SAO2期がもうすぐ放送開始ということで、外伝でSAOモノを書いてしまったわけですが。
あまり筆が進まないので、ストックがあるこちらを更新というわけです。
ストックを全て投稿し終わったら、近いうちに前話、並びにこの話を加筆修正をすると思いますので。
ご都合主義乙!
そんな第26話、どうぞ。
Side.other
オスティア崩落から約2年。今はなきウェスペルタティア王国の女王アイネ・アナルキア・エンテオフュシアと王女アリカ・アナルキア・エンテオフュシアの処刑の日が迫っていた。
彼らは知らない。自分達がある者たちの手のひらの上で踊らされていることに。
Side.end
Side.紫稀
やっとこの日が来た。アリカとアイネ女王が逮捕された時からガトウやタカミチ、クルトと共に着々と準備を進めてきた。元老院議員に巣食う老害の処理のために。
私達【
そして衆目の前にアリカとアイネ女王が姿を見せた。
「——魔獣うごめくケルベラス渓谷———」
計画開始の時は来た!?
Side.end
Side.other
「——魔獣うごめくケルベラス渓谷。魔法を一切使えぬその谷底は魔法使いにとって、まさに「死の谷」。古き残虐な処刑法ですが・・・この残酷さをもって、ようやく、魔法世界全土の民も溜飲を下げることとなりま「そうだな。確かにその通りだ。やっと腐った老害を駆逐出来る」しょ・・・誰だ!?」
処刑の方法を説明していた元老院議員の言葉を遮る声があった。
その声の持ち主は神儀紫稀。
魔法世界では零崎蒼識のほうが有名であろう。
「誰とはご挨拶だな、元老院の腐った老害共。生放送で今回の処刑を流したり、ここに集まってる人間に関して何か思うところはないのかい?」
「貴様は零崎!?何故貴様がここに!?ハッ!?」
紫稀の言葉に反論するも何かに気付き口を閉ざす。
「そう、その通りだ。お前さんらが思ってる通りだよ。実を言うとな、今回の処刑を生放送にしたり、ここに集まってる人間を処刑に立ち合わせるように調整したのは私達【
「なにっ!?どういうつもりだ!?」
紫稀の登場と共に老害たちは周りを警戒する。
「別に説明する必要性はないんだけどな、一応説明してやるよ。今回の処刑対象はアイネ女王でもアリカ王女でもないんだ。一部を除いたお前達元老院や帝国の政治家達なんだよ」
「対象が私達だと!?一体何を言っている!?」
「何ってお前達が一番分かっているはずだろう?【
紫稀の言葉を聞いていた一部以外の周りの人間や、生放送を見ていた魔法世界の住人の顔には驚きや憎悪、怨嗟しかなかった。
一部と言うのは当然、【
「実はさ、あんたら全員の不正に関する証拠は既に余さず調べ上げて、ここにあるんだわ」
そう言った紫稀の手に、かなりの量の紙束があらわれた。それを紫稀はカメラに向かって掲げ、話しを続ける。
「それとさ、この証拠の数々には【
紫稀の言葉を聞いて逃げようと画策する人間がいたが、隠れていた【紅き翼】の面々や彼等の行動を事前に知っていた個人的な繋がりのある人物たちによって、悉く邪魔されて失敗していた。
「そしてさ、この中に【
その発言と共に魔法世界の住人達は更なる事実に驚愕しかなかった。
「まぁー、なんだ。前口上が長くなっちまったけど、処刑対象はこの書類の中に名前が載っている人物達だ。あぁー別に名前挙げなくてもいいよな?既に私達の手で拘束してあるし」
紫稀の言葉を聞くまで気付いていなかったのか、多くの人間が既に身動きの取れない状態になっていた。
「というわけで、兵士諸君。拘束されている人物達を問答無用で谷底に落としてくれたまえ。それで戦争を引き起こしていた連中の処刑は終了だ。そして、アイネ元女王とアリカ元王女の拘束を解いてくれよ」
その言葉を合図に、多くの兵士が拘束されていた人物たちを谷底に落としていく。アイネとアリカの近くにいた兵士は拘束を解くほうに向かっていた。
「アイネ嬢、アリカ。ウェスペルタティア王国は滅んだ。お前達は既に女王でも王女でもない、ただの女性だ。これからは好きに生きるといいさ。あぁーアイネ嬢にはナギが言いたいことあるからそっち行ってくれ。私はアリカに用事があるから」
「あ、あぁー・・・。今回のこと感謝するシキ」
「気にするな。私は元老院の老害が気に入らなかっただけだ。お前達が助かったのはただのおまけだ、おまけ。ほれ、さっさと愛しの騎士の方にでも行って来い」
紫稀が言った「愛しの騎士」のところでアイネは真っ赤になるも、ナギの方へ向かう。アイネの背中を見送りながら紫稀は再び口を開く。
「さて、アリカ。実はお前さんに言いたいことあるんだけど聞くか?」
「なんじゃ、その歯切れのない言い方は。お主らしくもないではないか」
アリカの言うとおり、今の紫稀の口調はお世辞にもはっきりしているとは言えなかった。
「まぁーなんだ。ある意味最悪な気もするんだけど、正直な気持ちを言いたくてな」
「は?何が言いたいんじゃ・・・?」
アリカは紫稀の言おうとしていることを理解できず聞き返す。いや、これだけで理解しろってのが不可能ではあるが。
「ウェスペルタティアの王女でないアリカという女性に言う。私は男としてお前を愛している。私の妻になってくれ」
「は?お主はいきなり何を言い出すのじゃ?そう言ってくれるのは嬉しいが、おぬしは既にエヴァンジェリンと結婚しておるではないか?戯言も過ぎるぞ」
アリカは紫稀の言葉を信じきれない。そりゃあ、既婚者である紫稀からプロポーズを受けるとは思わないだろう。
「いや、この件は既にキティからも許してもらっている。お前が私に只ならぬ恋愛感情を抱いていたことも承知の上でだ」
「そうだとしても、一体何故じゃ?」
「最低なことを言っていることは重々理解している。だがしょうがないだろう。私は男としてアリカという女を愛してしまったのだから」
「・・本当に私でもいいのか?」
紫稀の言葉に恐る恐る言葉を返すアリカ。
「アリカじゃないといけないんだ!キティも愛しているが、同じくらいアリカも愛しているんだ!どちらかを疎かにするつもりもない。平等とか均等に愛するのではなく、私の全ての愛を二人に注いで見せる!?必ず二人とも幸せにするさ!?」
「だったら私の返事は決まっている。私はシキの妻になりたい!私の全てを使って私はシキを愛すると誓おう」
紫稀の宣言にアリカは誓いで返す。
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紫稀とアリカがお互いにプロポーズをしている時、もう一組はどうしていたかと言うと。
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「アイネ、アンタのことが好きだ」
「なっ!?」
ナギの唐突な発言に、アイネは顔を真っ赤にして言葉が出なくなっていた。
「俺と結婚してほしい。・・アンタの言う罪や後悔も・・・まだ残る民への責任ってヤツも・・全部一緒に背負ってやるぜ」
その言葉にアイネは驚きを隠せない。
「なっ」
「む・・・」
自分が背負うと決めた全てを、一緒に背負うと言ってくれる最も愛おしい男。
アイネは少し考え、自身に宿る想いを告げる。
「はいっ」
と。
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こうして今日、魔法世界で一番有名になる新たな二組の夫婦が生まれ、大分裂戦争の真実は明かされ、
「災厄の女王」と「災厄の王女」と言う烙印は消え去り、女王と王女は真の英雄となった。そして彼女達二人は表舞台から去ったと言う。
Side.end
文章構成がめちゃくちゃだ・・・。
ついでにご都合主義乙!!
次回大戦終了から麻帆良行きまで!