世界の枠から外れた者   作:裂やん

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なろう時代、何故か投稿内容が変わっていました。

懐かしいものです。


第2話

1.名前を考えよう

 

Side.other

 

 少年には後回しにしまくっていた悩みが何個かある。

 

 その1つが名前である。

 

 この世界に転生してきて現実時間では約25年、魔法球内時間では300年が過ぎていた。

 それなのに未だに名前を後回しにしていたのだ。

 理由を挙げるとするならば、

 自分以外に意思疎通の出来る生物がいないからである。

 呼んでくれる相手がいないのだから焦る必要がないとも言えるのだが。

 

「さて、やっぱ型月作品や西尾先生の作品のキャラから取りたいなぁー」

 

Side.end

 

 

 

Side.紫稀

 

「さて、やっぱ型月作品や西尾先生の作品のキャラから取りたいなぁー」

 

 んー顔の造詣は『空の境界』の両儀式を多少男性よりにした感じなわけだしなー。

 ファーストネームは式をもじって紫稀にすればいいとして、苗字が大変だな。

 西尾先生の作品の方から少し持ってくるか・・・。

 神原後輩の神と両儀の儀で神儀でいいか。

 

 神儀(カミギ) 紫稀(シキ)

 

 何か色々と痛い感じがするが気のせいだと思いたい。

 

 次は裏の名前だな。零崎○識を使うからなー。

 ここは型月辺りから選ぶとするか。

 ここはやっぱり式の関係者の橙子さんの苗字の蒼崎から取らせてもらうか。

 

 零崎(ゼロザキ) 蒼識(アオシキ)

 

 これでいいかなー?

 

 まぁー当分誰かに向かって名乗ることもないんだろうけどさ・・・。

 

Side.end

 

 

 

Side.other

 

 こうして少年の表と裏の名前は決まった。

 

 表は神儀 紫稀。

 裏は零崎 蒼識。

 

 裏の名前が最初と最後を抜くと蒼崎になるのは紫稀や作者の意図したことではない。

 

Side.end

 

 

 

2.爺(最高神)との連絡手段を考えよう

 

Side.other

 

 少年改め紫稀は名前を考えた数日後再び悩んでいた。

 

「最高神の爺さんとの連絡手段考えるか・・・」

 

 そう天界にいる最高神との連絡手段である。

 転生してから最高神との接触があったのは、属性や無詠唱に関する手紙を貰った1度きりである。

 

 だからこそ悩んでいるのだ。

 

 現在はまだ修行中なため最高神と接触する必要性がない。

 だが、現実世界(新旧世界問わず)を旅することになったときに不都合が生じた時のための最終緊急措置としてすぐに連絡が取れるようにしたいのだ。

 

 その為の連絡手段の模索である。

 

「んーとりあえず1度接触しないとなー。

 何回か叫びながら呼べば反応あるかなー?試してみるか。

 おーい!最高神の爺さぁーーーーーーーん!!」

 

 即断実行。

 

 魔法球内で叫びだす紫稀の姿がそこにはあった。

 

 魔法球の中でなければ間違いなく黄色い救急車を呼ばれることは必至だろう。

 

Side.end

 

 

 

Side.爺(最高神)

 

 ふぉっふぉっ、あやつは元気にやっておるかのぅ。

 

 天界とあやつを転生させた世界は時間の流れが違うからどれくらい経ったのかわからのが今は修行中じゃろうな。

 あやつが気になるしちょっと様子見でもしてみるかのぅ。

 えっと、修行中ならまだ魔法球とやらに入ってるおるんじゃろうから手紙を送った座標でいいかのぅ。

 

『おーい!最高神の爺さぁーーーーーーーん!!たまに覗いてたりするんだろう?聴こえてたら返事してくれないかー!!』

 

「失礼じゃのお主。今まで覗いたことなんかないわい!今回は気になったから様子を見ておこうと思ったのじゃよ」

 

『そーなのか。てっきり能力くれた美人さんとかとちょくちょく覗いてるもんだと思ってたよ』

 

「それで、なんかあったのか?些事なら解決してやれるが?」

 

『いやなに、今回は爺さんとの連絡手段を作ろうと思ってな。毎回こうやって叫ぶのは流石に恥ずかしいわけだし。それに一から作るのが大変なんで爺さんの私物で同じのが何個かあるのを送ってもらおうと思ってたんだ』

 

「ふむ、天界の物質で出来たわしの私物を使うことによって電波的なのをスムーズに送るためと言ったところかのぅ?」

 

『そんな感じだ。で、使えそうな物はあったりするのか?』

 

「少し待っておれ、探してみるから」

 

 んー同じのもで複数あるやつか・・・。

 同じ形、同じ形・・・。

 そういえばあれがあったかのぅ。

 

「丁度良さそうなのがあったぞ」

 

『どんな物だ?』

 

「杯じゃな」

 

『なるほど。それは結構使いやすそうだ。それじゃ2つこっちに送ってもらっていいかね?』

 

「うむ、今そっちに送るぞ」

 

 送ったがどんな風にするのか楽しみじゃのぅ。

 

Side.end

 

 

 

Side.other

 

『うむ、今そっちに送るぞ』

 

 最高神が言い終わった時には既に紫稀の目の前に2つの杯が送られていた。

 

「(あまり鑑定眼はないが、流石に天界の物質で作られてるだけあって中々に上質なようだな)。

 さて、それじゃ術式を刻むとしますかね」

 

 そう言うと紫稀はどこからか儀式用短剣を取り出しつつ、1つの杯に術式を刻んでいく。

 するともう片方の杯も同じ術式が刻まれていく。

 

 術式は仮契約(パクティオー)カードの念話《テレパティア》機能の応用版。

 触れてない杯に術式を刻んでいる方法は、めだか箱の不慮の事故(エンカウンター)を改造し、自分以 外のダメージも押し付けれるが押し付けれるのは半分だけという新しい過負荷(マイナス)である。傷み分(イーブン)けといったところだろうか。

 

 そんな能力の無駄遣いをすること十数分。

 

「よし、完成っと。

 爺さん出来たから片方回収してくれ。回収したら使い方説明するから」

 

『もう出来たのか?じゃ回収するぞ』

 

 その言葉通り2つあった杯は1つになっていた。

 

 紫稀はそれを確認してから説明を開始する。

 

「素材が杯ってことで連絡方法には水を使う。

 この杯に水を注ぐともう片方の杯にも水が注がれるようになっている。

 それである一定量まで注ぐと水面に相手の顔が映るようになる。

 この場合私のほうには爺さんの顔が、爺さんの方には私の顔がって感じだな」

『ほー中々器用じゃの』

 

「まぁー試してみた方が早いな。水を注ぐぞ」

 

『ふむ、こっちの方も自動で注がれておるよ』

 紫稀が杯に水を注いでいると最高神のほうの杯にも同じように水が注がれている。

 

「どうやら成功のようだな。あともう1つ機能があって水面に向かって物を入れればもう片方の杯の方に転送されるようになっている。手紙の時、私の座標を特定して転送したんだろ?これなら座標の特定は必要ないから手軽に送れる。何かあったら紙に用件書いて送ってくれればすぐに連絡が取れるから」

 

『お主のほうも何かあったら連絡するとよいぞ』

 

「そうさせてもらうさ。それじゃあ」

 

『うむ、またのぅ』

 

 こうして、無事、最高神との連絡手段を作創った紫稀であった。

 

Side.end




さて主人公の名前は決定したのですが、
仮契約のアーティファクトが作れません。
万能すぎる主人公にアーティファクトって邪魔ですよね・・・。
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