世界の枠から外れた者   作:裂やん

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5話連続投稿也!

子安さん、最高な演技です!!
ていうか普通に地じゃね?

色々と省くよ!
そんな23話、どうぞ。


第23話

Side.other

 

 「帝国」と「連合」

 二つの巨大勢力に挟まれて翻弄され続けてきた王国の王女。

 アイネ・アナルキア・エンテオフュシアとアリカ・アナルキア・エンテオフュシア。

 

 彼女らは自ら調停役となり戦争を終わらせようとしたが力及ばず、【紅き翼(アラルブラ)】に助けを求めてきた。

 

「要するに戦争やりたいやつらがいるんだろ。まーた「あいつら」か!?」

 

「【完全なる世界(コズモエンテレケイア)】・・帝国・連合だけでなく、歴史と伝統のオスティア内部にまでシンパがいるようだ」

 

「世界全てが彼らに操られているようです・・やはりこれは思った以上に根が深い・・」

 

「その通りだな」

(何がしたいかは大体知っているがな)

 

 【完全なる世界(コズモエンテレケイア)】・・・この謎の集団を彼ら、【紅き翼(アラルブラ)】は当初、国際マフィアや死の商人・・・つまり「戦争があると儲かる」奴らが作った組織だと踏んでいた・・その真の正体と目的を知っている紫稀以外は。

 

 そこで彼ら【紅き翼】は休暇を利用し、【完全なる世界(コズモエンテレケイア)】について独自の内偵を開始した。

 ナギやジャックと言った戦闘担当と、ガトウやタカミチ、アルビレオといった調査担当に分かれていた。

 そんな中でも彼らは思い思いの休暇を満喫していた。・・・多分。

 

Side.end

 

 

 

Side.紫稀

 

 一応私は戦闘調査、両方担当であるが、今日は休みだった。そう。だった(・・・)のだ。

 

 それなのに今、私は街中を歩いている。勿論認識阻害の魔法を掛けてだ。

 そこまではまだ、許容範囲だ。じゃあ、何が許容範囲外かといわれると、私の隣にいる人物たち(・・)だ。

 まず右にキティがいる。うん、妻だからこっちは大丈夫だね。そして左。そこにはなんと・・・アリカがいる。

 Why?一体何故?誰か説明してくれよ?

 

 そうだな。こうなった経緯を思い返してみよう。

 

 数時間前のことだ。

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

「ナギ、買い物に付き合いなさい」

 

「なんで俺がッ!勝手に一人で行ってろ!」

 

 あっ、アイネ王女に殴られてら。王家の魔力をこめられると地味に痛いんだよね。ジャックもナギのほっぺにある紅葉を見て笑ってやがる。

 

「シキ。妾の買い物に付き合ってくれぬか?」

 

 え?アリカさん、貴方はいったい何を言ってるんですか?

 

「おい、アリカ。貴様、妻がいる前でよく人の夫を誘えるな?」

 

 あれ?キティさん、なんでそんなに怖い笑顔なんですか?私のせいじゃないですよね?

 

「別に良かろう、買い物くらい?それとも【闇の福音(ダーク・エヴァンジェル)】は心が狭量なのか?」

 

 あの、それ、挑発してますよね?ねぇ!?これから私は一体どうなるんですか!?

 

「ほう、そうくるか。まぁー買い物くらいは良かろう。ただし、私も同行させてもらうぞ?」

 

「構わぬが?」

 

 あっるぇー?私っていつの間にアリカさんにフラグ建てたの?

 

——10年前の襲撃のときだ——

 

 あぁーなるほど。それはつまり、「吊り橋効果」って奴ですね?

 

——正解だ。てことでアリカも一緒に攻略しろよ?——

 

 えっ?キティを一途に想う人生じゃなかったのか?

 

——そんなわけないだろう?それと愛人が何人いようとも気にしないようにエヴァをちょうk・・・ゲフンゲフン。しt・・・じゃなかった。教育・・・そう教育だ!教育しとけよ?これから先、お前はフラグを乱立させる予定なんだからな?——

 

 はっ?なんだこの電波?私がフラグを乱立させるって?一体なんのこっちゃ?私はあくまで紳士だぞ?どこぞの不幸なフラグ建築士じゃないんだぞ?いやいやマジで!?

 

——そうは言っても無理なものは無理だ。宇宙意思とかじゃなくて読者(みんな)の希望だからさ?諦めろ。勿論正妻はキティだからそこは安心しとけ——

 

 現実逃避から逃避するために現実を見ることになるなんて・・・。でも、現実の方がまだ精神的にはつらくない・・・はずだ!多分・・・きっと・・・めいびー・・・。

 

「それじゃ、シキ出掛けるぞ!?」

 

「いくぞ、シキ!?」

 

「私の意見は?」

 

「「そんなものは存在しない!?」」

 

 結構仲いいじゃないか・・・。

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

 それが数時間前のことだ。鬱だ、死のう・・・。あっ、不死だから死ねなかったわ。

 

 それと何か見張られているような気配がするんだが・・・。

 

 ズズンッ

 

 なんか爆発音が聞こえたな。あーあいつらか・・・。

 

 それとなんかこっちに向かってくる人影が・・・。あれ?ナギとアイネ王女じゃね?何で目の前に降りてくんだよ・・・。原作っていうご都合主義ですか、分かりましたよ・・・。

 

「大丈夫か姫さん」

 

「うむ」

 

 あれ?まだ私達に気付いてない?

 

「くそっ、こんな街中でデカイ魔法使いやがって。死人出てねぇだろうな」

 

「やはり今のは・・・」

 

「あいつらだろうな。私達かお前達が狙いかは知らんが」

 

「あ?シキじゃねーか。エヴァとアリカ姫も一緒か」

 

「まぁーな。気付いたらこうなってた。そんで手は打ったのか?」

 

「あぁー追尾魔法掛けておいた。んじゃ姫さんたちはシキとエヴァと一緒に皆のところに帰ってろ。俺は奴らの本拠地をぶっ潰し・・ぐえっ」

 

 あ、アイネ王女がナギのローブ掴んだ。若干首が絞まったようだな。どうでもいいや。

 

「私も行こう」

 

「ああ?」

 

 やっぱりそういう流れですか・・・。

 

「シキやエヴァが一緒でもここに私達王女二人を残しておく方が危険だと分からんか、愚か者め。それに私達の魔法は役に立つ。忘れたとは言わさんぞ、鳥頭」

 

「・・・・ハッ・・いいぜ姫さん。ついてきな!!」

 

「んじゃ、私達もいくとしますかね。護衛対象は二人。護衛は三人。ナギはアイネ王女を、キティはアリカを優先に護れ。向かってくる奴らは私が沈める」

 

「いいぜ。でも、少しはこっちにも分けろよ?」

 

「残ったらな。それじゃ行こうか」

 

「「「「おう(ああ)!!」」」」

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

 そんなこんなで数時間が経った。本拠地は完全に潰した私達は拠点に戻っている。

 

「紫稀殿とエヴァ殿と貴様は一昼夜、アイネ王女殿下とアリカ王女殿下を連れ回した挙句、その敵本拠地を壊滅させてきたのですか!!どんな夜遊びだそれはっ!!」

 

「まあ・・・。後は警察に任せてきたけど」

 

 ただいま詠春に説教されています。キティも受けてるんだぜ?勿論、私達は無視してるけど。

 

「敵の下部組織を潰しても意味はないっ!何の為に秘密裏に調査してると・・大体、万が一王女殿下たちにお怪我でもあったらどうする気だ!!」

 

「姫さんたちはノリノリだったぜー?「楽しかったー」とかって」

 

「そうだぜ、詠春」

 

「それにナギ(バカ)はともかく私達はアリカに連れまわされたんだ」

 

 キティの言うとおりだ。

 

「嘘をつかないでくださいっ!どうせ貴様が無理矢理連れ回したんだろう!姫にこんなご迷惑をおかけするとは。どうお詫びすればよいか、国際問題級の・・・」

 

 長い・・・。いい加減にしてくれ。

 

「詠春さーん」

 

 ん?タカミチとゼクトか。

 

「あのコワイお姫様たちが今、廊下で僕に向かってニッコリ・・僕ビックリしちゃって・・あ、なんかナギさんとシキさんにお礼を伝えて、だそうです。確かに笑いましたよねっ」

 

「うむ、驚いたのじゃ」

 

 ナイス天の助け!!今度修行見てやるか。でもコワイなんて言っちゃいかんよ。

 

「・・・・・ッ」

 

「な?」

 

「だから言ったろ?」

 

 あっアルビレオが後ろで笑ってら。笑いをこらえようとしてるけど、こらえきれてねーよ?

 

「それに・・ちゃんと証拠も見つけてきたぜ」

 

「な・・それは・・」

 

 とりあえずお小言は終了ってことでいいんだよな?

 

 

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 それから更に数時間。

 

「あの証拠があれば戦を終わらせられるのだな?つまり」

 

「ま、多分な」

 

「では。それはお前に任せる」

 

「あんた達もよくやるぜ。戦火の中、こんなボロ舟で帝国第三皇女と接触しにいこうってんだからな」

 

「なんじゃ、心配しているのか?」

 

「へ?心配?何の?」

 

 やっぱりナギはバカだったか・・・。女心くらいは察しろよ・・・。アイネ王女のほうも自身の気持ちにはまだ気付けてないようだけど。

 

 念のためにアイネ王女とアリカの影にキティを潜らせておいたけど大丈夫かなー?まぁー大丈夫だろう。死にそうになるまで影から出ないようには言っておいたけど。

 

 そんじゃこちらも動くとしますかね。

 

『あの執政官(コンスル)がテロに関与!?確かなんだね、ヴァンデンバーグ元捜査官』

 

「ハ。確たる証拠があります」

 

『よくやった。これで上手くいけば・・・これ以上の無意味な戦線拡大を止められるやもしれぬ。弾劾手続きだな。法務官(プラエトル)を呼ぼう。証拠の品とナギ君を連れてきてくれ』

 

「了解しました」

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

 そして再び数時間。

 

 今私達は議員のところに来ている。

 

「マクギル元老院議員」

 

「御苦労。証拠品はオリジナルだろうね?」

 

「ハ・・法務官(プラエトル)はまだいらっしゃいませんか」

 

法務官(プラエトル)は・・・・・来られぬこととなった」

 

「・・・・・・・・・ハ・・?」

 

 偽物、偽物っと。

 

「・・あれから少し考えたのだがね、せっかくの勝ち戦だ。ここにきて・・慌てて水を刺すのも、やはりどうかと思ってね」

 

「・・・・・」

 

「ハア」

 

『ナギ、気付いたか?』

 

『あー本物じゃないな』

 

「いや・・その。私の意見ではない。そう考える者も多いという事だ。時期が悪い。時を待つのだ。君達も無念だろうが、今回は手を引いてだな・・・」

 

 別に時期が悪いとは思わんがね。まぁー所詮は偽物だしな。

 

「待ちな」

 

「?」

 

「あんたマクギル議員じゃねぇな、何もんだ?」

 

 おっ?無詠唱の『紅き焔(フラグランティア・ルビカンス)』か。まぁー私は【直死の魔眼】発動させて、その背後に回ってるんだけどな。気配を断って。

 

「「な・・・」」

 

「ちょ———ーっ!?ナギおまっ・・何やってんだよッ。元老院議員の頭いきなり燃やしておまっ・・」

 

「バーカ。よく見てみなおっさん」

 

「何っ・・」

 

「・・よくわかったね、千の呪文の男。こんな簡単に見破られるとはもう少し研究が必要なようだ。それと【全てを統べる者】も気付いていたようだね」

 

「ちっ、狙いがそれたか。せっかく一撃であの世に逝かせてやれたってのによ。まぁー左腕を落とせたのは僥倖かね、アーウェンルンクス」

 

「一体どうやって背後に回ったんだい?全く気付かなかったよ。それとそれを知られているとはね」

 

「それは企業秘密ってな。で、議員は?」

 

「本物のマクギル元老院議員は残念ながら、既にメガロ湾の底だよ」

 

「てめぇっ」

 

「通しませんよ」

 

「くらえ」

 

 あれが炎と水の魔法使いか。まぁーいいさ。殺しても構わないだろうし。

 

「強ぇぞやつら!」

 

「ハッハ。だが、生身の敵だ。政治家だ何だとガチ勝負できない敵に比べりゃ、万倍!!!戦いやすいぜッ!!」

 

「フ・・」

 

 あっ、まっずー。

 

「奴を止めろ!」

 

「わ、わしだ!マクギル議員だ・・うむ、反逆者だッ!ああ、うむ、確かだ。奴らに暗殺されかけたっ・・は、早く救援を頼むッ。スプリングフィールド、ゼロザキ、ラカン、ヴァンデンバーグ。奴らは帝国のスパイだった!奴らの仲間もだ!今も狙われている。軍に連絡をッ・・」

 

「げ」

 

「あぁーあ」

 

「やられたな」

 

 逃げるための準備しておこうっと。

 

「君たちは少しやりすぎたよ。悪いが退場してもらおう」

 

「そうは問屋が卸さない。そういうことで、強制転移。対象・ナギ、ジャック、ガトウ。自身転移。じゃあな、‘地’のアーウェンルンクス」

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

「昨日までの英雄呼ばわりが、一転、反逆者か。ヌッフフ、いいねぇ。人生は波乱万丈でなくっちゃな♪」

 

 なんでお前はそこまで軽いんだ・・・。

 

「タカミチ君たちは脱出できたかな」

 

「・・・・姫さんたちがやべぇな」

 

「そんじゃ、捕らわれのお姫様たちを助けに行きますかねー。とりあえずはアルビレオたちと合流するのが先だな」

 

 さーてキティたちは無事かな?そこまで心配はしてないけどな。

 

Side.end

 

 

 

Side.アリカ

 

 妾たちがここ、『夜の迷宮(ノクティス・ラビリントゥス)』に閉じ込められて2,3日といったところか。

 助けはまだ来ぬのか?

 

「遅いな、奴らは・・・」

 

 姉上も若干苛立ってきておるようだ。

 

「奴らとは一体なんじゃ?」

 

「あぁー、テオドラ第三皇女。奴らとは我らの騎士のことだ」

 

 ん?何か表が騒がしくなっておるの?

 

「騎士?そなた等には騎士がいたのか?」

 

「それは当然であろう?いない方がおかしいと思うのだが?」

 

 ズズゥンとか聞こえてくるのじゃが、もしかして?

 

「やっと来たか。アイネ王女、アリカ、テオドラ第三皇女。迎えが来たようだぞ」

 

「なっ、エ・・・オトオリ!お主いつからそこにいた!」

 

「今回の会談に向かうときからに決まっているだろう」

 

「ならば何故、ここに閉じ込められる前に助けなかった!?」

 

「アオシキの指示で、殺されかけたりしない限りは極力影に潜んでいろとな」

 

 なるほど。エヴァンジェリンは発信機みたいなものか。

 

 と思っていたらいきなり壁が崩れた。そこにいたのは。

 

「よお、来たぜ姫さんたち」

 

「待ったか?」

 

「遅いぞ、我が騎士」

 

「妾たちを待たせるとはいい度胸だな」

 

 シキとナギだった。

 

Side.end

 

 

 

Side.紫稀

 

 私達はお姫様たちを連れて、『夜の迷宮(ノクティス・ラビリントゥス)』から脱出後、オリンポス山の『紅き翼(アラルブラ)』の隠れ家にやってきていた。

 

「何だ、これが噂の【紅き翼】の秘密基地か!どんな所かと思えば掘立小屋ではないか!」

 

「俺ら逃亡者に何を期待してたんだ、このジャリはよ」

 

 と言うか私の魔法球あるから外見なんてどうでもいいしな。

 

「何だ、貴様、無礼であろう」

 

「へっへーん、生憎ヘラスの皇族にゃ貸しはあっても借りはないんでね」

 

「何ぃ?貴様何者だ」

 

「あのやけに元気な少女が・・」

 

「ええ、ヘラス帝国第三皇女ですね。アイネ姫とアリカ姫との交渉の為に出向いた所を一緒に敵組織に捕縛されていたのです」

 

 元気すぎじゃないか?

 

「さーて姫さんたち。助けてやったはいいけど、こっからは大変だぜ。連合にも帝国にも・・あんたの国にも味方はいねぇ」

 

「恐れながら事実です。王女殿下方。殿下たちのオスティアも似たような状況で・・最新の調査ではオスティアの上層部が最も「黒い」・・という可能性さえ上がっています」

 

「やはりそうか・・我が騎士よ」

 

「だぁらその「我が騎士」って何だよ、姫さん。クラスでいったら俺は魔法使いだぜ?」

 

 ナギもいい加減その問答はスルーしろよ。

 

「もう連合の兵ではないのだろう。ならばお前は最早私のものだ」

 

「な・・」

 

 アイネ王女も言うねー

 

「連合に帝国・・そして我がオスティア。世界全てが我らの敵という訳じゃな」

 

「じゃが・・・お前とお前の【紅き翼】は無敵なのだろう?」

 

 ジャック・・・。お前は無敵って言葉に反応するなよ。そしてそろそろ降ろしたらどうだ?

 

「世界全てが敵———良いではないか。こちらの兵は9人。だが最強の9人だ。

 

 ならば我等が世界を救おう。我が騎士ナギよ。我が盾となり剣となれ」

 

「・・へ。だから俺は魔法使いだっつーのに・・やれやれ、相変わらずおっかねぇ姫さんだぜ。

 

 いいぜ。俺の杖と翼、あんたに預けよう」

 

 名シーンだねー。それとなんかアリカが私の目の前に来た上に、アイネ王女も何か言おうとしてるんだけど、一体なんだ?

 

「そしてシキよ。我が妹の騎士となれ」

 

「は?」

 

 いきなり何を言ってるんだ、このお姫様は。

 

「誰の騎士でもないのだろう?ならばアリカの騎士になってもよかろう?結構仲は良いようだからな」

 

 面倒なことになった・・・。これ受けたら受けたでキティに色々いわれるだろうし、断ったら断ったらで王女二人に問い詰められるんだろうな・・・。しょうがない。腹を決めるか。

 

「いいだろう。私の持てる力全てで、アイネ王女の、アリカ王女の助けとなろう」

 

 それを聞いたアリカの顔がとても穏やかだったのを私は知らない。

 

 

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 

 

 結局その後、キティにいろんな意味で絞られたとさ・・・。

 

Side.end




色々と端折ってる上にメタ発言満載!
そして無理やり感たっぷり!

次回、反撃開始かな?
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