35万から36万ドル。つまり10万ドラクマ=35〜36万ドル。よって1ドラクマ=35ドルなのですよ。
エヴァ様の原作額の600万ドルなので約172万ドラクマ。
現在の紫稀の1000万ドルなら約286万ドラクマとなりますね。
上記は勿論作者の独自解釈なので、鵜呑みにしないでくださいね?