世界の枠から外れた者   作:裂やん

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3話連続更新!

ちなみに現在、SAO‐ExE‐を観ながらの投稿です。


あのキャラにスポットを!
そんな21話、どうぞ。


第21話

第21話

 

Side.紫稀

 

 私達は今、飯の支度をしている。

 

「んっふふ〜こいつが旧世界は、日本の鍋料理ってやつかぁ」

 

 ほら、原作でもあったじゃないか。ラカンがやってくるところだよ。

 

「じゃ、早速肉を〜♪」

 

「あっ、ナギ、おまっ・・何、肉を先に入れてるんだよ」

 

「トカゲ肉でも旨いのかのう?」

 

 鍋のやり方がなってないな・・・。その辺は詠春に任せるが、面倒だから!

 

 それにしても何だかんだでゼクトと再会出来てよかった。

 

 あの時は結構大変だったな。

 

 私とキティは認識阻害の魔法掛けて狐の仮面被ってたからゼクトには気付かれなかったからな。解く前にナギのやつが話し掛けてたしな。なんだか知らんがナギとゼクトが戦ってたしな・・・。

 

 

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 今、私達は戦争で活躍しすぎたのか辺境に左遷させられていた。

 

「おい、なんかあそこにガキが一人いるぞ?」

 

 ん?どれどれ?ってあれってもしかしてもしかするんじゃね?

 

「(なぁーシキ。私の気のせいでなければ見覚えのあるヤツじゃないか?)」

 

「(私もそう思う。だけどまずはナギに任せてみよう。仮面と認識阻害は解かないようにな?)」

 

「(分かった。あれが本人なら厄介なことにはならんだろうしな)」

 

 と、思ってた時期が私達にはありました。

 

「って、何で戦闘になってんだよおおおおおー!?」

 

 キティと話している間に一体なにが・・・?しかも、あの実力はまさしくゼクトじゃねーか!!

 

「おや、見てなかったのですか?ナギが話し掛けてたらどうやらあの少年を怒らせたようで、戦闘になったんですよ」

 

 え?マジで?ゼクトが怒ることって一体・・・?私達ですら知らんぞ?一体何を言ったんだ、ナギ!?

 

「最初は穏やかに話してたようなのですが、小さいとか言われて何か言い返してナギが怒り出したようで、その後にナギが何か気に障るようなことを言ってたようですが、生憎その辺は聞こえなかったんですよね」

 

 小さいって言われたくらいなら別に怒りはしないだろうけど・・・。本当何を言ったんだ?あいつの沸点はかなり高いんだぞ?

 

『お主のようなガキに心配されるような年でもないわーー!?』

 

 え?まさか年のこと?いやいや、まさかね・・・?

 

『どう見たって俺より小せぇーじゃねーか!!ガキは大人しく家に帰って飯食って寝てやがれ!!』

 

 なんてー言い争いだ・・・。

 

「おやおや、大変ですね。お互い広範囲用の上位魔法唱え始めましたよ?」

 

「はっ?ナニヲオッシャル、ヘンタイ?」

 

「いえいえ、見てくださいよ?」

 

 と、私はアルビレオに指差された方向を見てみると。

 

『———来れ(エピゲネテート)巨神を滅ぼす(アイタルース・ケラウネ)燃え立つ雷霆(ホス・ティテーナス・フテイレイン)———』

 

『———来れ(エピゲネテート)浄化の炎(フロクス・カタルセオース)燃え盛る大剣(フロギネー・ロンファイア)———』

 

「おいおい、やめてくれよ、このままじゃ余波が俺たちにまで影響するじゃねーか!キティ!今すぐゼクトを抑えろ!なぎは私が抑えるから!仮面と認識阻害解いていいから!?」

 

「分かっている!くそっ!!めんどうな!?」

 

「このバカ共が!周りを考えて使う魔法くらい選べ!!」

 

 ゼクトのほうはキティに任せて、私は縮地でナギに話しながら蹴りを入れる。

 

 どうやらキティのほうもゼクトを抑えることが出来たようだ。まぁーゼクトがナギの近くに移動した私と自分の近くにいたキティの存在に気付いて詠唱を中断したようだけど。

 

 すぐに起きたナギにはOHANASIしておいた。

 

 

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 その後何だかナギとゼクトがお互い謝ってたな。で、気付いたらゼクトが師匠になってた。

 

 すまん、嘘だ。私とキティが推薦したんだ、ナギの矯正のために。

 そのお陰か雷系の魔法はアンチョコなし、『白き雷(フルグラティオー・アルビカンス)』や『紅き焔(フラグランティア・ルビカンス)』と同等とそれ以下の他属性の魔法もアンチョコなしで使えるようになってた。『雷の暴風(ヨウィス・テンペスタース・フルグリエンス)』と同等かそれ以上のだと流石にアンチョコいるっぽいけど。

 

「いいじゃねぇか、旨いもんから先でよ、ホラホラ」

 

 これで使える魔法も一応二桁になってたから原作よりは少しばかりは強いだろう、きっと。バカなのは相変わらずだけど、うん。

 

「バッ、バカ。火の通る時間差というものがあってだな。まずは野菜を入れて・・・あーちょッ」

 

「あーうっせ、うっせーぞえーしゅん」

 

「あっ、しらたきのそばに肉を入れるんじゃない。肉が硬くなる」

 

「フフ・・詠春、シキ。知っていますよ。日本では貴方たちのような者を、【鍋しょ「奉行な」うぐ・・ん・・・」

 

 【鍋将軍】に見事に被せてみたぜ。実はこれやってみたかったんだよ。かなりの精神的ダメージを受けたようだ、ざまぁ。

 

「奉行?なんだそれ」

 

 知ってるわけないよね、バカだもんね。

 

「確か奉行と言うのは昔の日本の職業の一つじゃったかのぅ?」

 

 おっ、流石ゼクト。覚えてたんだね

 

「それで鍋奉行ってのは鍋料理を実質的に仕切るやつのことだな」

 

「へー」

 

「詠春、全て任す。好きにするが良い」

 

「あ、あぁー・・・」

 

 なんか詠春の反応がいまいちだな。まぁーいいや。早速いただきますか。

 

「おお、これは醤油か。相変わらずうまいのう」

 

「ホントだ。うめえっ!?」

 

「これこそが日本の誇る醤油だよ」

 

「それに大根おろしですね」

 

 ていうかアルビレオの日本知識ってどこから仕入れてるんだ?私達は一切話してないんだがな?

 

「これがしょうゆか、スゲェうめえっ」

 

「ナギ、お前は日本に来たとき寿司食ったろ」

 

 やっぱナギは、三歩あるけば忘れる残念な脳なのか・・・。因みに私とキティは黙々と食うだけだ。きちんと野菜もな!肉しか喰わんやつらとは違うのだよ!

 

「姫子ちゃんにもくわしてやりたいくらいの旨さだな」

 

 姫子ちゃんって・・・。なんて残念なネーミング。

 

「姫子ちゃ・・・?ああ、オスティアの姫御子のことじゃな?」

 

「まあ・・・戦が終われば彼女を自由にする機会も掴めるやも・・です」

 

「その戦だが、やはりどうにも不自然に思えてならん」

 

 今更か。いや、戦う力しかないからしょうがないのか。

 

「何が?」

 

「何もかもだよ。お前が言い出したんだろうが、鳥頭。それと肉ばかり喰うな」

 

「詠春、ナギはバカだから自分で言ったことも覚えてないだけだ。それとナギは野菜だけ喰ってろ」

 

 あっ、なんか来た。鍋引っくり返っちまってるな。ナギたちは肉しか取ってないし・・・。私とキティは万遍なく回収してるよ?予備の器も引っ張り出して取り残されたのも全部回収したもの。てことで、これは全部私達のものー。

 

「食事中失礼〜〜ッ。俺は放浪の傭兵剣士、ジャック・ラカン!!いっちょやろうぜッ」

 

 失礼だと思うならやめろよ、筋肉だるま・・・。もしくわ鍋に直撃させるな。

 

「何じゃ?あのバカは?」

 

「帝国のって訳じゃなさそーだな。えいしゅ・・ぉ、お!?」

 

「フ・・フフフフ・・」

 

 あれま。回避しそびれたか、詠春。剣士ならこれくらいは回避してほしいもんだがな。

 

「どーしたー来ねーのかぁーー。来ねーならこっちから・・いッ」

 

 中々の瞬動だな。詠春も大分、腕を上げてきたしな。鶴子のところまでは流石にまだ遠いけど。

 

「おほ」

 

「斬る」

 

 語尾になんてつけんな、筋肉達磨。きしょい!

 

「お?詠春の攻撃凌いでるぜ」

 

「あの大男やりますよ。見たことがあります。ちょっと前、南で話題になった剣闘士ですよ」

 

「ただの筋肉達磨だよ。詠春がんばー」

 

 ってシキはシキは棒読みで応援してみる。

 

「ちょっタンマタンマ。あんたマジでつえぇな。ちょい待たね?」

 

「ふざけるなっ。やる気なら本気を出せ貴様ッ!」

 

「へっそ-スか。けど6対1だし本気を出す訳にはいかんのよね。あんた達の情報はリサーチ済みだぜっ!?」

 

 6対1だから本気を出す訳にはいかないってどういう意味なんだ?その後の相手するために力を温存しておきたいってやつか?ん?カプセル出したな。これで詠春の負けだな。

 

「情報その1.生真面目剣士はお色気に弱い」

 

「くっ・・・卑劣な。いや、何のこれしき。心頭滅却すれば火もまた——」

 

 何故目を閉じる?

 

「フ。ホイ一丁あがり。ぬんっ」

 

 ん?今のは『雷の暴風(ヨウィス・テンペスタース・フルグリエンス)』か。てか、ナギ。不意打ちって仕返しのつもりか?

 

「おう、出たな・・情報の4。赤毛の魔法使いは弱点なし。特徴、無敵」

 

 それって情報なのか?と言うか特徴って赤毛の魔法使いってところだろ。それに弱点ならあるんだがな?アンチョコないと使えない魔法がまだあるし。

 

「てめぇら、手ェ出すなよ」

 

「言われずとも」

 

「バカの相手はバカにさせるのが一番じゃ」

 

「面倒だから元々やる気ないし。音織、鍋作り直そう」

 

「私もやらん。そうだな、蒼識」

 

 それに私が出たら筋肉達磨が大変なことになるしね。

 

「奇遇だな小僧。俺も南じゃ無敵と滅法噂の男だ。まぁー1回だけ負けたことがあるんだがな」

 

「へっ、おっさんいいのかよ?剣なしで。ついでに俺も1人だけ勝てないヤツがいるんだよな」

 

「心配すんな。俺は素手のが強ぇ。そいつどこにいるんだ?」

 

「そこにいるだろ、狐の仮面の。は」

 

「フン。あんま強そうに見えないな」

 

 戦闘始まったっぽいね。のんびり観戦するか、宙にコンロごと鍋浮かせ喰いながら。それと人のこと話題にしてんじゃねーよ。

 

 それにしても気合だけで『千の雷(キーリプル・アストラペー)』を耐えれるってのはおかしいよな、本当。ていうか広域殲滅魔法を気軽にポンポン使ってんなよな。

 

 

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 んで13時間後。環境破壊も甚だしくなってきたところで終了っと。

 

「フ・・フフ・・・やるじゃねぇか小僧」

 

「あんたこそな」

 

 なんか男同士の友情ってヤツが発生したようだ。

 

「いや、6対1で挑んでおいてこの様じゃあ・・・俺の完敗か」

 

「俺は・・俺に並ぶ人間が3人もいたってことで満足だぜ」

 

「そろそろいいか、バカ共。久しぶりだなジャック・ラカン」

 

「なっ、てめぇはまさか・・・!?」

 

 仮面外して声掛けてみたんだ。きちんと覚えていたようだし、よかったよかった。

 

「そのまさかだ。お前が無敵と呼ばれていたときに唯一勝てなかったシキ・カミギだよ。んじゃあな」

 

「コラ、てめぇ・・・シキ・カミギ!ナギ・スプリングフィールド!リベンジすんぞ。必ず決着・・つけてやる・・ぜぇっ」

 

「やだよ、めんどくせぇ。それに私はキティと過ごすんで忙しいんだ!」

 

「その通りだ。シキは私と過ごすので忙しいんだ!」

 

「おお——いつでも・・こいや、筋肉ダルマぁ。戦争やってるより気が晴れらぁな」

 

「止めを刺せばよいのじゃ」

 

「気に入ったんだろ」

 

 地味にゼクトの台詞は酷いよな。止め刺そうと思えば刺せるけどな、【直死の魔眼】的に。

 

 さて、これからどうなることやら・・・。

 

 

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 その後、度々筋肉達磨から襲撃された。主に飯時が多かったのは嫌がらせか何かか?

 

 それと、なんか知らんがいつの間にか筋肉達磨が仲間になってた。・・・原作読んでた時も思ったが一体何故?

 

Side.end




カットするつもりだったんですけどね?
何故か書いちゃった、テヘッ(エヴァの顔でご想像ください)

次回は恐らくアリカ姫の出番なり!
アリカはハーレム確定者なのでナギ側のためにオリキャラの王女出します。
テオドラはラカン側でいいですよね?面倒だし。
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