世界の枠から外れた者   作:裂やん

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ぬらりひょん疑惑なくす必要なかったな・・・。
なくすにしてももう少し後の方が楽しくなったのに、何故早まった私!!

あとがきに紫稀を登場させて会話するべき?分からん。

そんなことを考えていた初公開時。

少しキンクリしてまた少しキンクリします。
そんな20話、どうぞ。


第20話

Side.紫稀

 

 ナギたちと共に魔法世界にきてずいぶん時間が経った。

 

 いつ頃からか自分たちのことを『紅き翼(アラルブラ)』と名乗り、自称【千の呪文の男(サウザンドマスター)】なナギに、知らない間に仲間になっていたアルビレオ・イマ。

 注意すべきはやはりアルビレオだろう。ことあるごとに私のキティをいやらしい目で眺めやがって!いつか後悔させてやろうと思う。死んだ方がましだと思えるくらいには。

 

 そんで今、私達は戦場にいる。

 

「くっ、遅かったか。ちッ・・気に入らねぇぜ」

 

 現在帝国側が連合側に攻め入っている。帝国の主な兵力は鬼神兵と艦隊。

 

「黄昏の姫御子・・・・なんだってそんなもん!?」

 

「歴史と伝統だけが売りの小国に他に手はないでしょう」

 

「だが王族だろ!?まだ小さな女の子だって話も聞くぜ」

 

「冷静になれナギ。やかましいぞ」

 

「俺は常に冷静だっつーの」

 

「どこが冷静だ。怒りの感情に飲み込まれかけてるじゃないか」

 

「そうだ。冷静さを欠けば死ぬのが戦場だぞ」

 

 喋りながら戦場を翔けるってのもあれだと思うけどな。死なないから大丈夫でしょう。

 

「戦争ですからね・・・向こうの真の目的もおそらく。それに少女の年齢も私同様見ためどおりとは・・・」

 

「その通りだ、アルビレオ」

 

「アオシキは黄昏の姫御子について何か知っているのですか!?」

 

 戦争中は人前では狐の仮面を被って零崎蒼識(ゼロザキアオシキ)と呼ばせるようにしている。キティの方も同じく仮面被ってもらって零崎音織(ゼロザキオトオリ)と呼ばせてる。【闇の福音(ダーク・エヴァンジェル)】の音から取ってみた。

 

「あぁー。彼女の見た目が少女のままなら恐らく成長阻害といった類の薬や魔法を掛けられているはずだ。なんたって私が彼女とあったのは100年ほど昔だからな」

 

 あの鬼神兵が向かっている塔はまさか!?

 

「喋ってる暇はなさそうだ。ナギ先行してあの塔に向かってる鬼神兵を駆除しろ!」

 

「へいへい、人遣いが荒いぜ。一応俺がリーダーのはずなんだがな」

 

 そうはいってもあまりリーダーぽくないわけだしな。

 

 よしっ。ナギはきちんと阻止できた様だな。俺たちも急がないと。

 

「そんなガキまでかつぎ出すこたねぇ。後は俺に任せな」

 

「お・・お前は・・・・赤き翼・・・・千の呪文の・・・」

 

「そう!!ナギ・スプリングフィールド!!またの名をサウザンドマスター」

 

「自分で言ったよコイツ・・」

 

「フフフ、ノリノリですね」

 

「うわぁー痛い子がいるわー」

 

「全くだな。こんなやつと私達を同格扱いされたくない」

 

 本当本当。

 

 あっ。そういえばナギはまだ『千の雷(キリープル・アストラペー)』はまだアンチョコないと無理だったっけ・・・。

 

百重千重と(ヘカトンタキス・カイ)重なりて(キーリアキス)走れよ稲妻(アストラプサトー)・・・———」

 

 無詠唱をあわせてやるか。

 

「行くぜオラァッ!!」

 

「「『千の雷(キリープル・アストラペー)』」」

 

 なんか後ろの魔法使いが驚愕というか驚いてるけどうざいな。詠春とアルビレオもきちんと働いてるようで、関心関心。キティはちゃんと働いてくれるの分かってるもんね!!

 

「安心しな俺達が全て終わらせてやる」

 

 さてナギが話してる隙にアスナのところへ行こうっと。

 

「な・・・しかし・・敵の数を見たのか!?お前達に何が・・・」

 

「俺を誰だと思ってるジジィ」

 

 馬鹿じゃないの?

 

「俺が最強の魔法使いだ。魔法学校だきゃ中退だがな」

 

 人間としては最強だと思うよ?全世界最強は私だろうけど。

 

「あんちょこ見ながら呪文唱えてるあなたが言っても今ひとつ説得力がありませんね。フッフッフッ」

 

「そこの変態の言うとおりだな。せめて得意魔法だけでもあんちょこなしで唱えれるようになれ」

 

「あーあーるせーよ。だから中退っつてんだろ」

 

 キティとアルビレオの言うとおりだと思うよ?流石にそろそろあんちょこは卒業してくれよ。

 

「るせーっつってんだろオトオリ、アル。俺は俺のやりたいよーにやってるだけだバーカ」

 

「お前の方がバカだけどな。さて、アスナ久しぶりだね。約100年ぶりになるかな?」

 

「お前はっ!?【全てを統べる者】!!」

 

 モブの癖に空気読まないとか・・・。それになんだ、その厨二病な二つ名は・・・。

 

「シ・・・キ・・・・・?」

 

 おっと。鬱ってる場合じゃなかった。

 

「そうだよ、シキだ。元気してたかな?」

 

「ワカ・・・・ラ・・・・ナイ」

 

「嬢ちゃん名前は?」

 

「ナ…マエ・・・・・・・?」

 

 ナギェ・・・。お前も少しは空気読んでくれよ・・・。

 それにしても精神や感情の阻害関係の薬とかも使ってるな。ふざけたことをするようになったもんだな。

 

「アスナ・・・・アスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア」

 

「なげーなオイ。けど・・・アスナか。いい名前だ」

 

「アスナ待ってて」

 

「いくぞ、アオシキ!オトオリ!アル!詠春!」

 

「憂さ晴らしにはなるかな?」

 

「なってもらわんと困る」

 

「はいはい」

 

「やれやれ」

 

「敵は雑魚ばかりだ。行動不能で充分だぜ」

 

 それ力による蹂躙。戦いというのもおこがましかった。

 

 私とキティとナギで『千の雷(キリープル・アストラペー)』『燃える天空(ウーラニア・フロゴーシス)』『おわるせかい(コズミケー・カタストロフィー)』といった広域殲滅呪文を唱え、アルビレオが重力魔法を駆使し、詠春が広範囲用の神鳴流奥義を使用する。

 

 爺どもは私達が戦闘中にアスナを下げたか。また空間魔法を使った牢獄に繋ぎとめてるんだろうな!戦争が終わったら必ず自由にさせてやる!!

 

「アオシキ。落ち着け。さっきの魔法使いが外道なのは分かったがここで怒っていても意味がない」

 

 そうだな。来るべき時期が来れば助け出せるはずだ。

 

Side.end




今回は会話がメイン。
描写が少ないね・・・はい・・・。

次回、ラカン登場までキンクリ!
ゼクトとの再会シーンもカットだ、カット!!
どこで出会ったのか分からんのに書けるか!?
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