文章が怪しい部分も多々ありますが、ご容赦の程を。
エヴァ様と遂に合流だよ!
ここまで長かった・・・。
そんな29話、どうぞ!!
Side.other
一つのイレギュラーの存在によって本来の正史から外れた物語。
その物語はさらに正史から外れる。
2001年。
神儀紫稀が麻帆良の地にいるというそれだけで。
この物語の行き着く先は一体どこなのか。
今それを知ることは誰も出来ない。
Side.end
Side.紫稀
キティを放って16年。やっと再会出来るぞーーー!!
長かったなー・・・。自分から会わないようにしてたのだから自業自得だけどさ・・・。
まぁーその16年間に何があったかなんて、過去を振り返れば誰でも知ることできるから割愛するけど。
現在、私は
「よし、
「勿論じゃとも。紫稀殿とアリカ殿にはエヴァ殿とアスナ君や木乃香たちと同じ「1-A」に共学校を作るためのテストケースとして通ってもらう」
「テストケースと言う建前で、本音と見せかけたアスナや木乃香の護衛と言う別の建前をさらに準備して、私がキティたちと一緒に学校に通いたいと言う本音を隠してな!」
「シキ・・・お主そんなことを考えておったのか・・・」
あれ?アリカは知らなかったっけ?まぁーいいか。
「で、担任はガトウかタカミチなんだろ?キティたちには私たちが今日来るってことは話してないんだよな?後は夜にでも世界樹前の広場で実力を示すために模擬戦でもするのか?」
「担任はガトウ君で副担任にタカミチ君を指名しておる。紫稀殿たちと関わりのある人物たちには話しておらんし、新しい警備員として魔法先生、生徒たちに夜にでも紹介しようと思っておる」
「そうか。ついでに広域指導員の仕事もくれよ。特別広域指導員ってことでその辺りの権限くれや」
「紫稀殿が広域指導員になってもらえるのなら、麻帆良の治安ももっと安全になるじゃろう。こちらからもお願いしましょう」
「と言うか無理に敬語使おうとするな、似合わない」
「フォッ、そうかのう?まぁー紫稀殿がよいなら普段どおりにしようかのう」
「そうしておけ。それで担任のガトウはまだか?」
「もう少しで来るはずじゃ」
普通なら最初からそばにいろよな。ん?足音聞こえてきたってことは来たか?
「学園長、ヴァンデンバーグです」
「入っとくれ」
さぁーどんな反応をしてくれるかな?
「はい、失礼しま・・す・・・ってシキにアリカ様じゃないですか!一体こんなところで何をしているんですか!?」
「何ってここに通うんだよ?勿論アリカも一緒だけど。お前のクラスに諸事情で遅れる2人がいただろう」
「シキの言っておる通りじゃ。ガトウ、落ち着け。あと煙草もやめるのじゃ」
「はぁー。分かりました。あと煙草は精神を安定させるためなので今更やめるのは無理です」
うわぁーヘビースモーカーじゃねーか。肺がんになっても知らん。ってガトウがヘビースモーカーってことは、まさか・・・?
「おい、ガトウ。まさかと思うが、タカミチまでヘビースモーカーになってないだろうな?」
「ギクッ!?ヤ、ヤダナーソンナコトアルワケナイジャナイカ」
「棒読みで言っても信憑性がないぞ?はぁー純粋だったタカミチ少年までヘビースモーカーになるなんて・・・」
「師事した相手を間違えたな、タカミチ・・・。可哀想にのう・・・最初からシキに師事しておれば健康体でいられて強くなれてたのにのう・・・」
「ひ、酷くないですか!シキどころかアリカ様まで!?」
「「客観的事実を述べただけ
あっ、トドメ刺したっぽい。orzなってる。どうでもいいな。
「おい、ガトウ。いつまでも膝ついてないで、私とアリカをお前のクラスまで案内しろ」
「あとクラスの名簿があれば貸すのじゃ」
「あっ、はい。名簿はこれです」
「じゃ、じじい。また後でな」
「フォッフォッフォッ。では夜にのう」
そして私たち三人は学園長室を後にした。
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現在、「1-A」に行くために廊下を歩き中・・歩き中・・・。
さてと、名簿の確認っと。おっ、10番と12番が空いているってことは10がアリカで12が私かな。
「ガトウ、私とアリカの説明はどういう風になっている?」
「シキがさっき言ってたように、諸事情で入学式に間に合わなかったということになってたと」
「それで、今日はタカミチはどうしたのじゃ?」
「タカミチ君なら「悠久の風」の方の仕事で出張中です」
「そうかそうか。で、このトラップは一体なんだ?」
黒板消しトラップって古風すぎじゃね?
「あぁーこれは入学式の日にトラップが仕掛けてあってそれを私が攻略したら何日かに1回仕掛けられるようになったんだ・・・」
「理解した。じゃーこのトラップは私が攻略してもいいな?」
「いいけど、どうするんだ?」
「なに、第一印象は大事だろ?」
そう言って私は勢いよく扉を開けて中に入る。
まずは黒板消し。頭上10センチのところで掴み黒板の方へ投げ戻す。
次に下に張られているロープを踏み、後ろから飛んでくる矢を3本とも振り返らずにキャッチ。
最後のバケツを水がこぼれない方に受け止め床に下ろしながら教壇へ。
『『『おぉ〜〜!?』』』
「「「ちっ」」」
完全攻略したことによって驚いているようだな。一部は舌打ちしていたが。
その辺はあとにして、ここで挨拶!某魚箱の会長をリスペクトだ!!
「世界は平凡か?未来は退屈か?現実は適当か?安心しろ。それでも生きることは劇的だ!そんなわけで本日より、この私が君たちのクラスメートだ」
決まった・・・!?
「お主は何をやっておるのじゃ、シキ」
あいたっ・・・。誰だ、人が成功の余韻を味わっていたと言うのに・・・。まぁー誰かなんて分かっているけれど。
「アリカ、持ってる名簿で頭を叩くな。痛いじゃないか。と言うかいつの間に隣にいた」
「お主がふざけておったからじゃろう?あと、お主の3歩後ろを普通に歩いてついてたまでじゃ」
アリカの気配ってたまに感じれなくなるから困るんだよな・・・。
「はいはい、二人ともそろそろ落ち着いてもらえないかな?」
「ガトウ、お前影薄かったな」
「シキ・・・それを言わないでくれ・・・」
あっ、そう?どうでもいいけどさ。
「そろそろ紹介してくれよ」
「そうだね。彼らは諸事情で遅れて入学式に参加出来なかった、君たちと同じ新入生だ」
「神儀紫稀だ。シキと呼んでくれ」
「神儀アリカじゃ。アリカでよい」
ふむ、驚いているアスナとマナの反応は予想通りかな?
木乃香と刹那は「もしかして」みたいな顔だな。
キティ?キティはさ、飛びついてくること分かってたから、結婚指輪に仕込んでおいた術式で金縛り中だ。飛びつきたいのに体が動かないと言うジレンマを味わっているところだろう。決してキティの扱いが酷いわけではないぞ?このあと質問攻めにあうんだから、今は落ち着かせておかねば。
『『『
「「ん?」」
『『『
うぉっ、想像以上だ、この元気さは。
「ねぇねぇ、年はいくつ〜?」「
前言撤回。この元気のよさはあり得ん・・・。と言うより質問が多い。
「はいはい、みんな静かにね」
そう言うなら最初から抑えろよ・・・。
「ガトウ、1時間目はお前の授業だったか?」
「確かに私の授業だ」
「ならその時間を私とアリカへの質問タイムに変えてもらえるか?」
「そうだな。ここで質問を禁止したら後で大変だと思うから、そうするか」
『『『やった〜〜〜!!』』』
いちいち騒がんでくれよ・・・。
「んじゃ、質問形式は出席番号順で1人1つでいいか」
『『『りょ〜か〜い』』』
「出席番号1番は、いないようだから2番か。ん?ゆーなじゃないか」
「やっほ〜、久しぶりだね二人とも。んじゃ私からの質問は無難に何故ここに通うようになったのかにゃ〜?」
「各中等部には共学校がないから新設するときのためのテストケースとして通うようになった。と言う建前で、とある人物の護衛のためと言う更なる建前で、私が通いたかったという本音を隠している。まぁーほぼ戯言だが」
本当は全部真実だけどな!!
「私は、ついでじゃ。シキが通うからみたいなものじゃな」
「じゃ、次の朝倉和美だな」
「それじゃ、ゆーなやこのクラスに沢山いる神儀姓、お二人の関係は?あと気になる子は?」
「後者は誰か別のやつに質問させろ。前者だが、ゆーなとは家族ぐるみの付き合い、アスナ・マナ・エヴァ・茶々丸は『家族』だ。この場合は血縁ではなく、絆とか信頼とかの類で繋がっている『家族』のことだ。これで満足だな?」
茶々丸に関しては今知ったばかりだがな。いや、知識的には知ってたけど。
「次、綾瀬夕映」
「それでは、お二人の趣味は」
「私の趣味か・・・。あえて言うなら読書、鍛錬、料理と言ったところだな」
鍛錬ってところで反応したのが2人?3人?程いたな・・・。無視しとこう。
「私は特筆するものはないな」
あれ?アリカって無趣味だったっけ?
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「次は6番の大河内アキラ」
「スポーツで何かやってますか?」
「スポーツねぇ〜。あんまりしてないな。剣術や体術といったものならやってるんだがな」
「私も似たようなものじゃな」
「強いて言えばウォーキングかね?と言うか旅してたからスポーツなんてものじゃないが」
んー鍛錬もいいが、何かスポーツにでも手出しておくかなー?
「それじゃ次の柿崎美砂」
「んじゃ、さっき朝倉がはぐらかされた質問の気になる子は?」
「気になるのと言っても一概には言えないほど種類は沢山あるが、まず一番はエヴァとアリカだ。次にアスナ・マナ・茶々丸・木乃香・刹那・ゆーな。いいなと思うのは大河内アキラ、那波千鶴、長谷川千雨だな」
あっ、キティが真っ赤だ。後で撫でとかないと。木乃香と刹那、ゆーな、最後に挙げたのも照れてるっぽい。ちうたんは微妙だが。
「私は同性愛者ではないから関係ないな」
「8番の春日美空」
「んじゃ、年齢は?」
「お前達と同学年なのに質問する意味がわからない」
「女性同士とはいえ年を尋ねるのはどうかと思うぞ?」
「さて、神儀家は飛ばして「「「なっ!?」」」・・・15番の釘宮円」
「それじゃ無難に好きな食べ物とかは」
「「特になし。嫌いな食べ物もない」」
『『『おぉ〜シンクロしてる〜』』』
「次16番、古菲」
「勝負するアル!」
「はい却下ー。次、木乃香」
「もしかしてしーくんとアーちゃん?」
「その通りだが、その呼び方はやめてくれ。シキとアリカで頼む・・・」
「私からも頼む・・・」
「むぅー。わかったえ」
「で、18番早乙女ハルナ」
「さっきの気になる人で挙げた人との関係と理由を教えて」
「朝倉のときのは最低限しか言わなかったからいいだろう。エヴァとアリカは私の婚約者だ。因みに私たちの家柄的に一夫多妻は問題にならん。そして木乃香と刹那、ゆーなは8年くらい前にあっていて前二人とは幼馴染だ。最後の三人は外見的に好みだからだ。残りは朝倉のときの回答と同じだ」
『『『まじで〜〜!?』』』
「で、その頭にあるのは触覚か?ある生き物を連想するから引っこ抜いてもいいか?」
「ひどっ!?というか普通に髪の毛だから、それだけは勘弁して頂戴」
「そうか、それは残念だ。それじゃ次は刹那だな」
「あっ、はい。質問ではないのですが、後日でいいので剣の手合わせをお願いします」
「いいだろう。同じ流派の史上最強の剣士として手合わせしてやる。それと私からも一つ質問。と言うより『あのとき』の言葉を理解出来たか知りたい」
私たちが京都を離れるときに刹那にいった言葉。
「護りたいものが出来たなら立場がどうとかでなく最後まで傍で護り抜け。命を賭けてではない。自分の命も一緒に生きて護り抜け」
つまりは木乃香を護りたいなら身分に捕らわれずに常に隣に立ち、そして護り抜き、寿命以外で死ぬなってことだ。
「大丈夫です」
おぉーいい笑顔じゃないか。助言しておいてよかった。
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「22番、超鈴音」
「ふむ、それじゃ火星人や未来人についてどう思うカ?」
「別にどうでもいい。強いて言うなら私は私であって私以外の何者でもないし、何者にもなれない。そこに外国人や宇宙人、天才なんてものは関係ない。それはただの付加価値、つまりおまけなだけで、本質ではないからな。簡単に言えば超鈴音、結局お前はお前以外の何者でもないしお前以外の何者にもなれないという事だ『似非中華火星未来人』」
「『ッ!?』・・・貴重な意見だったネ。タメになったヨ」
「次、23番長瀬楓」
「拙者と「はい、却下ー」最後まで言わせてほしいでござる・・・」
「黙れ忍者。忍者なら完璧に一般人に擬態しろ。語尾にござるつけてる時点で正体を隠す気、最初からないだろ!」
「何のことでござるか?拙者は忍者なんかではないでござるよ」
「もう、どうでもいいや。次は24番那波千鶴」
「先ほどの気になる発言はどうしたらいいのかしら?」
「なんなら高校卒業したら私のところに永久就職でもするか?」
「「何故口説いて
キティの金縛りも解いてるからアリカとダブルで叩かれた・・・。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「んじゃ28番長谷川千雨」
「那波さんじゃないが、私も一体どういう反応すればいいんですか?」
「だからさっきも言ったとおり永久就職でもするか?楽して暮らせるよ。私の個人資産だけでも莫大だし、エヴァやアリカの個人資産も私よりも少ないだけで莫大なのは変わらないし。女としての幸せも与えれると思うし」
「「だから何故口説く!」」
いいじゃないか、英雄色を好むって言うんだから・・・。あれ?なんかこの16年で私の貞操観念変わってないか?おかしいな・・・。私に何があったんだろ?
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「31番の雪広あやか」
「では、先ほどからヴァンデンバーグ先生のことを呼び捨てにしていらっしゃいますが、どういったご関係で?」
「ガトウと今日はいない副担任のタカミチとは昔からの知り合いだ。因みにタカミチの体術や戦術の師匠でもある。それと実力はガトウよりも圧倒的に私のほうが上だ。よって私はガトウたちから敬われる立場だ」
「ガトウは私の家の使用人みたいなものだったから、今更敬語など無理じゃな」
確かに【
「そうなんですか」
「じゃ32番の四葉五月」
[趣味に料理と言ってましたが得意な種類はなんですか?]
「特筆したものはない。が、和洋中大抵のものは作れる。」
「次の33番ザジ・レイニーデイ」
「特にないです」
こんなところかな?
「はい、それじゃー質問タイム終了な。あと、言い忘れていたが、私は1-Aの生徒であると同時に「広域指導員」も兼任している。あまりハメを外して騒ぎすぎると指導室送りにして新田先生からの説教受けさせるからなー」
『『『え〜。横暴だ〜』』』
「適度に騒ぐのは許容するんだ。騒ぎ過ぎなければ問題ないだろう?」
『『『うっ・・・』』』
「何かに巻き込まれてた時は助けてやる。あとさんとかちゃんとか面倒だから苗字か名前を呼び捨てにするから」
『『『は〜い!』』』
「じゃ、ガトウ。もういいぞ」
「そうかい?なら時間も半分しかないけど授業しようか。シキはエヴァの隣、アリカさんはその隣で」
「了解っと」
「ガトウにさん呼びされるのは慣れぬな」
「今は生徒なんですから勘弁してください」
「分かっておるわ」
コントですね、わかります。
「アリカ、さっさと席に行くぞ」
「あぁ」
「じゃ、教科書の14ページを開いてくれ」
「(愛しのキティ。会いたかった)」
「(16年も放っておいてよく言うわ)」
「(これからはずっと『家族』一緒に暮らせるんだからいいだろう)」
「(今回はそれで勘弁してやる。ところでこの呪いをどうにかしろ)」
「(呪いね。てかこれ誰にやられたんだよ)」
「(
「(因みに私はあいつから何も聞かされてないからな。呪いなら後で解く)」
「(やっと自由になれるのか)」
「(あと3年間は学園に通うぞ。いいな?)」
「(いまさら3年なんて大したことはないから構わん。それにシキが戻ってきたという事は退屈しなくて済むだろうしな)」
「(さいですか)」
まぁー中学程度の勉強はしなくてもいいんだけどな。学生生活ってのを楽しみたいのさ。
さて放課後は魔法使いとしての集まりまで何をして過ごそうかなー
Side.end
やっと麻帆良入りしました。
にじファン投稿時、ここまで3週間ほど掛かってましたね……
分かってた人も多いようですが、紫稀とアリカは生徒としてA組入りです。
時間が全く経過していない!?
次回は、紫稀たちの歓迎会と魔法先生・生徒たちの顔合わせ模擬戦かな?
紫稀と当たるのは自然とガトウになるかな?
タカミチがガトウを超えているって言うのもありか。
アーニャの修行内容をどうするかなー。